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専門医制度

 週末、大阪で行われた日本小児科学会に参加してきました。小児科医の属する最大の団体が主催する学会は、専門医の更新に必須の学会です。今までは参加したら(どの講演、研修に参加しても)10点がもらえた学会でした。しかし、専門医制度が学会主催から第三者が認定する制度に代わることを受けて、今年から参加しただけなら8点。教育講演を受講したら2点追加して合計10点に代わりました。5年間で既定の点数に達しないと専門医の更新が出来ません。開業医にとっては専門医の資格を持っていてもいなくても、実際何のメリットもありません。患者さんもあの人は専門医の資格を持ってるからと来ているわけではないのでは。あくまでその医師の診療実績で受診しているはず。そう思えばあえて更新しなくてもいいのかなとも思いますが…なかなかそこまで割り切れないのが実情でしょうか。今回もちゃんと教育講演も受講して10点を取得してきました。
  また、今年から小児科専門医を取っていることが必要条件で、さらにその上に日本小児科医会の認定した診療実績や学会、講演、研修が既定の点数に達すると『地域総合小児医療認定医』として認定する制度が出来ました。私もこの認定医を取得したのですが、これも自分には何のメリットもありません。この認定医制度は小児科医が子どもの総合医であること(小児科医はすべからく子どもの総合医であると自負しているのですが)を制度上もしっかりさせて、子どものことは子どもの総合医である小児科医へまかせてと対外的にアピールするというだけでなく、研修医の先生方にも『小児科医は子どもの総合診療医ですよ』と小児科医の魅力をもっと積極的にアピールしていこうという制度です。小児科医を志望する先生が順調に増えてくれるといいのですが。
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