九州医学会
11月29日(日)は、九州医学会の分科会、九州小児科学会がオンラインで開催されました。今年は宮崎が担当県。本来ならば宮崎市のシーガイアに九州各県から各科の先生が参集して学会が開催されるのですが、今回は新型コロナの影響でほとんどの分科会が中止を余儀なくされました。九州小児科学会は、なんとかオンライン開催にこぎ着け、若手の研究者の発表が3題、その中から優秀演題を選ぶという恒例行事を無事行い、その後特別講演2題を拝聴しました。来年は首里城再建中の沖縄で行われます。その頃までには終息してほしいと願わずには折れません。昨日は、川南の方が一人感染したとの報道がありました。当院でも先週に一人新型コロナの検査を行いましたが、幸い陰性でした。駐車場での検査は、する方もされる方も結構大変です。これ以上拡がらないことを願いたいものです。
インフルエンザの予防接種予約再開
予約制限をしていたインフルエンザ予防接種ですが、先日ワクチンが入荷し予約を再開しました。今月末と12月初めで当院が予約していたワクチンがすべて入る予定です。今年は西都・児湯地区で助成が出たこともあり10月初めから多くの方が接種されました。お父さん、お母さんも一緒に受ける方が多かったのも今年の特徴でしょうか。全国的にはインフルエンザの発生はまだ例年に比し少ないようです。厚労省からも、流行地域では新型コロナウィルスの検査を積極的にするようにとの通達が入っています。今年は、インフルエンザの検査をするときも新型コロナが隠れている可能性も考え、フェイスシールドと手袋が最低限必要とされています(新型コロナウイルスの検査の際にはガウン着用も)。そのこともあり、当院ではそれらの検査が必要な方に関してはできるだけ、午前10時〜11時、午後3時〜4時の間に来ていただくようお願いします。あわせて、その時間帯は、予防接種や急患でない通常診療の方の来院は感染拡大防止の観点からご遠慮していただくようお願い致します。
ミックスダブルス
この連休、比較的新型コロナの発生が少ない九州の観光地は多くの人で賑わったようですね。大阪や北海道のように感染が広がらなければいいのですが。この連休私はスポーツの秋ということで、地方のテニス大会に次男夫婦と一緒にミックスダブルスを楽しみました。今回は次男夫婦に子どもがが生まれたため自分たちだけでは試合に出ることができず、私たちに子守もかねて(こちらがメインかな!?)誘いがかかりました。地域の小さい大会なので、息子と私たちが交互に試合に入れるように考慮してくれたので、息子達が試合に参加しているときは私たちが子守。子守とテニスで普段より腕は疲れましたが。試合の方は二家族ともそれなりの結果でテニスが満喫できました。。ホント久しぶりに試合の緊張感を味わうことができ、いい汗をかくことができた連休でした。
宮崎市でクラスター発生
全国で新型コロナウィルス感染者が急増していますが、宮崎でも久しぶりにクラスターが発生しました。しかし、問題になるのは、他県に行き来もなく、県外の人との接触歴がないいわゆる感染経路がつかめない人も出てきている状況です。どこで誰がいつ感染してもおかしくないくらいに市中に広がっている可能性が大きいからです。宮崎県の警報レベルも0〜4のうちの2に引き上げられました。幸い小児への感染は現時点ではないようです。
※ 小児のコロナウイルス感染症2019(COVID-19)に関する医学的知見の現状 が以下の小児科学会HPに掲載されています。
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=342
※ 小児のコロナウイルス感染症2019(COVID-19)に関する医学的知見の現状 が以下の小児科学会HPに掲載されています。
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=342
インフルエンザワクチン不足
インフルエンザワクチン接種希望者が例年になく多く、16日より一旦新規予約をお断りしています。昨年実績より多めにワクチンを予約しているのですが、ワクチンは一度に納入されるのではなく順次入ってくる仕組みになっています。本日臨時で入荷することが出来ましたが、まだ接種希望者の予約をスムーズに受けるには十分ではありません。今後の入荷状況を見て再開の目処が立ち次第御案内致します。希望する方全員が接種できるよう引き続き努力してまいりますが、未だに1回目の接種の方がいらっしゃるので2回目のワクチンを確実に保障できるかどうかは不透明です。そこのところはご理解くださるようお願い致します。
オンライン役員会
宮崎県小児科医会新体制下での役員会が12日オンラインで行われました。今年は九州医学会を宮崎県が担当、本来ならばその準備で何回も会議を重ねるところですが、今回はほとんどの行事が中止。この時期の役員会では来年以降の学術集会の特別講演の講師や今年中止になった『宮崎県子ども県民セミナー』等の日程や講師を決めないといけないのですが、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せず、予定が立てにくい状況で、セミナーも開催したいのですが厳しい状況です。
