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髄膜炎

小林の高校生が髄膜炎で亡くなったというショッキングなニュースが流れ、今日は調理を担当されていた方も髄膜炎で入院していたと報道されています。昨日の予防接種の時間にも、Hibと肺炎球菌ワクチンの同時接種をされた方から「例のニュースになった髄膜炎は、今回予防しようとしている髄膜炎と同じですか?」という質問がありました。髄膜炎は、簡単に言うと脳や脊髄などの中枢神経系を覆っている髄膜に炎症が起きた状態です。大まかには、細菌性髄膜炎とウイルス性髄膜炎に分けられます。細菌性髄膜炎はウイルス性髄膜炎に比べると頻度は低いのですが、重症化することは多いという傾向があります。ニュースになっている髄膜炎は、髄膜炎菌という細菌が原因の細菌性髄膜炎です。Hib(ヘモフィリスインフルエンザ菌)や肺炎球菌は乳幼児の髄膜炎の原因菌として特に重要で、毎年多くの犠牲者を出してきました。そこで急遽Hibワクチンや肺炎球菌ワクチンが今年臨時で導入されたいきさつがあります。また、乳児の結核性の髄膜炎は、BCGで防ぎます。ウイルス性髄膜炎の原因ウイルスとして多いのは、ムンプスウイルスで、これは、おたふくかぜワクチンで防げます。髄膜炎でもワクチンで防ぐ事のできる髄膜炎があります。はやっている病気が少ない今、予防接種を受けるいい時期です。とくにHibワクチンや肺炎球菌ワクチンは、生後2ヶ月が過ぎたら早めに受けてくださいね。
 *20日(金)の夕方は、宮崎県の予防接種委員会が宮崎市で行われます。その委員長を仰せつかっている関係上、出席せねばなりません。そのため、誠に恐縮ですが、午後5時半で診療を終え、宮崎市に向かいます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
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