危険な暑さ
各地で猛暑日が続き、熱中症での救急搬送も急増しているようです。電力供給も逼迫し、冷房を適切に使用しながらの節電が求められています。新型コロナ感染予防で換気しながらでの冷房はどうしても通常より電気使用量が増えてしまいます。エアコンは温度を下げるより風量を上げる方が節電になるそうです。
※電力会社レベルで夜の電気を蓄電して、昼間の使用に回すという仕組みの構築が待たれますね。
また記録的な短い梅雨で、ダムの貯水量が減り節水も求められています。厳しい夏になりそうです。
※電力会社レベルで夜の電気を蓄電して、昼間の使用に回すという仕組みの構築が待たれますね。
また記録的な短い梅雨で、ダムの貯水量が減り節水も求められています。厳しい夏になりそうです。
休日在宅医
落ち着いたと思っていた新型コロナ感染ですが、週末にかけて児湯地域でも陽性者が増えてきた印象です。県全体でも患者数が3日連続して先週より多くなっています。それもあってか、今日の在宅医では新型コロナを心配される方が多く、ほとんど駐車場で防護服を着てのコロナ検査が大半を占め、汗だくになっての診療でした。暑い時は手袋の交換も一苦労。汗でなかなか手が入らず何枚も破って無駄にしました。防護服を脱いだ時に吹く風が汗をスーッと拭うようで気持ちいいこと。一瞬癒されます。結局午前だけでなく、午後も検査陽性者が続きました。学校や部活で出ているようです。検査される方もする方も大変な夏に突入!?しそうです。
学年閉鎖
前回ツインデミックのことを書いたばかりですが、東京都立川市の市立第六小学校で、6月17日から3年生45人のうち14人のインフルエンザへの感染が確認され、21日、22日と2日間の学年閉鎖が行われたと報道されました。2年3ヶ月ぶりということでインフルエンザと新型コロナの同時流行が現実味を帯びてきた感があります。二つが一度の検査で判断できる検査キットが開発されるといいのですが…。
☆6月26日(日)は休日在宅医 で9時〜5時まで診療いたします。新型コロナウイルスやインフルエンザ感染を心配される方は一般診察の方と時間・空間を別にしますので、受診前に必ずお電話(0983−23−4423)のうえ来院下さるようお願い致します。
☆6月26日(日)は休日在宅医 で9時〜5時まで診療いたします。新型コロナウイルスやインフルエンザ感染を心配される方は一般診察の方と時間・空間を別にしますので、受診前に必ずお電話(0983−23−4423)のうえ来院下さるようお願い致します。
ツインデミック?
オーストラリアでインフルエンザ患者が急増し、新型コロナウイルスと同時流行していると報じられています。2年連続してインフルエンザの大きな流行がなかったのはオーストラリアでも同様だったようですが、今年は違うようで、今冬は以前にも増して注意が必要なようです。以下日経の記事から引用です。
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オーストラリアでインフルエンザ患者が急増し、新型コロナウイルスと同時流行する「ツインデミック」ともいえる状況になっている。豪州のインフルエンザ流行は日本での冬の流行をはかる重要な先行指標とされる。コロナ禍で国内のインフルエンザ患者は大きく減り、免疫を持つ人が少ない。専門家は8月にも流行が始まる可能性を指摘し、早期の警戒を呼びかける。…
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オーストラリアでインフルエンザ患者が急増し、新型コロナウイルスと同時流行する「ツインデミック」ともいえる状況になっている。豪州のインフルエンザ流行は日本での冬の流行をはかる重要な先行指標とされる。コロナ禍で国内のインフルエンザ患者は大きく減り、免疫を持つ人が少ない。専門家は8月にも流行が始まる可能性を指摘し、早期の警戒を呼びかける。…
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第1回高鍋町教育支援委員会
6月16日(木)午後から高鍋町の小中学校の関係者や町の関係者が集まり行われました。各学校での取り組みや、気になっている子ども達の状況報告がありました。高鍋町は学校や行政との関係が上手くいっているようです。その中で嬉しい報告がありました。その一つは、県委託事業として一つは「発達と言葉の相談・発達検査」はったつのはとことばのこをとって「は・こ相談所」ができたこと。未就学児の相談(必要があれば発達検査)、小学生以上は相談のみ。また、子どもと上手に関わるための「ペアレントトレーニング」や小学生対象の「ソーシャルスキルトレーニング」も行われます。いずれも県の委託事業ということで無料です。また、県立延岡しろやま支援学校からは「きこえとことばの相談のご案内」も届きました。以下のパンフレットを参照ください。