*小児医療の崩壊なんて言葉が聞かれるようになリましたが、診療だけでなく予防接種の接種率の低下も危惧されています。今日の新聞では世界で麻しんによる死亡者が20万人にという記事が掲載されています。世界的にも予防接種率が低下しているようです。まだインフルエンザが流行していない今、受けることの出来る予防接種がないか確認してください。
*小児医療の崩壊なんて言葉が聞かれるようになリましたが、診療だけでなく予防接種の接種率の低下も危惧されています。今日の新聞では世界で麻しんによる死亡者が20万人にという記事が掲載されています。世界的にも予防接種率が低下しているようです。まだインフルエンザが流行していない今、受けることの出来る予防接種がないか確認してください。
ちりも積もれば
新型コロナウイルス感染の第3波が全国的に懸念され、冬の寒さと換気が話題になっています。当院では、待合室の他にも各パート毎に換気扇がついています。なんと1階だけで総数10個もの換気扇がついています。新型コロナで換気の重要性が指摘されて以来、病院の換気扇をつけっぱなしにして診療しています。そうすると本格的な陰圧室というわけにはいきませんが院内がかなり陰圧になっていることがわかります。子どもが外に出て行くと危ないので玄関を開けっ放しにすることはできませんが、それ以外にも定時に換気していますので、この冬四六時中窓を開けて寒い思いはしなくてすみそうです。ちりも積もればといいますが、換気扇も数がそろうとかなりの威力を発揮するようです。
親知らず
親の心子知らずなんていいますが、私の場合“歯の痛みは親知らず”だったようで、木曜日午後の休診時に抜歯してもらいました。歯ブラシ時に冷たい水で歯がしみたりしていたのですが、先日の歯の健診で親知らずが臼歯の方に横から出てきてそこが虫歯になっていることが判明。この日の抜歯にいたりました。親知らずの生え方等によっては神経を巻き込んだりして抜歯時の痛みが結構ひどい場合もあるそうですが、私の場合はほとんど痛みがありませんでした。私は解熱鎮痛剤にアレルギーがあるので使えないので痛みがひどかったらどうしようと心配していましたが、一安心。*身体の健診も大事ですが、歯の健診も大事ですね。
乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間
11月1日〜30日までを『乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間』とされています。というのも、乳児の死亡原因の上位を占めている乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症は12月以降の冬期に発症する傾向があり、発症の低減や予防に対する普及啓発を重点的に行う必要があるということでこの期間になったようです。これまでの研究で、「1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせる」、「できるだけ母乳で育てる」、「保護者等のたばこをやめる」ことが乳幼児突然死症候群(SIDS)発症の危険性を低くするというデータが得られています。この3点は結構啓発されているのでご存じの方も多いでしょうね。*以前准看護学校で教えていたときに、よくテスト問題として出していたことを思い出しました。
笑って、バイバイ
先日、たかのてるこ氏からメールが届きました。たかのてるこ氏は、今年6月の子ども健康セミナーの講師として招聘する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大で断念した経緯があります。『生きるって、なに?』シリーズ第3弾「笑って、バイバイ!」が誕生したという案内でした。 https://amzn.to/36HfyCS
早速購入して、一部は待ち時間の間に読めるように院内に用意しています。ご希望の方は受付におっしゃってください。
『ウイズコロナの日々ですが、毎日、40兆個の細胞をフル稼働させて生きている自分をほめて、ほめて、ほめちぎって、免疫力をアップさせて、どうぞお元気でー!』という言葉が添えられていました。元気をもらえる講演を普通に聴ける日が早く来てほしいものです。
早速購入して、一部は待ち時間の間に読めるように院内に用意しています。ご希望の方は受付におっしゃってください。
『ウイズコロナの日々ですが、毎日、40兆個の細胞をフル稼働させて生きている自分をほめて、ほめて、ほめちぎって、免疫力をアップさせて、どうぞお元気でー!』という言葉が添えられていました。元気をもらえる講演を普通に聴ける日が早く来てほしいものです。
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