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ガーダシル

 ガーダシルという子宮頸がんワクチンが、本日より公費助成の対象になりました。我が国では、サーバリックスが先行発売されましたが、国際的にはガーダシルの方が3年ほど早く誕生し、世界的シェアも約9割を占めています。
 大きな違いは、サーバリックスがヒトパピローマウイルス16型と18型感染に起因する疾患(子宮頸がんとその前駆病変である子宮頚部上皮内腫瘍2,3)の予防(いわゆる2価ワクチン)ができるのに対して、ガーダシルはヒトパピローマウイルス16型、18型に加え、6型、11型に起因する疾患(外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍と尖圭コンジローマ)の予防(いわゆる4価ワクチン)ができます。
 また、サーバリックスのアジュバンド(免疫を高める作用を持つ)は、新しく開発されたもので、抗体価をあげる力は強くなっていますが、その分、局所の反応(注射部位の疼痛や紅斑、腫脹)がガーダシルよりも頻度が高い傾向があります(承認時の国内臨床試験の結果)。接種回数はどちらも3回ですが、2回目がサーバリックスでは初回の1ヶ月後、ガーダシルでは初回の2ヶ月後と異なります。
 一長一短あるようです。詳しい比較表は、院内に準備しています。ただ、1回目にサーバリックスをされた方は、2回目以降もサーバリックスを、1回目にガーダシルを受けた方は、2回目以降もガーダシルを受けないと公費助成の対象になりませんので御注意ください。
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