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こどもの外傷・事故

 今日(21日)から『秋の交通安全週間』のスタートです。シートベルトの着用やチャイルドシートの活用を。
さて、先週の夜、宮崎市で北九州市立八幡病院小児救急センター長、神園先生の講演会があり拝聴してきました。テーマは『こどもの外傷・事故へのアプローチ』。自分なりに簡単にまとめてみると
1)日本における小児の死因は、1~4歳、5~9歳、10~14歳、15~19歳いずれの年齢層でも不慮の事故が1位。
2)その内訳では、交通事故が最多。ただ、転倒、転落も上位を占めている。
3)1~4歳の死亡率が高いのが日本の特徴。
4)基礎疾患のない1~4歳における死亡率の高いワースト10に宮崎は入っている!
5)交通事故で一命を取りとめても、高次脳機能障害を来し、日常生活に困難を生じる例が少なくない。
6)頭部外傷の際の意識消失は、重症もしくは重症化の予測因子となり得る
7)受傷直後の意識障害がなく、受傷後約2時間経過してから意識障害が発生し、その後覚醒して完全回復する小児脳振盪症例がある。
8)神経学的異常所見、嘔吐などの全身症状が認められなくても、皮下血腫などの局所所見が強い場合は、CT等の精査が望ましい。
9)小児の頭部打撲では、受傷直後に症状が出にくい場合も多く、頭部打撲後、6~12時間は自宅での安静と十分な保護者の観察が必要
10)よく使う身近な道具(箸)を含め、事故の起こりにくい環境整備を!
というところでしょうか。
*予防接種で防げる病気があるように、事故の一部も防ぐことが出来ます。一度自分たちの身の回りを点検してみましょう。
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