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オンライン資格確認導入

 3月最後の木曜午後にオンライン資格確認導入の作業を行いました。実際のマイナンバーカードを使ったテストもクリアし、明日31日試用して、4月1日から本格導入になります。マイナンバーカードによるオンライン資格確認制度に関しては、小児科ということもあり必要性を感じていませんでした。保険医協会の反対運動もあり保険証が今まで通り使えると高をくくっていました。しかし、4月1日から義務化、応じないとペナルティも。また、受診する人も今まで通りの保険証では窓口負担金が増えるとあっては導入せざるを得ません。そんなわけで義務化直前でのシステム整備となりました。4月最初の日曜日である2日は休日在宅医です。オンラインによる受付がスムーズにいくことを願っています。
 ※4月2日(日)は休日在宅医で午前9時から午後5時まで診療いたします。予約もできます。前日も含め発熱している方は、駐車場の車内での診察となります。病院に到着されたらお電話ください。その際、車のナンバーをお知らせください。

西都原の桜

 今日月曜は朝こそ少し肌寒い感じがしましたが、午後から暖かくなり私の母を長女が花見に誘ってくれました。先月生まれた長女の2人目の子どもを抱けて喜んだようです。春休みで長男の子どもも宮崎に来ていて、久しぶりに賑やかになった我が家。その2人のひ孫に手を引かれて桜を愛でたようです。小学校のひ孫に背丈が追い越されたよう。
今が満開。週末の桜祭りの頃まで残っているのかな?
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子ども医療費助成拡充

 児湯地域のほとんどの町が、18歳までの医療費助成をしています。いままでは、自治体が独自に小学生以上の医療費を無料にした場合、政府が当該自治体への補助金を減額していたのですが、その措置を廃止する方針を固めたとの報道がありました。自治体が行う無料化などの対象要件の緩和に取り組みやすくするとのこと。ここまできたら、国が高校生までの医療費無料化を打ち出してもいいような気がします。今日の宮日の第一面に、九州4紙子育てアンケートの結果が出ていますが、育児期間中の重視する子育て施策についての結果は、「教育費支援」が5割強でダントツ。次いで、「児童手当(19.6%)」、「税制の優遇処置(16.8%)」、「医療費助成(15.1%)」となっています。『異次元の少子化対策』?が実を結ぶかどうか?

菜種梅雨

  せっかくの休日が雨。昨日は年度末の?自宅大掃除に精を出しました。昼食時にテレビを付けたら最終回。劇的逆転の場面を目にすることができました。メキシコの敗将の言葉もかっこよかったですね。今日の決勝は宮崎では放送なし。どちらにせよ仕事中ですが。新型コロナはほぼみられなくなり、インフルエンザもコロナ禍前ほどの流行は見られていないように思えます。今の時期、予防接種がお勧めです。
 ☆3月25日(土)の午後の診療は都合により臨時休診となります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

孫の卒園式

 卒園、卒業、そして合格発表があるじきですね。17日は私の孫の卒園式が行われ、その様子がLINEでおくられてきました。インターナショナルな幼稚園とはきいていたのですが、子ども達が映画に出てくる大学の卒業式のような衣装をきて、卒業証書の様な者を一人一人受け取り、最後に帽子を投げているのには驚きでした。恥ずかしがり屋の孫もスクリーンに映る映像を見ながら英語でプレゼンテーションしたのにはびっくり。しかし、その英語が聞き取れない自分にショック。それにしても、遠く離れていて式に実際行くことが出来ない状況でも、時間をおかずに動画が見ることが出来るとは便利ですね。
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准看護師資格試験

 宮崎県准看護師試験の発表が15日にあり、児湯准看護学校卒業生19名全員が合格したとの一報が入りました。准看護学校の存続を諦めた県内の医師会もあるなか、児湯医師会はふんばっています。踏ん張りがいのある結果は講師の先生方の励みになるでしょう。そして明日は医師国家試験の発表。我が母校の合格率はどんなかな。研修医が県内に残る率がすこしずつ上がっているのは医師不足の宮崎にとっては良い傾向です。後は、医師の地域偏在、後継者不足の診療科への入局不足が解消されるかどうかでしょうか。

