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熱中症にも注意を。

 新型コロナウイルス感染症報道が多くて目立たないですが、熱中症での救急搬送も増えているようです。室内でも熱中症は発生しています。子どもだけで家にいることも多いかと思います。水分と塩分補給ができるようにしてあげてください。
 ※高鍋でのクラスター発生で、行政が行うPCR検査も急増。必然的に検査がすぐできない人もでてきて、不安に思った方が救急を受診したり、複数の医療機関で診療拒否され一般の救急患者が宮崎市の医療機関を受診し宮崎市の救急医療体制が圧迫されてきているというFAXが医師会から届きました。小児科で受診拒否するところはないと信じています。不安なことは遠慮なく先ずかかりつけ医に相談して下さい。
 *今年は病院としての夏休みはとりませんが、8月19日(水)は、都合により休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
 ☆8月のお盆は例年同様、通常診療です。

無駄使い

無駄使いと言えば、お年玉をもらった時に「無駄使いしないように貯金しとくからね」と母から取り上げられていたのを思い出します。今「税金の無駄使い」として、またまたアベノマスクがネットや新聞を賑わせています。総額247億円かけて、アベノマスクを保育所や高齢者、障害福祉施設等に配布するというもの。マスクが足りていないときならまだしも、配布される現場も本当に有り難く思っているのか大いに疑問です。247億円もあればもっと他に有効な使い方があるのでは!?
 *高鍋では、テニスコートもある町体育館駐車場で、ドライブスルー方式のPCR検査を行うべく準備しているようです。検査対象者や実施方法等まだ詳細は不明ですが、新型コロナウイルス封じ込めにつながることを期待したいですね。

高鍋でクラスター発生

 県内初のクラスターが高鍋で発生し県下に感染拡大緊急警報が発令されました。人口比でいうと東京並みの比率ということで、西都・児湯圏域の感染状況が厳しい圏域に指定され外出自粛要請と、接客を伴う飲食店の営業自粛要請が出されました。今回のできごとで初めて知ったのですが高鍋に80件ものバーやスナックがあったのですね。子ども達も外で遊びづらい夏休みになりそうでかわいそうです。昨日現在で63名の感染が報告されていますが、子どもの感染状況は、10代が6名、10歳未満が4名で、幸い軽症ですんでいるようです。ただ、軽症でも一旦感染指定病院に入院するようになっていて、県立宮崎病院の小児科医2名が新型コロナウイルス感染症専属に配置され、人員のやりくりが大変なようです。児湯管内の感染症指定病院は都農町立国保病院になりますが、4床しかなく、既に満杯。地方でクラスターが発生すると本当に大変です。

ついに発生

 高鍋で新型コロナウイルス感染症が発生しました。会食した人や清掃で一緒になった人など今は濃厚接触者に拡がっている状況ですが、宮崎市では感染経路がはっきりしていない方がいて「市中感染も否定できない」ということです。幸いまだ子どもへの感染は確認されていませんが、今後学校行事制限や町の施設の閉鎖等影響が拡がらないか懸念されます。明日の土曜、感染を危惧され検査を希望される方の来院が増えるのではとちょっと心配です。感染拡大予防のためにも心配な方は先ず、新型コロナウイルス感染症相談センター{連絡先は、℡:0985-78-5670(コロナゼロ)}にご連絡ください。こちらは24時間対応です。
※ 先日新型コロナ・インフル、同時PCR検査が可能になったとの記事が配信されました。患者さんにとっても一度で検査が済むメリットは大きいですが、まだどこの医療機関でも可能というわけではありません。インフルエンザ迅速キットのように広く行われるような検査キットが開発されるといいのですが。

練習が足りない

 19日(日)は、休日在宅医でしたが、在宅医の患者数としては当院最低記録でゆったりとした1日でした。新型コロナウイルス感染症もその後みられず、その他の感染症もここ宮崎では激減しているようです。元気に夏休みを迎えることが出来そうですね。さて、久しぶりに海外にいる孫からLINEが入り、練習していたミッキーマウスのマーチをウクレレで演奏してみました。コードを引いて歌う分は成功し喜んでくれたのですが、メロディを含めた弾き語りの方は途中とちってしまいました。練習では何回も成功して自信を持って臨んだのですが、孫が「なんか変」とひとこと。人前で完璧に弾きこなすには練習が足りなかったようです。これにめげず、少しずつ隙間時間を利用して励みたいと思います。

防護服とフェイスシールド

 医師会から、新型コロナウイルス感染症を疑って検査するときに必須である防護服とフェイスシールドが配布されました。第一波の時には欲しくても手に入りませんでしたが・・・。防護服はもちろんサイズがあります。しかし、サイズの指定はできず、配布されたのはMサイズとXLサイズ。私にはMサイズは小さく、XLは流石に大きすぎると思いますが、Lサイズは送られてこなかったとのこと。贅沢は言えません。大は小を兼ねるということでいざというときはXLサイズを使って検査することになります。着る機会のないことを願いたいのですが、都会で感染が拡大し地方へのひろがりが危惧されています。そのようななか、賛否両論があるGo To トラベルが首都圏を除いて行われることになりました。夏休みももうすぐです。不安の大きい八月になりそうです。
☆7月19日(日)は、休日在宅医です。診療は午前9時〜午後5時まで(昼食休憩あり)で、予約も可能です。

