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感染症危機管理・予防接種実務担当者研修会(その1)

 9日夜7時〜9時まで行われました。昨年の集団発生を受け、講師の話も「麻しん(はしか)」からでした。以下、自分なりにまとめてみました。
1)麻しん
・非常に強い感染力(空気感染;麻しん以外に空気感染するおもなものは、水痘、結核)
・特効薬はない:ワクチンが非常に有効。
・麻疹にかかると先進国でも3割が入院、1/1,000人が死亡。(沖縄では1998〜2001年に9人の子どもが麻しんで死亡、うち4人は0歳児。0歳児は現時点では麻しんの定期接種の対象外。1歳以上の周囲が予防接種を受けて麻しんの発生を防ぐことが大事。
・SSPE(亜急性硬化性全脳炎):小児期に麻しん感染した子どもが2〜10年の長い潜伏期間を経て進行性に発症。高度の認知症、昏睡状態となり死に至る病気(私自身も国立精神・神経センター時代に、SSPEの子どもの主治医になったことがあります。全国模試でトップレベルに入るような優秀な中学生でしたが、残念なことに亡くなりました。)
・MRの1期、2期の接種率を95%以上にあげて、平成27年度までに麻しんを排除したい。
2)風しん
・昨年は風しんが大流行(2008年以降最多):成人での流行がみられ、男性が約1,600名と女性の3倍。しかし、女性の報告例のうち約70%が「出産年齢群」。
・先天性風しん症候群(胎児に先天性心疾患、難聴、白内障などが生じる)の発生:海外(昨年ベトナム全土で流行)で風しんに罹患したケースも。
・MRワクチンで予防を。
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