予防接種率の低下
新型コロナの影響か、全国的に予防接種率が低下していると問題になっています。昨日の天皇誕生日に開催された宮崎県小児科医会役員会で宮崎県の現状が報告されました。特にMRワクチンの接種率低下が顕著で、MRⅡ期は高鍋で70%台。他の児湯地域も同様の傾向です。そんななか、木城町からうれしい知らせが届きました。木城町は帯状疱疹ワクチンの補助を県内に先駆けて行いメディアに取り上げられましたが、来年度は5歳~7歳未満(就学前1年)の不活化ポリオのワクチン補助を始めるとのこと。ポリオが生ワクチンから不活化ワクチンに変わって抗体価の低下が問題になってましたが、就学前に接種することでより効果がアップし、長く持続することが期待されます。海外からの入国者増が予測される中、ポリオの持ち込みも心配されています。ぜひ、接種してほしいと思います。
4月からの予防接種
現在生後3ヶ月から初回接種となっている四種混合ワクチンが、4月から生後2ヶ月から接種できるようになります。
これによってより早期に百日咳などの病気予防ができるようになりました。新しい接種スケジュール表がVPDの会から届きました。以下のサイトをクリックすると見ることができます。
予防接種スケジュール
また四種混合ワクチン(百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオ)とヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)が一緒になった五種混合ワクチンも承認されたので、この4月には間に合いませんが、近い将来接種する注射の本数が少なくなることが期待されます。
これによってより早期に百日咳などの病気予防ができるようになりました。新しい接種スケジュール表がVPDの会から届きました。以下のサイトをクリックすると見ることができます。
予防接種スケジュール
また四種混合ワクチン(百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオ)とヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)が一緒になった五種混合ワクチンも承認されたので、この4月には間に合いませんが、近い将来接種する注射の本数が少なくなることが期待されます。
検査用駐車場リニューアル
車の衝突で一本の柱が曲がりご心配をおかけしていた検査用駐車場ですが、14日解体工事に入りました。そして、その日のうちに新しい車庫取り付けにかかり、15日夕方に完成しました。支柱周りのセメントが乾くのを待って17日(金)から今まで通り使えるようになります。工事中は大変ご迷惑をおかけしましたが、無事終わってホッとしています。ただ、前の柱が抜けずにその横に柱を立てた関係で、少しだけ車庫が北に移動し車止めが少しずれる形になりました。柱に沿うようにして止めていただくと入れやすいかなと思います。
*今週はじめ、当院としては今期初のB型インフルエンザがでました。高校生でした。ただ、まだ主流はA型です。B型が今後増えてくるのかどうか気になるところです。
*今週はじめ、当院としては今期初のB型インフルエンザがでました。高校生でした。ただ、まだ主流はA型です。B型が今後増えてくるのかどうか気になるところです。
連休中の休日在宅医
寒さのやわらいだ2月12日(日)は、休日在宅医でした。宮崎市内では予約が取れないと開院前の朝早くから宮崎市内在住の方が来院されました。当院でも午前中の予約は早々埋まり、ほとんどは駐車場での検査でした。検査陽性のほとんどはインフルエンザAでしたが、新型コロナも3人いました。家族も、インフルエンザを予想されていたようでびっくりされるやらがっかりされるやら。それでも1月2日ほどの混雑ではなく、6時前には診察終了となりました。
*ご心配をおかけしていた検査用駐車場の解体と設置工事が14日(火)〜16日(木)の予定です。その間工事関係の車等でご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いいたします。
*ご心配をおかけしていた検査用駐車場の解体と設置工事が14日(火)〜16日(木)の予定です。その間工事関係の車等でご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いいたします。
インフルエンザ急増
