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かぜ薬

 先週から再びインフルエンザが勢いを取り戻しているようです。連休明けにどっと増えなければいいのですが。先週末には、市販のかぜ薬のシロップを誤飲したと幼児が来院しました。シロップ剤は結構甘くて子どもが喜ぶ味にしてあるので、油断するとジュース感覚で飲んでしまいます。気をつけましょうね。
 さて、ここで市販のかぜ薬について、小児には販売に関して規制や注意事項があるのをご存じですか?日本では、市販のかぜ薬を販売する際の注意事項として、「2才未満の乳幼児には、医師の診察を受けさせることを優先し、やむを得ない場合のみ服用させる」、「15歳未満は、保護者の指導監督の下で服用させる」よう、購入者への情報提供を薬局に求めています。しかし、「薬害オンブズパーソン会議」と支援団体が99のドラッグストアーや薬局を訪問して調査したところによると、「服用者が2歳未満かどうか」を確認したのは7店のみで、医師の診療を優先し、やむを得ない場合にのみ服用するよう指導したのはわずか6店だけだったとのこと(日本経済新聞、2011/01/07)。米国は2歳未満、カナダ、英国、オーストリア、ニュージーランドは2歳未満のみならず、6歳まで市販のかぜ薬の販売を規制しています。それは、1)安易に風邪と思い込んで市販のかぜ薬を服用して様子を見ることで、治療を遅らせ重篤化する危険性がある。2)小児には有効性が証明されず、重い副作用が報告されているケースがある。という二つが主な理由のようです。皆様も安易に市販のかぜ薬を子どもに与えないようにして下さいね。
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