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ジェネリック(後発医薬品)

 4月2日に明細書について書きましたが、今回の診療報酬改訂のもう一つのポイントはジェネリック医薬品の推奨です。小児科では珍しいのですが、『ジェネリックを希望します』というカードを持参された方が当院でもいらっしゃいました。当院は開院当初からジェネリックで差し支えないものはジェネリックを使用してきました。同じ効果なら費用が安いことに越したことはありませんからね。しかし、ジェネリックならなんでもいいかというとそういうわけでもありません。当然のことですが、実際使って先発品と遜色ないと判断したもののみを使用するようにしています。実際、一度ジェネリックを導入して、再度先発品に戻したものもあります。
 当院では院内処方ですが、
1)効果が同じなら、高価な薬はできるだけ使わず、ジェネリック(後発医薬品)を使用する。
2)クスリはリスクを忘れずに、無駄な薬は出さない。
この2つを基本としています。
 6歳までの子どもたちは、公費負担で同じ病院にかかる時は月1回定額の支払いですみますが、大人の方や小、中、高生などで一部負担のある場合に、実際に支払う金額には、微妙な差があることに、お気づきでしょうか。同じ病気で同じ薬をもらっても、院内処方、院外処方で支払う金額には差があります。院内処方のよい点は、患者さんの経済的負担が少なく、院外の薬局に行く2度手間がなく、かつ患者さんの声が直接聞け、スタッフ全員が薬の情報を共有できることです。最大の欠点は、病院側の経済的人的負担が大きいということです。今度の診療報酬改定でも、3月から4月に変わるだけで在庫している薬の価値ががくんと下がり、かなりの損失が出ます。現在の医療状勢からすると院外処方を選択する方が楽なのですが、「患者さんの負担をできるだけ少なく」という方針で今後もがんばれるだけがんばっていくつもりです。*ちなみに、同じ薬効量の粉薬と錠剤では、粉薬の方が割高になります。錠剤が飲める方は事前にお知らせくださいね。
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