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大掃除?

 最近休日や空き時間を見つけて、部屋の片づけをしています。いつもの場所に当たり前のように置いてあった物を見直してみると、使ってない物の多いこと、ちょっと整理しただけで先日はゴミ袋3つがあっという間に一杯になりました。長年占拠していた物がなくなり、新たな空間ができて、部屋の配置も変えてみると新鮮な気持ちになりますね。待合室に置いている本も絵本は定期的に入れ替えていましたが、単行本や文庫本も古い書物は処分して、新しくしました。新型コロナで待合に本を置かなくなったところもあるようですが、前後の手指消毒をしてもらえれば問題ないのではと当院では置いています。何もかもダメダメというよりも、上手なつきあい方を教えるいい機会となるのでは。

中・高生の新型コロナワクチン

 25日(土)午後は9月最後の新型コロナワクチン個別接種でした。今月は164名の方に個別接種を行いました。幸い接種直後に症状を呈した人はいませんでした。また、26日(日)の午前中は、高鍋町の中高生の新型コロナワクチン集団接種に出かけてきました。幼少時にみていた子どもたちの成長ぶりに驚かされました。2回目の子どもがほとんどで1回目接種後の様子を尋ねましたが、それほどでもなかった人が大多数でした。来週日曜は午後が集団接種担当になっています。あと一月で新型コロナ予防接種は目途が立ちそうです。このままいけば、宮崎でも来月は宣言解除になりそうですね。

食品による窒息に注意

県病院小児科の大平智子先生から以下のようなメールをいただきました。
 〜以下抜粋〜 
 昨年9月に東京八王子の幼稚園で4歳のお子さんがブドウによる窒息で死亡された事例をうけて、日本小児科学会の『こどもの生活環境改善委員会』で食品による窒息 子どもを守るためにできること|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY (jpeds.or.jp)を作成しホームページ上にupしました。しかし、どれだけの保護者がみてくれて、実際に予防にどれだけ繋がるのかと疑問に考え、チラシ作成を行うこととなりました。チラシ作成の目的は、かかりつけ小児科や病院などの待合室で、このチラシを貼っていただき、「保護者」にみてもらい、予防につなげていただくことです。
 〜 〜 〜
☆半年かけて作られた力作。ブドウの季節に間に合ったようです。食品による子どもの窒息が減ることを願います。
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シルバーウイーク

 連休最終日の20日は、休日当番医でした。今回は熱発の方が多く、隔離室が混み合い待ち時間が長くなりご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫び致します。まだまだ手足口病が多く、一人だけ園でヒトメタニューモウイルス感染が流行しているという方がいました。ヒトメタニューモウイルス感染は高熱と肺炎を疑わせるようなひどい咳が特徴です。時期的には春先から初夏にかけてが多いのですが、感染症に季節感がなくなってきつつあるのでしょうか。幸いその子どもは違いました。結局、来院患者の40%弱が隔離室や新型コロナ検査場での診察となりましたが、コロナの検査で陽性になった人はいませんでした。県内の新型コロナ発生も20日発表分は6人と久しぶりの一桁台。ピークが過ぎたのであればいいのですが・・・。

今、求められる学校の感染症対策に関するYouTubeセミナー

宮崎市郡小児科医会会長の山﨑先生から紹介いただいた『公益財団法人日本学校保健会が主催する研修動画』です。新学期が始まり、学校現場での感染も心配なこの頃です。ご参考になさってください。内容は以下参照ください。

「今、求められる学校の感染症対策に関するYouTubeセミナー」
 昨今の感染拡大を踏まえた新型コロナ対策の最新動向及び学校における
具体的な手立てをお伝えする動画を公開いたします。
学校現場で奮闘する皆様のお役に立てれば幸いです
〇視聴用URL: https://bit.ly/3zye6hP  https://www.youtube.com/watch?v=DuA-SSUg3z0 https://www.gakkohoken.jp/news/archives/104 https://www.gakkohoken.jp/uploads/pdfs/ivent/20210903flyer.pdf" target="_blank" title="https://bit.ly/3zye6hP">https://bit.ly/3zye6hP  https://www.youtube.com/watch?v=DuA-SSUg3z0
〇研修内容:各20分
1. デルタ株による感染動向と課題 → 岡部信彦先生
2. 最新の衛生管理マニュアルを踏まえた新学期対応 → 文部科学省 三木忠一様
3. 新学期に向けて今学校ができること → 和田耕治先生
https://www.gakkohoken.jp/news/archives/104
https://www.gakkohoken.jp/uploads/pdfs/ivent/20210903flyer.pdf
☆9月20日(月)は休日在宅医となっています。新型コロナウイルス感染等を心配される方は一般診察の方と時間・空間を別にしますので、受診前に必ずお電話(0983−23−4423)のうえ来院下さるようお願い致します。

