FC2ブログ

県小児科医会春季学術集会(会員発表)

 春季学術集会の最初のセッションは、会員発表です。今回は、最初に日向の田代先生が『日向市に開業して経験した心に残る症例』と題して講演。今年も百日咳は流行していますが、以前日向の方で流行した際のケースの紹介がありました。生後1ヶ月と2ヶ月のケースを紹介されていました。百日咳というと咳がひどいというのは当たり前と思いますが、この月例だと咳がひどくなく、突然の呼吸状態の悪化で来院されることもあるとのことで、一人は診察室で突然呼吸停止、結局命は取り留めても重度の脳障害を来したとのこと。二人とも後から兄妹がひどい咳をしていたこと、兄妹が全く予防接種を受けていなかったことが判明。また、Hibや肺炎球菌ワクチンの定期接種化で今では稀になったHib髄膜炎のケースの紹介もあり、予防接種勧奨の必要性を力説されていました。次に生協病院の山元先生が『当院のアレルギー診療から見えてきたもの』と題して講演。アトピー性皮膚炎にはスキンケアが重要なこと、食物アレルギーの診断に血液検査は必須でないこと、治療の進歩で重症の気管支喘息が減ったこと、入院加療を要する子どもも減っていることなどを話されました。
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する