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乳幼児学校保健研修会(午後の部)

午後最初の講演は東京都医師会会長の尾崎治夫先生の「喫煙防止教育」。タバコを吸わない大人を作りたい、何故なら依存症になる割合はヘロイン、コカインよりニコチンが高いし、禁断症状はアルコール>ヘロイン>ニコチン>コカイン、一旦依存症になるとやめにくいのは アルコール=ヘロイン=ニコチン=コカインでかつ若い脳ほど依存が形成されやすいから。尾崎氏も以前はヘビースモーカーだったようですが、タバコをやめて何回も再発していた胃潰瘍が全く起こらなくなったことからタバコのことを勉強し、喫煙防止教育に情熱を注ぐようになったとか。タバコの奴隷として心も体も操られ、一生お金を払い続けるというスライドは印象的でした。次の2演題は性教育に関して。最初はかわむらこどもクリニックの川村和久院長が小学生対象の性教育について。親子で学ぶ性教育の実践を話されました。その後に富山の女性クリニックWe!TOYAMA代表で今年から産婦人科と県議の二足のわらじをはいている種部恭子氏が「健康な性を育むための中高生の性教育」と題して講演。今までにない子供達の心にも届くとても納得できる性教育をされているなと感じました。健康な恋愛で心を育て、かつ社会的な不具合を示すアウトカムである若年出産を防ぐために、中学生〜高校生には「恋愛の禁止」や中絶や性感染症による脅し教育ではなく、科学的な知識と、ネゴシエーション(意見や方向性の不一致が生じたどきに合意や調整を図ること)のためのコミュニケーション能力を習得できる包括的性教育が必要との理念のもと情熱的な講演でした。そのコミュニケーション能力を培うのに最適なのが恋すること。「恋する年齢で学ぼう」というのが最後のスライドでした。
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