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ATL(成人T細胞性白血病)

 なぜこのブログで、ATL(成人T細胞性白血病)?って思われた方も、ATLという病気そのものを知らない方も多いかもしれませんね。このたび、政府は妊婦検診項目にATLをおこすウイルス「HTLV-1」の抗体検査を追加することを決め、早い自治体では年内に始めるというニュースが飛び込んできました。ATLは日本では、特に沖縄、鹿児島、宮崎(県内では児湯地域も多い地域に属すと、大学時代皮膚科の講義で教わったのを思い出します)、長崎に多く、そのキャリア率は約5%と言われています。母乳による垂直感染が主で、乳幼児の感染者が40-60年の長期の潜伏期を経て成人T細胞白血病を発症します。国立の感染症情報センターのHPには、「ATL はHTLV‐ 1キャリア(沖縄、鹿児島、宮崎、長崎で国内のキャリアの1/3を占めます)に5~10%の頻度で発症し、2年以内にほとんど死亡する。」とあり、今回の抗体検査でキャリアの直接授乳をやめること{HTLV‐1感染細胞は、56 ℃30分の加熱、又は凍結(一晩)で処理できる}で、ATLキャリア率が減少し、発症がかなり抑えられることが期待されます。
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