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地域連携懇談会

 昨日は、古巣宮崎生協病院の第10回地域連携懇談会に参加してきました。久しぶりに懐かしいスタッフに会えました。さて、特別講演は東京慈恵会医科大学小児科医診療部長の勝沼俊男准教授。ちなみに、東京慈恵会医科大学の創始者は、ビタミンの父とも称される宮崎の旧高岡町出身の高木兼寛です。本題に戻ります。今回の講演のテーマは『小児アレルギーのA to Z』と題して1.乳幼児喘息、運動誘発喘息 2.アトピー性皮膚炎 3.食物アレルギー 4アナフィラキシー の項目に関してわかりやすく話して下さいました。印象に残ったことを書いてみます。運動誘発喘息に、抗ロイコトリエン薬が効果があること、アトピー性皮膚炎の治療でステロイドに嫌悪感を抱く保護者の方が多いけど、アトピー性皮膚炎の慢性瘙痒(Alloknesis)には、初期にしっかり(3,4週間)ステロイド軟膏を使うことが大事。食物アレルギーは乳児期の6~10%にみられるが、入学前には1~2%に減る。保育園からよく血液検査をするよう言われたと来院される方がいるが、血液検査の数値がそのまま除去食の目安とはならない。血液検査強要は子どもへの虐待と思われるときもある。食物アレルギーは食べてみないとわからない。半分以上が必要のない食事療法を行っている。アナフィラキシーに関しては、調布市の学校で起こった例をあげながら、対処法だけでなく、起こしにくくする努力の必要性も話されました。また、現在内科で使われているアレルギーに関係するIgEを押さえる新薬(注射薬)が、小児へも使えるようになるとの情報提供もありました。重症喘息の子どもには朗報です。
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