季節の移ろい
昨日は黄砂で視界がすっきりせず、夜の月もピンクがかって見えました。周辺の田植えも終わったようで、昨夜は蛙の合唱を今年初めて耳にしました。春ですね。明日から4月。学校や会社では新年度を迎えます。こんななか、歓送迎会の自粛を呼びかけている政府のお膝元、厚労省の一部職員による深夜におよぶ会食が明らかになりました。第4波が懸念されている今、なんとも危機意識が低いと非難されてもしかたないでしょうね。都城でもクラスターが発生。飛び火しないといいのですが。引き続き感染予防策を怠らないようにしないといけませんね。
新型コロナワクチン接種計画
25日夜、児湯医師会館で高鍋町の「新型コロナワクチン接種計画」に関する説明と協力依頼がありました。ここにきて高齢者向けのワクチン第1弾が4月下旬に届く予定だということが判明。ただし、1箱だけ<対象者は約7,000人もいるのですが>その後順次接種対象者を拡げていくと言うことですが・・・(全対象者は約18,000人)。オリンピック開幕には間に合いそうにありません。優先接種の医療従事者用のものも4月中旬に届くようですが、希望者全員分には足りず、現時点で私も含め当院スタッフがいつ接種できるか不明という状況。ワクチン接種もコロナ対策同様長期戦を覚悟しないといけないようです。
三次喫煙
受動喫煙という言葉は目や耳にしたことがあると思いますが、三次喫煙という言葉はご存じでしょうか? 公益社団法人 地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センター センター長の中村正和先生が eーヘルスネットで情報提供されており、以下はそこからの引用です。「三次喫煙は、環境たばこ煙そのものに曝露される受動喫煙とは異なり、たばこの火が消された後も残留する化学物質を吸入することをいいます。たばこ由来のニコチンや化学物質は、喫煙者の毛髪や衣類、部屋や自動車のソファやカーペット、カーテンなどの表面に付着して残留することが知られています。それが反応、再放散したものが汚染源になり、三次喫煙が発生すると考えられています。部屋で過ごす時間が長い乳幼児などでは三次喫煙による影響が懸念されます。」 新型コロナ感染流行をうけて、おうちで過ごす時間が多くなっている今、喫煙は本人はもちろん、周りの人に受動喫煙のみならず、三次喫煙というリスクを負わせる可能性が高いという認識がひろまり、禁煙を始める動機付けになってくれるといいなぁと思います。
新型コロナ発生ゼロ
せっかくの連休、天気が今ひとつでしたが皆様どのようにすごされたでしょうか。私は久しぶりに孫達とカードゲームを楽しみました。
さて、宮崎県では、19日連続で新型コロナ発生の報告がありません。当院でも新型コロナの検査を行わない日が続いています。新型コロナ検査用に新設した屋根付きカーポートですが、検査をする時間帯は別に設けていますので来院された方はどなたでもご自由にお使い下さい。病院玄関に近いので雨の日など便利かと思います。
さて、宮崎県では、19日連続で新型コロナ発生の報告がありません。当院でも新型コロナの検査を行わない日が続いています。新型コロナ検査用に新設した屋根付きカーポートですが、検査をする時間帯は別に設けていますので来院された方はどなたでもご自由にお使い下さい。病院玄関に近いので雨の日など便利かと思います。
コロナ発生0が続く中での急病セインター勤務
18日(木)夜は、宮崎市の夜間急病センター準夜勤務でした。17日現在で15日間新型コロナの発生がないなか、急病センターの受診傾向にも変化が出ているようです。新型コロナが宮崎市で見られたときは、一桁台が珍しくありませんでした。しかし、3月中旬からは増えてきていたので、今回も多いのかなと予想しましたが、さほどでもなく特に流行っている病気はなさそうでした。ただ、割り箸を口に咥えていて喉をさしたとか、転倒して頭を打ったとか、赤ちゃんの耳掃除をしていて綿棒に血がついたとか外科系の来院が目立ちました。他には喘息発作と12歳の男の子が痙攣?で来院と思ったら発熱に伴う悪寒戦慄で一安心と重症患者はなく。新型コロナを心配しての来院は一人もありませんでした。*急病センターまでの道のり、車の多さにびっくり。転勤等での移動も多くなる時期、第4波が来ないことを祈りたいですね。
第3回子ども健康セミナー 第一報
先週末、オンラインで行われました。新型コロナウイルス感染発生ゼロが続いていますが、みんなが一堂に会しての開催はまだ無理のようです。年2回の学術集会の日程と、昨年新型コロナ発生で行うことのできなかった第3回子ども健康セミナー開催の件を検討しました。今年は、6月12日(土)の午後2時〜4時の日程で、講師は昨年お願いしていた『生きるって、なに?』の著者のたかのてるこ氏で行われる予定で勧めることを確認しました。ただ、密を避けるために定員は例年の半分になる予定です。正式なチラシができたらまたご報告致します。乞うご期待!
