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今年最後の集団接種

 11月28日(日)午前中は、新型コロナの今年最後の集団接種でした。5名の方のキャンセルとまだ1回目の方がいらっしゃったり、新たな接種希望があったりいうことで、あとは個別接種での対応となります。集団接種会場として利用していた公民館も後片付けが行われました。来年は第3回接種と、2月から5歳以上の子ども達への接種が開始される予定で行政の方はその対応に追われています。というのも、第3回接種に自治体に配給されるワクチンは、ファイザー製6割、モデルナ製4割です。モデルナ製の1本当たりの接種人数がファイザー製に比べ多くなり、今までワクチン1本あたり6人単位で集めていた人数が10人単位となり個別接種では使いづらいからです。また、子ども向けも1本当たりの接種人数が同様に多くなり、個別接種が可能かどうか、全員集団接種でいくかどうか等考慮すべき問題が山積みです。先ずは、5歳以上で接種希望者がどの程度なのか事前調査が行われる予定です。
 また、子宮頸がんの積極的勧奨も再開されることが決定しました。来年も予防接種に関しては忙しい1年となりそうです。

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11月下旬の急病センター勤務

 11月25日(木)夜は、宮崎市夜間急病センター準夜勤でした。センターに行く道すがら北側にほぼ完成した新しい病院の内部がみえましたが、受付ロビーはとても広く天井も高く明るくて開放感のある空間になっていました。上の階に向かうエスカレーターもみえました。来年1月にはいよいよプレオープン。引っ越し準備が大変そうですね。 急病センターの方は、急に寒くなったので喘息発作での来院が多いかなと予想していましたが、蓋を開けてみると最初の1時間ほどは患者さんがみえず、午後8時過ぎに最初の患者さんが来院。以前熱性けいれんを2回起こしたことのある幼児で本日は午後と夜間と1日のうちに2回起こしたと来院されました。診察してみると手足口病に伴う熱性けいれんでした。まだ市内では手足口病が衰えていないようですね。その後は、それまでが嘘のように次々と来院がありました。指を切ったり、舌を噛んで出血が止まらない幼児等外科的疾患や嘔吐での来院がありました。また泣き方がひどく泣き止まないという4ヶ月の子どもも来院しましたが、診察室では顔色も良く気持ち良さそうに眠っており、診察して起こすのが憚られる状態でした。自分の子どもや孫もそうでしたが、ぐずりがひどかったとき、車での揺れがいいのか短時間ドライブすると機嫌が治っていたのを思い出しました。

勤労感謝の日

 勤労感謝の前日、今年も一真持田保育園の園児から素敵なお花と激励をいただきました。ありがとうございます。これからも頑張ります。花がある生活はいいですね。
急に寒くなってきたこの祝日、皆様はどう過ごされましたか。私は福岡在住の子どもや孫達にインフルエンザの予防接種をしました。今年はインフルエンザワクチンがいつもより不足気味で予約が難しいと言うことで私の出番となりました。孫達への痛い?プレゼントになりました。
 *幸い当院では現時点ではインフルエンザワクチン不足は生じておりません。
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絵手紙

 ここに来てインフルエンザ予防接種が増えてきています。特に土曜日希望される方が多く、できるだけご要望に応えようと努力していますが限界があります。週末を希望の方は早めにご予約下さい。また、例年通り月、水、金の夕方6時からも若干名ではありますが予防接種枠を設けていますのでご利用ください。
 今日インフルエンザにきた年長さんの女の子の注射が終わった後で、手紙を預かりましたよと看護婦さんが持ってきてくれました。手作りの封筒を開封したら以下のような絵手紙が入っていました。色使いも上手ですね。とてもうれしかったです。この場を借りて『ありがとう。』疲れが吹き飛びました!。
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ソーダ税

甘味飲料税なるものがあるのを今日のM3.comが報じた記事で知りました。調べてみると肥満率で世界第1位のメキシコでは、2014年にソーダ税*が導入されたそうです。「肥満の一因」ともされる加糖飲料の消費量減を目論んだこのソーダ税は、近年、世界的な趨勢の一つともいえるということで、アラブ首長国連邦(UAE)は2020年1月1日から、砂糖や他の甘味料を加えた飲料、または飲料に変換できる液体、濃縮物、粉末などに対して、50%の物品税を課すことを決定したとのこと。税率の高さにもびっくり。たばこ税のようになんでも税金アップで解決する方向はどうかとも思いますが、それほど切羽詰まっているという認識でしょうか。
*「ソーダ税(Soda Tax)」砂糖や人工甘味料などが添加された炭酸ドリンクに代表される「加糖飲料」への課税。

救済処置の方向

 16日の新聞に、子宮頸がんワクチンの積極的な勧奨が中止された間に機会を逃した女性が無料接種できるようにする方針を厚労省が固めたというニュースが掲載されました。1997年〜2005年度に生まれた女性が対象となるようで、来年4月からの実施が検討されているとのことです。
 また、スウェーデンでの約167万人の女性を対象とした研究では、ワクチン接種時の年齢を16歳以下と19歳以下のグループで分けたとき16歳以下のグループの方が効果が高かったとのこと。対象年齢に達したらできるだけ早めに受けられることをお勧めします。

