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少ない

 出生数が過去最低となったことが報じられました。韓国の出生率が0.81とOECD加盟国で唯一1を下回り人口災害とも言われましたが、コロナ禍もあり日本の少子化にも歯止めがかからない状況のようです。宮崎では公立大や宮崎大学の入試が始まりましたが、今日の新聞に県立高校の最終志願状況が掲載されていました。それによると県立校34校中26校76%が定員割れ。我が母校はどうかと見てみると、普通科で倍率がなんと0.25という低さ。学力の問題だけでなく部活動をはじめ、高校生活が成り立つのかと危惧してしまいます。学区制が撤廃され、市内の県立校に通う子どもも増えたとは思いますが、それにしてもこの少なさには驚きでした。高鍋高校の垣根に国公立大学合格者数やラグビー等部活の全国大会出場の横断幕が掲げられていますが、高校間の生徒争奪戦も激化しているようです。

5歳から11歳の新型コロナワクチン接種

 宮崎市では3月1日から5−11歳の新型コロナワクチン接種が開始されるようです。まだまだ迷っていらっしゃる方も多いかと思います。このほど厚労省からそれに関するお知らせのパンフレットが出ました。下記サイトをご参照ください。
 ⭐︎高鍋でも小学3年生から5年生対象に2月下旬には資料が配布され、集団接種の予約が3月1日から町のシステムで可能になる予定とのことです。
https://www.mhlw.go.jp/content/000896558.pdf

郵便事情

 20日は「子どもとメディア全国フォーラム」が開催されました。いつもは福岡で直に講師の話が聞ける機会だったのですが、オミクロン株感染の広がりを受け、Webでの開催でした。しかも2月14日に配送されたはずの資料が18日(金)になっても届かず。土曜日は通常の郵便配達はしなくなりましたので19日に事務局に連絡してネットから資料をダウンロードすることに。アナログ人間の私は講演を聞きながら資料に書き込んでいくタイプですので、ちょっとモチベーションが下がりました。先日新聞で通常の郵便物は届くのが遅くなると報じていましたが、福岡からの郵便物がこれほど遅れるとは。締切や〇〇までに必着というものは、かなり早めに送るか、速達や配達記録の残るレターパックじゃないといけないと再認識させられました。郵便も鉄道も民営化した時はサービス低下はないとの触れ込みでしたが、田舎ほど採算が合わなくてサービス低下や不便さが際立ってきていると感じるこの頃です。

高鍋と木城町の5歳〜11歳の新型コロナワクチン集団接種

 2月16日は木城町の、17日は高鍋町の予防接種の方と打ち合わせを行いました。その結果高鍋町は、小学3年生以上の高学年を対象に3月13日の午前と午後小児科医一人体制で(第1回目)と4月3日は午前小児科医二人体制(2回目)の各日曜日で集団接種を行う予定ですすめることになりました。また小児科医不在の木城町も同じ日程の午後で小児科医二人体制でこちらは5歳〜11歳対象に集団接種を行うことになる予定です。また、宮崎県の方も広域接種が行えるように準備をすすめています。こちらの個別接種開始は集団接種よりは遅れそうです。この2町の保護者の方は行政からの広報に気をつけておいてくださいね。*予約は当院ではなく、町側が行う予定です。

三連休明けの外来

 全体的には、新型コロナ感染は減少傾向が続いているようですが、連休明けの14日(月)は当院では最多のコロナ検査を行いました。陽性になったのは大人が一人であとは全て10歳以下。幸い症状は軽いのですが、家族が濃厚接触者になり自宅療養が続くのは精神的にはきついですね。まだまだ油断は禁物ですね。また、公立病院でのクラスター発生もあったようで、外来診療が一時的にストップあるいは制限がかかるとの連絡がありました。小児や妊婦さんに関しては最大限考慮していただけるようですが、こういう事態が続かないことを祈りたいものです。

