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新会長誕生

 今日は宮崎県小児科医会春期総会と学術講演会でした。総会では事業計画と予算案とともに欠員となっている会長選挙がありましたが、現会長代行の三宅和昭先生が次期会長に推薦され、全会一致で次期会長に決定。新体制がスタートすることになります。また、会員発表と特別講演計4題の講演がありました。最初は『タンデムマス法を用いた新生児マススクリーニング検査の導入にむけて』について宮大小児科の澤田浩武講師が発表。宮崎では4月から全県下でこのスクリーニングがスタートする予定であること。今までの新生児マススクリーニングに比べ20種も多い代謝異常が早期発見出来、早期治療が可能になることを話されました。2題目は、今日の宮崎日日新聞でも取り上げられていましたが、『予防接種における宮崎市方式について』。ワクチン助成が全国トップクラスの17種に。小児科関係では今まで全額自己負担だったロタ、B型肝炎に加えて、水痘、おたふくかぜへの助成が始まること。しかも水痘、おたふく風邪は全国初の2回の補助が出ることを宮崎市保健所長の伊東芳郎先生が発表されました。宮崎市から県下全市町村に広がってほしいと思います。次は『宮崎県における新生児聴覚スクリーニングの現況』宮大耳鼻咽喉科の東野哲也教授が講演。新生児難聴が1,000人にひとり、宮崎県では年間10人の両側難聴が発生していること。早期診断、早期治療(人工内耳など)で効果が出ていること、難聴支援センターが開設されたこと、おたふく風邪による難聴も多いことが報告されました。最後に『感染症としての小児う歯の病院論とその予防』長崎大大学院の小児歯科の藤原卓教授が講演されました。宮崎市の砂糖購入量が全国トップでそれに比例してう歯の数も多いことを話されました。小さい子どもには甘みを控え、かみあたえをしないこと(母親からミュータンス連鎖球菌が子どもに移行)、歯垢をつけないようにするために歯磨きが大切なことを実際の症例を提示されながら話されました。ここに書ききれない多くのことを学んだ充実した時間でした。
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