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九州外来小児科学研究会

11月最後の日曜日は、福岡で行われた第17回九州外来小児科学研究会に参加してきました。午前中は一般演題10題。その中には宮崎から三宅会長が成人の麻しん、風しん抗体価の発表もありました。いずれかの抗体を持っていない人は各年代でまだかなりの数に上ることが分かりました。抗体検査の補助があるうちにぜひ検査を受けて欲しいですし、一回しか麻しんの予防接種を受けていない人はぜひMRワクチンを受けて欲しいものです。お昼は世話人会。それが終わって特別講演に参加。最初は『発達障害の肯定的理解と支援』と題して多くの障害児を診ておられる西川医院発達診療部・発達障害研究センターの林隆先生の講演。山口の先生らしく、同じ山口出身の金子みすゞの詩を間に入れながら(みんな違ってみんないい)、肯定的理解とはを具体例を挙げながら話されとてもためになりました。特に印象に残った言葉は諦めることの効用。『諦めるは仏教用語で真実を見極めること。諦めることはギブアップとは違い、障害児と接する際には、出来ることと出来ないことを見極めること。周囲の大人が子どもが今出来ないことをあきらめれば、子どもは自分の人生を諦めずに済むと』、『社会的自立とは何でも一人でできることではない。自分ができることと、できないことを知っていること。自分が出来ないことは抱え込まず、誰かにお願いする。お願いを聞いてもらえたら、相手に感謝すること』いう言葉でした。第2弾は岡部貴裕先生の『小児における保湿剤、ステロイド外用剤、プロトピック軟膏の上手な指導法』でした。明日からの診療に活かせる内容でした。
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