児湯医師会理事会
11日夜、児湯医師会理事会が開催されました。主な議題は、やはり新型コロナのワクチン関連。宮崎県に入ってくるワクチンの数が多くはないようで児湯地域の我々医療従事者が受けることができるようになるのは来月になりそうな予想です。高齢者の予防接種も同時並行ということですが、こちらもずれこみそうです。そんななか、明るい話題は、前年に続き、児湯准看護学校の今年の卒業生全員の資格試験の合格です。個人的にも全国でもトップレベルの点数を取った卒業生もいたとのこと。医師会立の准看護学校の経営はどこも厳しく、児湯准看護学校も毎年赤字経営ですが、継続していく励みになりますね。
親子健康手帳
小児科に持参するのは、母子(健康)手帳でしたが、最近は親子健康手帳も目にするようになりました。呼称だけでなく、一般的な母子手帳が6歳までが主流なのに対し、親子健康手帳は20歳まで記録できるという違いがあるようです。何れの手帳も発育・発達歴、予防接種歴や病歴を知るのに欠かせません。新学期を迎える前にぜひ未接種の予防接種がないか確認する機会を持って欲しいと思います。
*大学や専門学校入学前に麻し、ん風しん、水痘、おたふくかぜ、B型肝炎の抗体検査に来院される方が今月になって増えています。これらの抗体がない方は予防接種を受けてその証明書を提出しないといけないようです。
*大学や専門学校入学前に麻し、ん風しん、水痘、おたふくかぜ、B型肝炎の抗体検査に来院される方が今月になって増えています。これらの抗体がない方は予防接種を受けてその証明書を提出しないといけないようです。
筋肉注射
子ども達の予防接種のほとんどは皮下注射ですが、子宮頸がんワクチンは筋肉注射。先日朝のNHKの報道では、ワクチン接種後の追跡調査で、17歳までに子宮頸がんワクチンを接種すると予防効果は88%との結果が出ているとのこと。厚生労働省の17年の統計によると、子宮頸がんを患う女性は年間約1万1000人、死亡者は約2800人。HPVワクチン、ぜひ接種して欲しいと思います。
さて、私は先月末に肺炎球菌ワクチンを接種してきました。小児の肺炎球菌ワクチンは皮下接種ですが、大人の肺炎球菌ワクチンは、筋肉注射です。筋肉注射は痛いと思われている方が多いと思いますが、接種してくれた看護師さんが上手だったのか全く痛みを感じませんでした。翌日朝起きる時に左腕がいつもと違う感じ、ちょっとした痛みと違和感。しかしそれも夕方には消失。今月から始まる医療従事者への新型コロナワクチンの先行接種。これも筋肉注射。同じような感じかどうか、接種できたらご報告しますね。
さて、私は先月末に肺炎球菌ワクチンを接種してきました。小児の肺炎球菌ワクチンは皮下接種ですが、大人の肺炎球菌ワクチンは、筋肉注射です。筋肉注射は痛いと思われている方が多いと思いますが、接種してくれた看護師さんが上手だったのか全く痛みを感じませんでした。翌日朝起きる時に左腕がいつもと違う感じ、ちょっとした痛みと違和感。しかしそれも夕方には消失。今月から始まる医療従事者への新型コロナワクチンの先行接種。これも筋肉注射。同じような感じかどうか、接種できたらご報告しますね。
カーポート工事
明日はひな祭り。福岡に住む次男の長女も初めて迎える桃の節句ですが、こんな時勢なのでなかなか会えません。さて、その3日〜5日までの予定で当院駐車場に新たな屋根付きカーポートを設置します。ここを新型コロナ等の検査を行う駐車場にしたいと思います。待合室の北隣、カーブミラーの対面に当たります。できるだけご不便をおかけしないよう工事してもらうつもりですが、どうぞよろしくお願いいたします。ただ、今週は天気が今ひとつのようで少し工期に変更があるかもしれません。その際は改めてお知らせ致します。
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