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予防接種をめぐる最新情報

 24日木曜夜間、宮崎市で『予防接種をめぐる最新情報』と題してVPDを知って子どもを守ろうの会理事長 薗部 友良先生の講演があり参加してきました。駅から観光ホテルまで歩きましたが、風が心地よく散歩に最適な気候でした。さて、講演は盛りだくさんの内容でした。その中から特に印象に残った点を以下に列挙します。1)10月から定期接種化される水痘の接種対象年齢は生後12〜36ヶ月で、2回接種。2回目は3ヶ月以上おいて。また、今年度に限り生後36〜60ヶ月の子ども達に救済処置として1回の接種が認められることになる予定とのことです。2)ロタウイルス感染症は生後6ヶ月から急増するので生後2ヶ月でできるだけ1回目を。3)B型肝炎はエイズの100倍の感染力があり、血液だけでなく唾液、汗からの感染もあり、これも生後2ヶ月からの接種を勧める。4)風しんの抗体検査は信頼性がない。検査するくらいならMRワクチン接種を。5)おたふくかぜによる難聴は1,000人に1人ぐらい出ている。副反応としての髄膜炎を心配される方もおられるかもしれませんが、かなり少なくなっていて特に1歳半までにすると少ないとのこと。6)子宮頸がんワクチンによる複合局所疼痛症候群(complex regional pain syndrome)の頻度は、10万人あたり1.5人。子宮頸がんの発生は年約1万人で約3,000が毎年亡くなっているので演者としては予防接種を勧めるとのことでした。また、予防接種では有害事象(真の副反応+紛れ込み事故)が話題になるがほとんどは紛れ込み事故ということを他国の研究データも示しながら話されました。結論は、予防できる疾患(VPD)は予防しようということで、VPDの会を立ち上げられた演者の熱い思いが伝わる講演でした。
*4月27日(日)は休日在宅医です。診療時間は午前9時〜12時。午後2時〜5時で予約は出来ません。
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