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性教育

 今日の宮日の3面に若者の性教育が課題との見出しが躍っていました。というのも、本県は人工妊娠中絶の実施率が4年連続で全国最多との結果を踏まえてのようです。その時頭に浮かんだのが、今回の宮崎県子ども健康セミナーのテーマは今の宮崎の子ども達にぜひ聴いてほしいテーマということです。今回のテーマは親子で学ぼう「命のつながり」〜小学4年生「命の大切さ」を伝える性教育というものです。子どもの自殺率も高い本県、夏休みを有意義に過ごすためにも8月19日(土)14:00からのセミナーに参加してみてはいかがでしょうか?。

地域周産期保健医療体制づくり連絡会

 25日夜7時から宮崎市の総合保健センターで「地域周産期保健医療連絡会」が開催されました。今年は、佐藤小児科の佐藤潤一郎先生が『周産期保健医療連携における開業小児科医の役割』と題して講演されました。開業小児科医は①子どもを通して家族を見守る“社会の窓”である。②多職種と協働することでコミュニティ(地域社会)の養育機能を牽引する。という秋山先生の言葉を引用。そして周産期保健医療連携における開業小児科医の役割は・周産期保健医療連携における出口。・社会への架け橋であると話を締めくくられました。
 最後に、令和5年度の こころの健康づくり講演会 の案内がありましたので、以下に案内いたします。 
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子どもの予防可能な傷害と対策

 夏休みに入って子どもの水難の報道がありました。夏休みは、保護者の目の届かない時に思わぬ事故にあう場合もあります。この度日本小児科学会で「子どもの予防可能な障害と対策」がHP上にアップされたとの知らせが届きました。転んだり、水遊び、熱中症など図解入りでわかりやすくまとめてあります。以下をクリックするとそのページに到達します。ぜひ一度見ておいてください。予防接種と同様防げるものは防ぎたいものです。
子どもの予防可能な障害と対策

深刻な薬不足

 普通は子どもの病気が少なくなる季節、小児科では「夏枯れ」なんて言葉があるくらい患者数が減ってゆっくりとした診療になる頃なのですが、今年はニュースでもご存じのようにいろんな感染症が流行。先日の休日在宅医でもインフルエンザが多数でましたが、ビクビクしていたのは薬の不足。インフルエンザの薬はもちろん抗生剤や気管支拡張剤、今まで足りないということを経験したことのないありふれた薬等も注文しても入らない状況。この状態が続くと診断はできても治療ができないという危機的状況になりそうです。別の意味での医療崩壊!?

連休の休日在宅医

 連休最後の17日(月)は休日在宅医でした。午前中から熱発の患者さんが多く、駐車場も一杯。予約されて来院されたものの、診察を諦めてキャンセルされた方もいらっしゃいました。午前中の検査では、新型コロナとインフルエンザは3対2の割合でで新型コロナが優勢。午後は、10対1で新型コロナ。迅速検査をした人数は80/120人、来院者の2/3を検査したことになります。こんなに日限って日やけ止めを塗るのを忘れていました。午後になって気づいて慌てて塗ったけど、今日の日射し、手遅れだったかな。それにしてもコロナの勢いが止まらない感じです。これだけ暑かったにもかかわらず、熱中症疑いの子どもはいませんでした。それだけは幸いでした。

第5回 子ども健康セミナー

 宮崎県小児科医会主催の子ども健康セミナーが8月19日に開催されます(下記ちらし参照)。今年はハイブリッド開催です。是非親子でセミナーに参加を!個別相談もありますよ(先着10名、事前予約制です)。
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高鍋学校保健会

 13日(木)午後,高鍋町学校保健会が3年ぶりに対面で開催されました。新型コロナが5類に移行したことを受けての対面開催ですが、外来の感触からはもう第9波にはいっていると思われます。会の最後でリクエストのあった「肥満とやせ」に関して30分パワーポイントを使って話してきました。食育と生活習慣がからむので、幼児期からのスタートが肝心で、学年が進むと治療はなかなかやっかいです。簡単で無理なくできる 1)食事の際はよく噛むこと 2)毎食前のコップ一杯の飲水 3)毎日の体重測定 が最低限の肥満対策かな?
7月17日(月)休日在宅医です。午前9時から午後5時まで診療いたします。予約もできます。前日も含め発熱している方や家族に新型コロナ、インフルエンザのいる方は、駐車場の車内での診察となります。病院に到着されたらお電話ください。その際、車のナンバーをお知らせください。

梅雨明け?

