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県予防接種従事者研修会

 28日夜7時半から、宮崎市で開催された『予防接種従事者研修会』に事務長、看護スタッフと共に参加してきました。ちょうど新燃岳の噴火で宮崎空港や高速道の一部が閉鎖されたときで、講師の先生は福岡からJRで宮崎入りしたとのことでした。当然、都城方面の方は欠席という中で行われました。その中で印象に残ったことを書いてみます。
1)子宮頸がんワクチン:世界100カ国以上で承認され、子宮頸がんの約7割を予防。10歳代前半の女性への接種が最も効果的。
2)小児の髄膜炎の起炎菌としては、インフルエンザ菌が55%、肺炎球菌が約20%。菌血症の起炎菌として肺炎球菌が87%と最多。ただ、予後は肺炎球菌の方が悪い。
3)同時接種に関して:
 ・複数のワクチンを同時接種することによる有効性、副反応とも単独接種と変わらない。
 ・同時接種において、接種できるワクチンの本数に原則制限はない。
4)MR(麻しん・風しん)ワクチンの接種率が平成21年度で見ると宮崎では 2期が91.6%で全国40位と低い。
 1,3,4期も全国23~25位。もっと接種率をあげないと麻しん根絶ができない。
5)水痘、ムンプス(おたふくかぜ)のワクチン接種率は、ともに30%台。
 水痘は、高齢者の帯状疱疹予防にも有効。おたふくかぜにかかると、0.1%に難聴。2%に髄膜炎が生じている。
6)ポリオワクチンにかんしては、現在3種混合ワクチンに不活化ポリオオワクチンを混ぜた4種混合ワクチンの臨床試験中で数年以内に登場予定。
7)現在11,12歳対象に行っている二種混合ワクチンは、百日咳も加えた三種混合ワクチンにしていきたいが時間がかかりそう。
8)この冬、ロタウイルスワクチン(経口ワクチン)が登場予定。
 以上ですが、今後も新しい情報が入り次第このブログで発信していきたいと思います。
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