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小児科医会秋期学術講演会(その二)

 早いもので今日から10月ですね。さて、前回の続きです。会員発表につづいて、特別講演が2題。最初に宮崎大学医学部皮膚科の堀川永子先生が「当科における小児母斑、母斑症に対するレーザー治療」と題してレーザー治療の実際を分かり易く話されました。皮膚科領域では、レーザー治療が治療手段の4割近くを占めていること、以前自然治癒傾向があるといわれていた『いちご状血管腫』といっていたものが『乳児血管腫』と呼ばれるようになり、腫瘤の大きい物ではレーザー治療の適応があること。蒙古斑も自然に消えると言われていますが、異所性蒙古斑、特に四肢の青みの強い蒙古斑ではレーザー治療が効果を上げていること、色素性母斑の治療の実際等も紹介され、勉強になりました。最後の講演は、26日にUMKテレビでも放映されたのでご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが(NHKでも以前取り上げられたようです)、NPO法人 ザンビアの辺地医療を支援する会副理事長の山元香代子先生が「ザンビアでの巡回診療活動」と題して話されました。先生は活動費を得るため、3ヶ月日本で働き、3ヶ月ザンビアで活動ということを繰り返しておられます。私財を投じて健康教育はもちろんのこと、診療、井戸掘りや蚊帳の普及等衛生環境を整え、妊産婦や乳幼児の死亡率を少しずつ改善されています。山元先生と同時期に県病院で仕事をされた先生方からも賛辞の声が相次ぎました。偉大な先輩がいることを誇りに思い、後に続く我々も頑張らねばと励まされました。
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