積極勧奨を再開

 厚生労働省の専門部会が、子宮頸がんワクチンの積極的勧奨を再開したという報道がなされました。その日のうちに子宮頸がんワクチンを接種された方が当院でも3名。その中の一人からは、今からの接種だと3回目が定期接種期間を過ぎてしまうけど3回目の補助の可能性について尋ねられました。はっきりとしたことは言えませんが、日本脳炎も救済処置が執られている今までの流れからすると救済処置があるのではないかと期待しています。何はともあれ、子宮頸がんワクチンへの関心の高まりと接種希望者が増えていることはうれしいことです。

木城町教育支援委員会&児湯医師会理事会

 11日午後は木城町の教育支援委員会でした。そこでは特別支援学級への誤解、偏見で子どもも親も支援学級を希望するも、祖父の強い拒否で実現しなかったケースが報告される一方、少人数のクラスで子どもの成長が見られ感謝されたケースも紹介されました。百聞は一見にしかず、見学も含め、地域への啓蒙も大事なテーマのようです。
 夜は、児湯医師会理事会でした。児湯5町の新型コロナワクチン接種率はどこも8割を超え、87%に達した町もありました。来年度から始まる3回目接種は、町主体になるので5町で進め方も変わるようです。
 *今日のニュースでインフルエンザと新型コロナ同時感染が有り得ること、同時感染では症状が重くなる傾向との話がありました。インフルエンザの予防接種は児湯5町では補助が出ています。今のうちに接種しておいてください。

令和3年度高鍋町保険医療懇話会

 8日(月)夜コンフォール健康センターで開催されました。令和2年度から3年度にかけて新型コロナ流行の影響でいろんな健診や保健事業が中止になったり、回数が減ったりしたようですが、そんななか子ども達の予防接種はさほど減ってなかったのが救いです。新型コロナワクチンも第1回接種を終えた方は83.6%、第2回も83%弱になるようで順調のようです。抗体カクテル療法や経口薬の登場で将来的にはインフルエンザの様に外来診療が主になっていくのでしょうね。
 屋内プール利用者は、プールが90日程休館した影響もあり1万人以上減。ただ、利用した多くの方は効用を感じているアンケート結果のようでした。高鍋町のプールは、県内ではとても珍しい温水プールということもあって利用者の約40%は町外の方とのことでした。運営はかなりの赤字とのことですが、存在価値は高いようです。

休日在宅医

 子宮頸がんワクチンの積極的接種勧奨再開に向けての動きが本格化しそうです。それにともない、今まで積極的接種勧奨を控えていた期間に接種していない方の救済処置(無料接種)を行う可能性に言及している記事が7日(日)の新聞にありました。そうなる事を切に願います。
 さて、昨夜の雨も上がり、気持ちのいい日射しが降り注ぎ、新型コロナ発生がが2週間以上ゼロが続く中での休日在宅医、外来の方は落ち着いていました。嘔吐で点滴加療を要した子どもが一人、新型コロナを心配されて来院された方も1名のみでした。手足口病も一人のみで終息にむかっているようです。隣町ではアデノウイルス感染が出たようです。当院でも検査した子どもはいましたが陰性でした。特段流行している病気はなさそうです。

教育支援委員会

 11月4日(木)午後2時から開催された高鍋町の教育支援委員会に出席してきました。来年度の小学校就学児と中学就学生徒に関して、どの学校、どのクラスでで勉強するのがふさわしいかを小、中学校の先生や教育委員会、健診担当部署の方々が集まって意見交換をする場です。分厚い資料に、園や学校での様子等が記載されており、子ども達に関われている方々が日頃からよく子ども達のことをみておられることがわかりました。来週は木城町でも同様の会議が行われます。
 年賀状が発売になりましたが、もう来年1年間の高鍋町休日在宅医当番表が送られてきました。また来年度の乳児健診の日程調整に関するFAxも届き、1年経過するのがなんと早いことか実感しているこの頃です。

修学旅行

 新型コロナ新規発生ゼロが続いています。学校行事の修学旅行も復活したようですね。12歳以上対象の集団接種も11月7日(1回目)、11月28日(2回目)が最後ですが、ちょうど1回目が修学旅行で受けることができない子ども達がおり、当院でも個別接種で対応することになりました。また、新たに12歳になる子ども達の新型コロナワクチン接種に関して高鍋町は個別接種で対応する予定です。健康づくりセンターの方に確認してください。
 ☆☆11月7日(日)は休日在宅医となっています。新型コロナウイルス感染等を心配される方は一般診察の方と時間・空間を別にしますので、受診前に必ずお電話(0983−23−4423)のうえ来院下さるようお願い致します。