 九州北部は豪雨予報ですが、ここ高鍋はいい天気が続いています。今まで天気のいい日が続かなくてできなかった駐車場の補強を8日(土)診療終了後に行いました。というのも雨が降ると水たまりができていた所があり、駐車場での検査の際に支障を来していたのでそこの補修です。大きなバケツでセメントをこね補修してみました。日曜、今日と晴天が続いておりその効果の程はまだ検証できていませんがセメント自体はひび割れもせず乾いています。
 今日もその駐車場での検査が多く、小学生の間で新型コロナが流行しているようです。高鍋は午前の段階で34.1度、今日は35度を超えるかな?感染症に加え熱中症にも気を付けないといけませんね。南九州はそろそろ梅雨明けかな?

休む勇気を

 今日は七夕。今年も町立わかば保育園から七夕飾りが届いています。みんなの願い事が叶いますように!
明日から県中学総体が始まります。高校野球の県予選も。日頃の練習の成果を出すぞと気持ちを高ぶらせている学生も多い事でしょう。ちょっと体調がすぐれなくても無理して練習や試合に出ようという気持ちもわかります。しかし、新型コロナやインフルエンザが流行しているときは、この無理が結局はチーム全体に迷惑をかけてしまうことがあります。今日最後に訪れた新患家族のケースも、娘の部活で体調のすぐれない生徒がいたようですが、無理してその子が練習に出てきたせいで、周りの部員、ひいては今日来院した家族に新型コロナ感染を広げていたようです。体育大会や中体連等みんなが競い合い、応援しあう場は感染拡大可能性が高い場でもあります。体調が悪い時は無念でしょうが、休む勇気を持って欲しいと思います。

ワースト?位

 7月3(月)、4(火)そして本日午前まで休みをいただきありがとうございました。また、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。休み中九州は大雨が続き、各地で土砂崩れや交通網にも影響が及んだようです。
 そんななか今日の宮日新聞には「本件自殺率ワースト3位」との見出しが。昨年がワースト5位ですので厳しい水準で推移しています。脈々と受け継がれてきた命。今生を受けていることがまさに奇跡。苦しい時誰かに話すだけでも気持ちが楽になる時があります。是非周囲に相談したり、いのちの電話、こころの電話等の相談窓口を利用してほしいと思います。
 その下には新型コロナの状況が「第8波入り口に近い状況」との小見出しが。6月19日から25日の定点当たり報告数が7.22で全国ワースト7位。今週の発表ではそれを上回りそうです。夏休みにかけて更なる拡大可能性が。疲れを貯めて免疫力を落とさないよう、より一層予防に注力してくださいね。

従来保険証も持参を!

 当院でもマイナ保険証の不具合がまま起きていますが、以下のニュースが飛び込んできました。
 以下m3.comからの引用です。~厚生労働省は29日、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」の不具合によって患者が「無保険扱い」となる問題を巡り、当面の対応として従来の健康保険証も一緒に医療機関に持参するよう呼びかける方針を明らかにした。初めてマイナ保険証で受診する際や、転職などで加入する保険を変更した後が対象になる。政府は2024年秋に従来保険証を廃止(猶予として25年秋まで継続使用可能)とする方針。マイナ保険証への統一を目指す中、従来の保険証の利用も促すことになり、政府対応に混乱が生じた。無保険扱い問題は、カード読み取りや通信トラブルのほか、加入保険の変更の反映遅れも要因となっている。国民や医療機関で懸念が広がっており、厚労省は、受診前にカード取得者向けサイトで正しい加入保険登録を確認するか、「念のため」として従来の保険証も持参するよう健康保険組合などを通じて呼びかける必要があると判断した~。小児科では乳幼児医療費助成はマイナンバーカードと紐付けされていないので結局紙媒体が存続します。いっそのこと、保険証廃止はやめます、従来の保険証でもマイナンバーカードでもOKとした方がスッキリすると思うのですが・・・。