インフルエンザ製造株決定
ようやく新型コロナ感染が下火になってきたようですが、早くも2022/23シーズンのインフルエンザ製造株が決定しました。前期と比べると A型株のH3N2一つが変更になり今季は以下のようになるとの連絡が入りました。
A型株
A/ビクトリア/9/2021(IVR-217)(H1N1)
A/ダーウィン/9/2021(SAN-010)(H3N2)
B型株
B/ブーケット/3073/2013(山形系統)
B/オーフトリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
新型コロナウイルスの出現で、子どもの感染症もいつもとは違う様相を見せています。新型コロナの第7波もいつどんな規模で流行するかもさることながら、海外からの観光客受け入れが再開された今年、インフルエンザが流行するかどうかも気になるところです。
A型株
A/ビクトリア/9/2021(IVR-217)(H1N1)
A/ダーウィン/9/2021(SAN-010)(H3N2)
B型株
B/ブーケット/3073/2013(山形系統)
B/オーフトリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
新型コロナウイルスの出現で、子どもの感染症もいつもとは違う様相を見せています。新型コロナの第7波もいつどんな規模で流行するかもさることながら、海外からの観光客受け入れが再開された今年、インフルエンザが流行するかどうかも気になるところです。
心臓検診委員会
8日(水)夜7時から児湯医師会館で児湯の心臓検診委員会が行われました。小中高の対象者は全部で1,350名。そのうち心電図や問診で122名が要精密検査と判定され、当委員会から受診勧奨の書類を出すことになりました。結構多い数です。それ以外にも肥満や睡眠時無呼吸で受診が必要と思われる方も多く、そちらは学校側から受診を勧められると思います。これらの症状も将来心臓関連で悪影響を及ぼすと考えられるので、軽視せずちゃんと受診をしていただきたいと思います。
*今年は判読医である宮崎市の高木先生に無理を言って、いつもより早い時期に判定委員会を開催できました。というのも夏に向けてプールや体力測定等の学校行事がありその前に出来るだけ判定してほしいという学校側からの要望があったからです。検査を終えてすぐ問診票と心電図を届け一次判読。心電図と問診だけでもかなりの量になります。事務局と高木先生、委員会の先生方お疲れ様でした。
*今年は判読医である宮崎市の高木先生に無理を言って、いつもより早い時期に判定委員会を開催できました。というのも夏に向けてプールや体力測定等の学校行事がありその前に出来るだけ判定してほしいという学校側からの要望があったからです。検査を終えてすぐ問診票と心電図を届け一次判読。心電図と問診だけでもかなりの量になります。事務局と高木先生、委員会の先生方お疲れ様でした。
40年ぶりの再会
5日(日)午後、病院のインターホンが鳴りました。出てみると今は山口県に住んでいる医学部時代の同級生の姿。40年ぶりぐらいで、「僕のこと覚えていますか?」と。一瞬タイムラグがありましたが、ポリクリメンバー(5年、6年生での臨床実習が一緒)で名前が出てきました。なんでも奥さんの実家が宮崎市で墓参りに来た帰りとのこと。彼自身2冊目となる本を贈呈してくれました。本のタイトルは「白夜のティータイム 日本とスウェーデンの移植医療と社会」高井公雄 著。待合においてますので読んでみてください。彼とはテニス部だった仙石君ら他のポリクリメンバーを巻き込んで宮崎大学医学部の「ヒポクラテス杯」というテニス大会を組織しました。学生だけでなく先生らも参加する団体戦で第1回目の優勝を果たしたメンバーの一人です。なんと彼はその後も精進を重ね全日本医師テニス大会でも優勝するほどの実力者になっていました。今年は山口県で開催されるようで、帰り際に是非一緒に出ませんか?と打診されました。ちょっと私にはハードルが高いですが、参加を目指して練習しようと思います。
子宮頸がんワクチンの勧め。
5月最後の31日(火)午後の西小学校低学年の健診で今年度前期の園、学校健診が終了しました。不在の時間帯がありご迷惑をおかけしました。早いものでもう6月ですね。
さて、4月から子宮頸がんワクチンの積極的勧奨が再開されましたが、接種率は上がっていないようです。以下表のように20歳代でも接種できます。国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が死亡しており、また2000年以後、患者数も死亡率も増加しているとのこと。子宮頸がんの80〜90%を防いでくれます。対象年齢の方で接種がまだの方は是非受けてください。また、最近HPV感染で突発性難聴のリスクが増えるという論文(EClinical Medicine 2022;47:101402)も出ています。

さて、4月から子宮頸がんワクチンの積極的勧奨が再開されましたが、接種率は上がっていないようです。以下表のように20歳代でも接種できます。国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が死亡しており、また2000年以後、患者数も死亡率も増加しているとのこと。子宮頸がんの80〜90%を防いでくれます。対象年齢の方で接種がまだの方は是非受けてください。また、最近HPV感染で突発性難聴のリスクが増えるという論文(EClinical Medicine 2022;47:101402)も出ています。

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