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水痘・帯状疱疹

 インフルエンザの流行に隠れた感がありますが、水痘もだらだらとみられています。また、お年を召した方に多いと言われていた帯状疱疹(水痘にかかった後、神経節に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化しておこる)になる子どもも時にみかけます。帯状疱疹のあと、髄膜炎にかかった子どもも私は経験しており、子どもでも油断できない病気です。
 川崎医科大小児科の寺田喜平教授グループの研究で、1)基礎疾患がなく帯状疱疹を発症した健康小児の約30%が1歳未満で水痘を発症していたこと。2)水痘に伴って顔面神経麻痺を生じるRamsay Hunt症候群でも同様で30%が1歳未満で水痘に感染していたこと。そして、1歳以上で水痘に罹患した子どもに比べ、1歳未満で水痘に感染すると、帯状疱疹やRamsay Hunt症候群になるまでの期間が短かったことがわかったということです。
 米国では、1歳以上で水痘にかかっていない子どもすべてに水痘の予防接種が2回行われていて、水痘患者の著明な減少がみられているとのこと。『VPD(ワクチンで防げる病気)を知って、子どもを守ろう』をスローガンに活動している全国組織の団体も1歳過ぎてからの接種と4歳前後での2回目の接種を勧めています。米国同様、公費での2回接種が早く実現できるといいなぁとつくづく思います。
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