感染対策

 新型コロナウイルス感染症の第二波襲来?宮崎でも久しぶりに新規陽性者がでましたが、幸い濃厚接触者の家族(妻と小学生の子ども)は無症状ということです。Go to キャンペーンも行われるとかで県を越えた移動が活溌になることが予想され、児湯地域にもいつ新型コロナウイルスが入ってくるか油断できない状況です。インフルエンザの時と同様に熱のある人は、一度病院に連絡いただくようにして、原則隔離室での診察にする等、極力他の人との接触を少なくしたいと思います。ご迷惑をおかけしますが、ご協力の程よろしくお願い致します。

基本が大事

 最近、ソロウクレレに挑戦しています。先日ラオスにいる孫に披露したところ、孫の知っている曲にした方がいいのではというアドバイスを受け、デイズニーメドレーの楽譜を手に入れ練習しています。新型コロナウイルス感染症で音楽講師も影響を受け、ユーチューブで無料レッスンを始めた講師の方もいらっしゃいます。たまたまその先生の動画を見たのですが、基本が大事だということを痛感。今まで自分で楽しめればいいやというくらいのウクレレでしたが、早く基本を学んでいたらもっと上達していたのではと思いました。講師の先生がおっしゃるように、基礎をしっかり学ぶと時間の節約になることが実感できます。そしてますます面白くなりました。勉強も一緒かもしれませんね。もうすぐ孫の喜ぶ顔が見られるかもしれません、

マスク警察?

 東京に住んでいる妹が、東京ではマスクしていないと大変と言っていました。マスク警察なることばもあるほどとのこと。そんな中、先日Med peer朝日ニュースが『布マスクの「漏れ率」100% すきまからウイルス侵入』との聖路加国際大学の大西一成准教授の研究に関する記事を配信しました。その結果は、布マスクとガーゼマスクは、漏れ率が100%だった。漏れ率が最も低かったのは防じんマスクを正しく着けた場合で、1%。普通の着け方では6%だった。不織布マスクは、正しく着けた場合はフィルター部分の濾過(ろか)性能の試験を通ったタイプだと52%、通っていないタイプだと81%だった。ただ、普通の着け方だと2種類とも100%だった。「布やガーゼマスクは着けても外からのウイルス侵入を防げないことが、改めて実験でも確認できた」ただ、せきなどで出る一部の大きな飛沫(ひまつ)が正面に飛ぶことや、ウイルスがついた手で鼻や口を直接触るのを防ぐ意味はあるという。咳エチケットとしての意味はありますが、他人が監視してまでもみんなが着けないといけないという程のものではないということですね。

■マスクの漏れ率(聖路加国際大学の大西一成准教授の場合)
*漏れ率のかっこ内は普通の着け方をした場合
マスクの種類                漏れ率
布マスク                  100%
政府配布ガーゼマスク(アベノマスク)    100%
不織布マスク(フィルター性能試験なし)    81%(100%)
不織布マスク(フィルター性能試験あり)    52%(100%)
防じんマスク(N95とDS2の規格を満たす)  1%(6%)

緊急速報・避難勧告

 九州に大雨が続き、熊本で甚大な被害が出ています。宮崎でも各種警報が発令されましたが、緊急速報・避難勧告の警報レベル4では、スマホで大きな警報音と供に通知が届くのですね。ここ数日その警報が連日発令され、今朝も5時過ぎに警報が鳴りました。今回の大雨は全国放送でも高鍋の地名が放送されたようで、お見舞いのメールが届きました。気遣って下さる方がいるというのは有り難いですね。心の支えになります。幸い当方では雨漏りがしたくらいで大きな被害はありませんでした。
 *鹿児島のショーパブで新型コロナウイルス感染クラスターが起きその関連だけで80名の新規感染者がプラスされビックリしていたら、昨日宮崎でもついに新たな感染者が1名発生。福岡へバスと新幹線で行き来されていたとのこと。これ以上広がらないといいのですが。
 

七夕

 高鍋町立わかば保育園の園児達が七夕飾りを持ってきてくれました。ありがとうございました。昨日は梅雨の合間のいい天気で、子ども達は水筒持参。願いが叶うといいですね。夜は宮崎市夜間急病センター準夜勤務でしたが、溶連菌と診断されたばかりの子どもが発疹で来院。水痘でした。予防接種は受けていませんでした(まだ、定期接種になっていなかった年齢)。一緒に来た妹は2回ちゃんと予防接種が終わっていて一安心。流行っている病気のない今のうちに、予防接種や健診を受けておきましょう。
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令和2年度心臓検診委員会

 7月1日(水)夜、児湯医師会で心臓検診委員会が開催されました。距離をとり、全員マスクを付けての検診委員会は初めてでした。児湯5町の小中高校の心電図と問診票が別の机2台に積まれるとその量に圧倒されます。その中から、問診や心電図でピックアップされた分を1校ずつ検討していきます。ピックアップされた234ケースの内99名、42%弱が精密検査が必要と判定されました。児湯管内には小児循環器専門医がいないので、宮崎市の小児専門医を受診することになりますが、宮崎市でも同時期に判定会議があり、少ない専門医に受診希望者が集中することになります。親御さんの予定を早めに確認して、必ず予約の電話を入れてから受診して下さいね。