インフルエンザの予防接種

 新型コロナウイルス感染も県全体では減少傾向が見られるようですが、高鍋では昨日も2人陽性。人口比で言うと宮崎市の30人陽性相当になります。宮崎市が昨日一桁だったのでまだまだ油断できませんね。
 さて、インフルエンザの予防接種の予約が入りだしました。当院では今年も1回3,300円(税込み)です。昨年はインフルエンザは流行しませんでしたが、新型コロナワクチン接種のすすんだ今年はどうなるか予想もつきません。*下記は、日本ワクチン学会の見解の一部を抜粋したものです。
 『インフルエンザワクチンの有効性と安全性
 1) 有効性
  ・65 歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については 34〜55%の発病を阻止し、
   82%の死亡を阻止する効果があったとされています 。
  ・ 6歳未満の小児を対象とした 2015/16 シーズンの研究では、
   発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されています 。
 2) 安全性
  インフルエンザワクチン接種後には、注射部位の発赤、痛み、腫れなどの局所反応や、
  発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、関節痛、筋肉痛などの全身反応を含む、 副反応が出現する可能性があります。
  これらの副反応は、通常、2〜3日以内 に消失します。
4. 結論
 日本ワクチン学会は、今冬の国民の感染症対策と医療体制の維持のため、
 今シーズンのインフルエンザワクチン接種について、強く推奨いたします。』

孫達の出国

 2年ぶりに会った孫は絵本大好きになっていて、待合の絵本も含め何冊もの絵本を読んでとせがまれました。こんなに声をだして絵本を読んだのは初めてというほど。その孫達家族も出国72時間前の新型コロナPCR検査陰性の結果を持って、11日に出国しました。向こうに着いたらついたで、なんと鼻腔と咽頭と2カ所から別々に検体をとってPCR検査。その後2週間の完全隔離(部屋から一歩も出れないそうです)。この隔離期間がPCR検査やワクチン接種で短縮されると行き来しやすくなるのですが・・・。ひさしぶりに賑やかな日々だったので、帰る前孫に『さびしいよ〜』と言ったら、孫が『じじが寂しくないように、私の名前を書いたテープを椅子にはっとくからね!。』見送りに出たらチャイルドシートに座ったあと『寂しくないようにハグしてあげるからね』と涙ぐんでハグしてくれました。いつまでじじの相手をしてくれるかな? 先月5歳になったばかりですが、次会うときは小学生になっているかな?

児湯医師会理事会

 昨日は木城町めばえ保育園健診でした。100名をこえる元気な子ども達。怖がってなく子どもが数名いただけでした。
夜は、児湯医師会理事会。理事会開催前に事務局から『看護学生 10月号』をみせていただきました。なんと児湯准看護学校が紹介されていました。また、児湯准看護学校の先生が同誌の連載も執筆されていることも知りました。児湯准看護学校が全国区になって喜ばしいことです。
 さて、理事会の方の議題の中心はやはり新型コロナ関連。児湯管内の65歳以上のワクチン接種率は83-88%と良好でした。ただ感染者の方は7月25名、8月218名、9月7日現在16名で保健所の負担が増加しており、感染症自宅療養者への健康観察体制確保事業が実施されることになったとの報告があり、訪問看護ステーションの看護師や地元医師会の医師が協力していく体制づくりが求められるようです。

こども医療でんわ相談

 以前小児救急でんわ相談と言っていたものが、こども医療でんわ相談と名称をかえました。先日そのポスターが送られてきました。名称が変わったことは知らない人が多いかもしれませんが、#8000はもう知らない方はいらっしゃらないでしょうね。夜間、休日判断に迷ったらご利用ください。ポスターにも書いてありますが、緊急・重症の場合は迷わず119番を。*今日も熱中症の軽症の学童が救急搬送されました。まだまだ熱中症には注意が必要ですね。
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妊婦さんと新型コロナワクチン

 妊婦さんの新型コロナ感染が増えているようです。周産期センター勤務の新生児科医師がポスターを作成したと東京北医療センター小児科、川口市立医療センターの奥 起久子先生がポスターを紹介してくださいました。「産後支援をしている助産師さん情報では、授乳している人が接種会場に行くと、接種はしてくれるものの、結構な割合で、念のため(!)授乳はやめておいて下さい、と言われるそうです。」とメールにありました。新型コロナの予防接種を受けても授乳をやめる必要はありません。周りに妊婦さんがいたら教えてあげてくださいね。当院では4日(土)午後、中高生とその家族48名に新型コロナワクチン接種を行いました。 
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夏期休暇終了

 長いこと休暇をいただき、ご迷惑をおかけしましたことお詫び申し上げます。おかげさまで久しぶりに孫達に会うことが出来ました。一人の孫は帰国時に2週間の隔離期間を経て、来県前には念のため新型コロナの検査を受け来県。緊急事態宣言を受けて、外出自粛や種々の施設の閉鎖で期待していたコアラを見に鹿児島の動物園に行くことはかないませんでしたが、蚊口の浜に海を見に行くことができました。波を怖がり自力では波際に行くことは出来ませんでしたが、抱っこされてやっと足をつけることが出来ました。次に帰ってくるときには波を怖がらなくなっているかな。
 明日3日からは通常診療で、4日の土曜は新型コロナワクチン接種も再開です。3回目の接種も現実のものとなりそうで、ワクチンの集団接種、個別接種は来年まで続きそうですね。