タカナベカイドウ

12日(日)午後、当院の花壇に町木タカナベカイドウの苗を植えました。テニス仲間の吉瀬さんから植えてみませんかと勧められ、本日高鍋自然愛好会の坂田佐一郎会長自ら植えていただきました。寒さには強く熱に弱い(アスファルトの熱にも弱い)ということで、海に近いところには植えていなかったとのこと。枯らさないよう気を付けたいと思います。世界中で高鍋とその周辺でしか見られないタカナベカイドウ。絵はがきのように可憐な花をつけてくれるといいな。
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「守れる命を守る会」からのメッセージ

暖かい日が続いていますが、今日久しぶりに新型コロナ陽性者がでました。2月28日以来です。めっきり少なくなりましたがゼロにはなかなかなりませんね。さて本日東京の細部千晴先生から以下のようなメールが届きました。啓蒙動画のサイト等も紹介してあります。 ~以下 引用(一部省略) ~
2023年3月8日「国際女性デー」に日本でもワクチン接種による“子宮頸がん排除”を!と「守れる命を守る会」が記者会見をしました。会場で配布した資料として代表の石渡勇先生(日本産婦人科医会会長)の声明文とPPTを添付させて頂きます。
ドイツから一時帰国された村中璃子先生と国際基督教大学の学生さん方、Vcam(大阪大学医学部生)と私が
参加してきました。私からは小児科医としてマザーキラーと称される病気をなくしたいと伝えてきました。
大切なことは早期接種です。高校1年生で接種するより小学校6年生で接種した方が予防効果が高い。
これに尽きます。そしてキャッチアップ接種の周知を残る2年間でどれだけ届けられるか・・・。

*守れる命を守る会がHPVV周知動画を作りました。1分半の動画 https://youtu.be/mPDIEeVpo-8
6分半の動画も作りました。 https://youtu.be/ylUlJkqj_RM

☆村中璃子先生が出演されたラジオ番組 裏の裏の話が面白かったです。
おはよう寺ちゃん https://www.youtube.com/watch?v=apo8KxKc8zA

9価の子宮頸がんワクチン

 いよいよ4月から小学6年~高校1年相当の女性を対象に9価の子宮頸がんワクチンが定期接種に加わります。今日の日経新聞の医療・健康欄でも取り上げられました。14歳以下の女性は2回接種になる可能性も。同記事によると当院で使用している4価のガーダシルですが、接種率が8割を超えるスエーデンでの2006年~2017年の10~30歳だった167万人の調査結果でガーダシルを接種した人は未接種者に比べて子宮頸がんになるリスクが88%減ったということです。対象年齢の方はぜひ受けてもらえればと思います。対象年齢を過ぎた方のキャッチアップ接種もおこなっていますよ。

自殺対策強化月間

 3月は自殺対策強化月間ということで、保健所から啓発グッズが届きました。宮崎県は2019年の自殺率が人口10万人当たり17.8%と統計が取れる47の都道府県の中で8位と、上位10位にランクインしており、日本全国(都道府県)の中でも自殺率(人口10万対)がとても高い都道府県になるようです。相談窓口ポータルサイト、ひなたのおせっかい、なかなかいいキャッチコピーですね。
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18歳まで医療費無料化

 早いもので明日から3月。野球の日本代表チーム合宿も終わり、子ども達の楽しみは春休みかな。
 さて、先日『国の制度として18歳までの医療費を無料に』という署名をお願いしましたが、児湯5町のうち現時点で都農町を除く、高鍋、新富、川南、木城の4町は新年度から高校生まで外来医療費無料という施策を実施することになったようです。少なくとも経済的理由での受診抑制はなくなりそうで、良かったです。この流れが全県下ひいては全国的に波及し、国の制度として定着するといいですね。また、先日養護施設出身の子どもが経済的な理由で第一志望の大学受験をあきらめたという報道がありましたが、学ぶ意欲のある子どもが高校や大学進学をあきらめることがないよう、教育費を助成する制度がより充実するといいなとも思います。