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発達障害の診療

 24日(火)は児湯医師会の総会でした。その後、宮崎市総合発達支援センター所長の大庭健一先生が「発達障害の診療」と題して講演されました。多動という状態があっても社会に不適応な状態でなければ、それは個性。多動+手に負えない状態があれば多動症。それに対応する考え方も訓練モデルから早期発見、早期相談開始、早期支援という生活モデル、相談モデルに変化してるということ。発達障害児の気持ちを受け止めるところから始める必要性。例えば、ダイエット中の友人がケーキが食べたいともらしたとき「せっかく今まで頑張ったのにダメ」と正論を振りかざされると、言われた本人は「だって」と反感を抱いてしまう。「そういう時もあるよね」と一旦相手の気持ちを受け止め共感すると相手はもう少し頑張ろうかなと思う。また、障害児は思いを言葉にすることが苦手なので、行動を言語化する、「○○ちゃんは、□□のように思って△したんだね。(再言語化)」といったように具体的な話がたくさん出てきてとてもためになる講演でした。講演途中の『人は正確に理解された時だけ、心が動く』、『共感してくれた人には、攻撃できない』という言葉が印象的でした。子育てにも通じますね。年間200人、初診が8ヶ月待ちだった状態が現在年間300人診療、5,6ヶ月待ちの状態までもってこれたけど、診療以外にも年間500通もの診断書等の書類作成があるとのこと。発達障害に携わる若い医師や組織が増えて、先生の負担が減ることを心から願った一日でした。
 *6月27日(金)は、宮崎市での予防接種委員会出席のため、午後5時40分までの予約受付になっています。ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い致します。
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