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第81回小児科地方会

 26日午後から宮崎市で開催されました。特別講演は鹿児島大学小児外科の家入里志教授が『南九州から発信する世界水準の小児外科手術の実現と地域医療の両立を目指してー治す手術から造る外科医療へと変貌する小児外科』と題して講演。成人領域で先行導入された内視鏡外科手術が小児科領域にも普及し、特に新生児・小児においては低侵襲性だけでなく、正常発達を妨げない、長期的合併症を軽減するという意味でも意義が大きいことを多くのビデオで紹介されました。また、地方であっても若い人材が夢を持って小児外科を続けられるよう尽力されていることを紹介されました。小児外科医は3Kではなく3Y(ゆめ、よろこび、やりがい)、先生の情熱が伝わる名講演。先生の話を拝聴して思い出した言葉、Think globally, Act locally. 一般演題で印象に残ったのは、『マルトリートメント症候群の診療経験から地域連携を考える』でした。虐待のケースから病院内Child Protective Teamの設置や地域関連施設との連携の重要性を再認識し、行政・教育・医療との横のつながりを強める第一歩として「こどもケアカフェ」を立ち上げたとのこと。宮崎の日南で県内初のケアカフェが誕生していたのですね。日本小児科医会の地域総合小児医療認定医の活動と相通じるものがあり、感銘を受けました。県内に広がりをみせるといいですね。
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