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新生児聴覚スクリーニング事業

 4月11日診療を終えて高鍋駅へ(時間が合えば、電車が一番速い)。宮崎行きへぎりぎりセーフ。宮崎市内で行われた「新生児聴覚スクリーニング事業」に関する講演会に出席してきました。講演会会場到着もぎりぎりで、空いている席は一番前。そこで2時間超の講演を聴きました。現在、新生児聴覚スクリーニング事業で一番の先進県は岡山県。岡山大学の耳鼻咽喉・頭頸部外科から現在中心的役割を担っている福島邦博先生がみえて、その取り組みの紹介がありました。1人/1,000人の割合で生まれてくる難聴のお子さんを産婦人科に入院している段階でスクリーニング。スクリーニング後の精査で約40%が真の難聴ということです。難聴が判明したら早期に補聴器をつけたり、必要に応じて内耳の手術等を経て早期療育をすることでかなり言語発達が望めるという事でした。宮崎の現状を、宮崎大学医学部の牛迫泰明先生が発表されましたが、全国に比べるとまだまだ遅れており、今年度から本格的にスタートするようですが、まだ詰めの作業が残っている段階のようです。現場の産婦人科の先生にとっては、検査機器の導入、検査時間の確保とかなりの負担増となるようですが、産科、小児科、耳鼻科が連携してこのスクリーニング事業が円滑に運営されるようにという思いもあってか、このような講演会では珍しく、産科・小児科・耳鼻咽喉科合同カンファレンスという形をとりました。あとは、センターとなる施設の人的、財政的保証、スクリーニング事業から漏れる施設、助産施設、自宅出産の子ども達への対処等、行政の支援、連携がどれだけできるかでしょうか。
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