5歳からの新型コロナワクチン

 10日(木)午後高鍋町の健康づくりセンターの方々が新型コロナ予防接種の相談に見えました。結局、5歳からからの新型コロナの予防接種は児湯5町各自治体で対応することになりました。高鍋町は個別接種と集団接種の併用でいくことになりました。個別も集団も小児科医が担当します。この年齢層のワクチンは12歳以上と接種量が異なります。間違いを防ぐためとマンパワーの問題で、12歳以上の新型コロナの個別接種は小児科医は行わないことになりました。また、早くても3月下旬からの接種になりそうです。まだ時間がありますので、迷っていらっしゃる方はかかりつけ医と相談して接種するかどうか決めてくださいね。詳しいことが判明次第お知らせいたします。

園でクラスター発生

 高鍋町や西都市の保育園で第6波初のクラスターが発生しました。高鍋町内ではここのところ毎日新規発生があり、10歳未満が増えてきています。町内だけでなく、隣の園や学校でも陽性者が出ています。幸いなことに当院で経験した新型コロナのほとんどの子どもたちは軽症です(インフルエンザの方がよほど症状はきついように感じます)。陽性者が出ると必然的に濃厚接触者が出て、濃厚接触者とはならないまでも周囲の人は心配で検査を希望されることが多いようです。しかし、検査キットも医療機関のキャパシティも限られている現状。迅速検査は15分でわかっていいのですが、PCR検査は早くても結果が出るのは夜中。結果は Faxで送られてきます。翌早朝Faxに目を通して陽性だと保健所の方に電話連絡とHER-SYSというインターネットを介したシステムに入力します(セキュリティーが厳しく、パスワード以外にも携帯電話による本人認証まであります)。その後7時頃から保護者の方に電話する日々が続いています。早くピークを越してほしいものです。

予防接種

 児湯郡内でも園児や小学生の新型コロナ陽性が毎日のように見られるようになった今、どこで新型コロナに感染するかわからない状況になってきています。院内は換気も機器で監視しながら行い、消毒も行っていますが、通常の予防接種は病気の子どもが混じらない健診・予防接種の時間(14:00〜15:00)での接種をお勧めします。また、今日の夜間も新型コロナワクチン接種を12歳以上の子どもたちに行いますが、このワクチン接種の前後2週間は他の予防接種ができません。3月からは5歳以上の新型コロナワクチン接種も始まる予定です。特に年長児は2期のMRワクチンという大切な予防接種があります。まだ接種されてない方はできるだけ早く接種されることをお勧めします。

経過報告

 診察室の椅子をバランスボールにかえて1ヶ月以上経過しました。保護者の方にはちょっと引かれるかなと思いましたが、体幹のトレーニングですかと好意的に捉えてくださる方が多い様です。先日は、面白いと写真に撮って帰られた方もいらっしゃいました。さて、1ヶ月以上経って何が変わったかというと、なかなか落ちなかった体重が1kg減ったことです。これがバランスボールによる効果とは断定できませんが、嬉しい変化でした。子どもたちはボールを触ったり、叩いたり、診察中に蹴ったりと楽しんでいる様です。診察室に入る抵抗感が少しでも和らいでいるといいなぁ。

子宮頸がんワクチン(HPV)に関する講演会のご案内

HPVワクチンが個別通知再開となり、かつキャッチアップ接種が実施されることになったのを受けて、3月24日(木)に養護教諭・学校教職員を対象に、「今、知っておきたい子宮頸がんとHPVワクチン」をオンラインで開催(みんパピ!と共催)するとの案内が来ました。将来の子宮頸がんを予防するために学校で最新情報を伝えることが重要ということで、今回は地域の学校関係者や養護教諭への案内となります。新型コロナが教育現場に多大な影響を及ぼしている最中で、先生方は大忙しだとは思いますが、時間の都合がつくようでしたらご覧になってください。
 詳細は、こちらです。 https://www.know-vpd.jp/news/hpv.php
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