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予防接種行政の遅れ

 18日の朝日新聞社説の表題は『ワクチン接種 ― 守れる命を守るために』というもので、共感できる内容でした。先進国を自負している日本ですが、予防接種に関しては後進国なのです。。「治療から予防へ」という医療の流れに完全に乗り遅れている感があります。現在、日本では、ポリオ、BCG、三種混合、、二種混合、MRワクチン、日本脳炎ワクチンと今年は新型インフルエンザが公費負担でしたが、これが、アメリカだと、16種の予防接種が公費負担ということで、日本はアメリカの半分にも満たない状況です。Hibワクチンや、肺炎球菌ワクチン、子宮頚癌ワクチンは公費負担のないところがほとんどです。もうすぐRota(嘔吐下痢症の原因ウイルスの一つ)のワクチンも市場にでてくる予定です。費用対効果の面からも、病気になってから治療するよりも、予防にお金をつぎ込んだ方が経費の節約にもなります。子ども手当のような姑息な手段で人気取りするより、日本の将来を見据えた税金の使い道を政権担当者には期待したいものです。今回当院のブログにコメントくださった方のお子さんのように、受けたくても受けることのできない人もいらっしゃいます。接種可能な子ども達には、少なくとも、現在公費負担でできるワクチンは是非受けてほしいと思います。
 *朝日新聞の社説は、インターネットのできる方はパソコンからでも携帯からでも無料で閲覧できますよ。

 
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