FC2ブログ

最近読んだ本

 竹島(独島)や尖閣諸島(中国名・釣魚島)がマスコミを賑わしています。日韓問題や日中問題として政治的にもクローズアップされている今、表題に惹かれて門井慶喜著 『竹島』を読んでみました。といってもノンフィクションではありません。竹島の帰属に関する記述がある古文書を巡って、民間人と新米外交官の丁々発止のやりとりがテンポよく展開されます。もしかして、実際の外交も似たようなことがあるのかななんて思いながら、今の日韓のやりとりをみてみるのもおもしろいかもしれません。もう一冊は東野圭吾著『ナミヤ雑貨店の奇跡』。今までのミステリーとはちょっと違ったファンタジーといってもいいでしょうか。途方もない話なのですが、パズルみたいによくもこんなに話がつながるなぁと感心させられました。最後の方は、将来の展望を見いだせない若者や思春期まっただ中の子どもたちへのメッセージのようにも思えました。3冊目は重松清著『青い鳥』。短編集です。ちょっと問題?をかかえた中学生がでてきます。そして、その生徒と言葉がつっかえる(吃音)ピンチヒッターの村内先生の会話がなかなかいい感じです。『先生・・・なんで、先生になったんですか?』『俺みたいな先生が必要な生徒もいるから。先生にはいろんな先生がいたほうがいいんだ。生徒にもいろんな生徒がいるんだから』作中に草野心平の誌がでてきますが、このせりふで思い出したのは 金子みすゞの『私と小鳥と鈴と』の最後のフレーズ「みんなちがって、みんないい。」でした。
 *昨日は思いがけない訪問者がありました。当院開院初期に事務としてがんばってくれたMさん。うれしいことに結婚報告でした。やさしそうな旦那さんの写真もみせてもらいました。お幸せに!
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する