春を思わせる陽気の8日、久しぶりに新型コロナ陽性者がゼロでした。それに変わってインフルエンザが急増している印象です。A型オンリーです。ここにきて、タミフルカプセルが手に入りにくくなりました。連休最後の12日(日)が、休日在宅医にあたっており、薬や検査キット不足にならないよう努力していますが、無事乗り切れる事を祈るばかり。
※2月12日(日)は休日在宅医で午前9時から午後5時まで診療いたします。予約もできます。発熱している方は、駐車場の車内での診察となります。病院に到着されたらお電話ください。その際、車のナンバーをお知らせください。
※2月12日(日)は休日在宅医で午前9時から午後5時まで診療いたします。予約もできます。発熱している方は、駐車場の車内での診察となります。病院に到着されたらお電話ください。その際、車のナンバーをお知らせください。
ちょっとびっくり
本日届いたMedical Tribune vol.56 No.3に目を通していたら、ちょっとびっくりした記事が二つ。以下同誌からの引用含む。
一つは「父親の育休取得で母親の産後うつが増加」フランスでの調査結果ですが、父親はたとえ2週間という短期間であっても育児休暇取得または取得予定により、自分自身の産後うつ病リスクが低減しうる。一方母親の産後うつ病リスクは父親の育児休暇取得により高まる可能性が示唆されたとのこと。この話をスタッフにしたら失笑が。日本ではどうでしょう? もう一つは「乳児へのスキンケアに湿疹予防効果なし」という記事。こちらは、生後37週から1歳の湿疹や食物アレルギーがない乳児を対象に。スキンケア介入の効果を検証した研究。実施地域は欧米、豪州、日本で多くが小児病院での検討。抽出した人数は25,827人。解析の結果、乳児期のスキンケア介入(保湿剤の塗布、保湿薬や保湿オイルを用いた沐浴、石鹸の使用制限や入浴回数を減らす指導など)は、1〜3歳の湿疹の累積発症率に影響を及ぼさなかったというものでした。
一つは「父親の育休取得で母親の産後うつが増加」フランスでの調査結果ですが、父親はたとえ2週間という短期間であっても育児休暇取得または取得予定により、自分自身の産後うつ病リスクが低減しうる。一方母親の産後うつ病リスクは父親の育児休暇取得により高まる可能性が示唆されたとのこと。この話をスタッフにしたら失笑が。日本ではどうでしょう? もう一つは「乳児へのスキンケアに湿疹予防効果なし」という記事。こちらは、生後37週から1歳の湿疹や食物アレルギーがない乳児を対象に。スキンケア介入の効果を検証した研究。実施地域は欧米、豪州、日本で多くが小児病院での検討。抽出した人数は25,827人。解析の結果、乳児期のスキンケア介入(保湿剤の塗布、保湿薬や保湿オイルを用いた沐浴、石鹸の使用制限や入浴回数を減らす指導など)は、1〜3歳の湿疹の累積発症率に影響を及ぼさなかったというものでした。
2度感染
現在流行中のインフルエンザはA型ですが、このA型に2度感染した例が宮崎市内で確認されたと宮崎市の三宅先生からメールで知らせていただきました。本年3週までの直近5週の、インフルエンザウイルス検出状況の全国集計では、AH3亜型が109件(95%)、AH1pdm09が5件(4%)、B型が1件(1%)とのこと。AH1pdm09が流行し始めたのかもしれないと注意喚起されています。まだ当院では2度罹患した人はいません。現時点ではコロナ禍前ほどのインフルエンザ流行という感じではありませんが、今後の動向に注意が必要なようです。
節分の豆
今日からもう2月。 今朝のNHKのニュースで「5歳以下には食べさせないで」というタイトルで注意喚起がなされていました。以下記事からの引用です。“3日の節分を前に消費者庁は、のどに詰まらせて窒息するおそれがあるなどとして5歳以下の子どもにはかたい豆などを食べさせないよう注意を呼びかけています。消費者庁によりますと、5歳以下の子どもが食品をのどに詰まらせた事故は、2020年までの10年間で全国の医療機関から141件報告されていて、このうち大豆やピーナッツなどの「豆・ナッツ類」が全体のおよそ2割を占めています。2020年2月には、節分の豆をのどに詰まらせた4歳の子どもが窒息して亡くなる事故も起きています。” 子どもは食べ物を口に入れたまま走り回ることがあります。せっかくの楽しい行事が台無しにならないようにしたいですね。
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