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第20回九州外来小児科学研究会

 3月6日山口県で行われた上記研究会に参加してきました。一般演題では午前の部の山口で流行したヒトメタニューモウイルスの講演が、今後宮崎でも流行を迎える時期なので役立ちそうです。歯ブラシによる食道裂孔から皮下気腫、縦隔気腫を起こしたケースはショッキングでした。発表のように歯ブラシを口にしたまま動き回らないようにという指導では限界があり、万が一口にしたまま転んでも刺さらないよう工夫された歯ブラシの普及が効果的かもしれません。特別講演は2題『子どもの成長と発達に寄り添う〜重症心身障害児と発達障害児への地域支援〜』と題してみくりキッズくりにっく院長本田真美先生が講演。この分野は需要は多いのに供給が追いついていません。民間で頑張られている先生のパワーに脱帽です。午後の部では、3歳児健診で行われる屈折異常や弱視の検査では、不十分で、簡単に使えるビジョンスクリーナーという機器を使うと見逃しが防げるという演題が続きました。全国の自治体での導入が望まれます。沖縄の浜端宏英先生は『ムンプス遺伝子検査とムンプスワクチン2回目接種について』と題して発表されました。おたふくかぜワクチンを1回接種しても罹患した人の解析から、2回目接種は1回目から半年後も考慮されるべきではと提言。諸外国でも1回目から1年以内の接種を進めている国もあるようです。2回目を数年後としている国でも特に流行期には早めの接種を勧めている国もあるとのこと。いずれにしろ、最低2回接種することは必須との結論でした。参加するには地理的にちょっと不便かなと思いましたが、医師72名、メディカルスタッフ131名と予想外の大盛況で、お昼の弁当が足りず急遽調達するというハプニングつきでした。
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