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福岡でのセミナー

 『九州地区 予防接種普及のしくみを考える』セミナー出席のため、土曜の午後は4時までの診療とさせていただきました。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。おかげで無事出席できました。福岡市は「嵐」のコンサートとセンター試験のせいでどこのホテルも満室。そのあおりを受けて当初博多で開催される予定だったこのセミナーも宗像での開催となりました。余談ですが昔、福岡には6年住んだことがあるのに宗像に行くのは初めてでした。さて、このセミナーは九州各県の予防接種関係の代表者(各県2,3名)と国立病院の先生や大学病院の先生計20名ほどの小規模のセミナーでしたが、日本の予防接種システムや現在任意接種になっているおたふくかぜや水痘ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチンなどの公費実現へのプロセス等の講演と総合討論が行われました。現在任意接種になっているワクチンを公費助成すると接種率は7割+αと公費助成がないときの3割ぐらいと比べて接種率は倍増するそうです。そして、予防医療、子育て支援に力を入れていた北海道の幌加内町では、インフルエンザ、Hib、水痘、ムンプス(おたふくかぜ)、小児用肺炎球菌、子宮頸癌ワクチンに加えてロタウイルスワクチンも全額助成をはじめたとの報告が。小さい町だから出来たのだろうといわれるけど、予算比でいうと約0.1%とのことなので、全予算での割合でいうと他の自治体でもやろうと思えばできるのかもと思いました。同町で任意予防接種の全額助成化に実際関わられた佐賀医大の坂西雄太先生が、『ワクチンで子ども達を守るのはもちろんのこと、ワクチン接種による医療経済効果(医療費抑制+生産損失予防)もあり、自治体の医療費の抑制や、小児救急の受診を減らすことで小児科医の負担を軽減することにもなります。』と言われていましたが、本当にそう思います。任意接種ワクチンに対する自治体による公費助成(本来は国が責任を持つべき問題とも思いますが、)が少しでも広がるよう頑張らねばと思った意義あるセミナーでした。
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