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高鍋町保健医療懇話会

 29日夜7時〜高鍋町健康づくりセンター研修室で行われました。行政側と医師会が年1回集い、来年度の保健医療に関して話し合います。大人のガン検診から子どもの健診、予防接種、歯科検診、予防医療等保健医療全般に関する行政と医療機関との意見交換会のようなものです。私の方からは、今年児湯地域で百日咳が流行したことを受けて、年長児での三種混合ワクチン接種への補助と小学校高学年で行う二種混合の代わりに希望者へは三種混合ワクチン接種も認めてほしいとの要望を出しました。実際大阪のある市では年長児へ補助と二種混合を三種混合にかえても補助を出すことを決め、実行しています。その資料を添えて、この高鍋から宮崎初の補助制度を始めませんかと提案しましたが、なかなか壁は厚いように感じました。宮崎市のようなところが初めてくれると、地方はやりやすいようですが。すぐには実現しないかもしれませんが、言い続けることも大事かなという思いを抱いて帰ってきました。

新富町の1歳半健診

 25日(木)午後は、新富町の1歳半健診でした。いつもは30名前後ですが、今日は予定18名のところ13名でした。新田原基地のある部隊が本州に移動して基地に勤める家族が減ったことは聞いていましたが、子ども自体も少なくなっているのかな。基地といえば、今日の宮日新聞一面には、「新田原 米軍受け入れ合意」との見出し。米軍の新田原基地使用は緊急時に限られるとのことですが、中身は12機程度の戦闘機や米兵200人程度の受け入れ施設を新たに整備するとのこと。新富町長は米軍基地化しないことを強く求めたとの事ですが、ちょっと心配。健診に行く途中の田んぼでは、背の低いコスモスが見事に咲いていました。もうすぐ西都では、古墳祭り。西都原のコスモスの成育度合いはどんなかな。

第1回宮崎県子ども健康セミナー

秋晴れの21日(日)県医師会館で午後2時から4時まで行われました。記念すべき第1回の講師は平田オリザ先生。劇作家で演出家で大阪大学コミュニケーションデザインセンター教授をはじめ多くの大学の教授をされています。今回のテーマもコミュニケーションについて。単なる技術論ではなく、コミュニケーションの本質に迫る講演でした。コミュニケーションとは子どものようなちゃんと説明することが出来ない社会的弱者の気持ちをくみ取る力。わかり合えないことから少しずつ接点を見いだし、それを広げていくことがコミュニケーション。今の子ども達のコミュニケーション力は決して衰えていないが、社会的要求が昔と比し格段に増大、逆にコミュニケーション力をあげる社会的環境は悪化。今の子どもたちに必要なのは、伝えたいという気持ちを持たせること。会話と対話の違いなどとてもわかりやすく話していただきました。皆様からのアンケートでも期待以上の講演だったという声が多数を占めました。一流の先生の話を聞ける機会として今後も続けていく予定です。来年の子ども健康セミナーもご期待ください。

秋期学術集会特別講演

 特別講演Ⅰは東京慈恵医大救急医学講座の武田聡主任教授が『学校突然死ゼロに向けて』と題して講演。校内心停止の97%が目撃されていますが(周囲に人がいて)、AED使用率は38%。もっと使えていれば高い救命率がみこめます。2011年さいたま市の小学校6年生の桐田明日香さんが長距離走直後に倒れ、AEDが使われないまま死亡するという事故があり、その伴性から市教育委員会と遺族によって『体育活動時等における事故対応テキスト:ASUKAモデル』が作成されたことをビデオで紹介(ASUKAモデル 減らそう突然死AEDプロジェクト ホームページ参照)。人が倒れ、呼吸しているかどうかわからないときは胸骨圧迫を開始するということが救急のガイドラインにもりこまれました。また、MySOSという便利なアプリの紹介も。一度ご覧になってみて下さい。特別講演Ⅱは、自立支援ホーム「ウイング・オブ・ハート」ホーム長の串間範一先生が『ホームにたどり着いた子どもの家族再統合への取り組み』として講演。生い立ちに怒りを抱えた子どもや生きづらさを抱えた子どもたちに夫婦で寄り添いながら自立援助ホーム「ウイング・オブ・ハート」を立ち上げ、その実践内容を紹介していただきました。献身的な取り組みに感動を覚えた講演でした。

秋期学術集会会員発表

 14日(日)は12時〜ホテルメリージュで役員会、その後2時から県小児科医会秋期学術集会が行われました。会員発表は弓削昭彦先生が『小児在宅医療アンケート調査結果について』発表。今後益々必要性が出てくると思われる医療的ケア児者の在宅医療。小児科医の多くはできる範囲で行いたいと思っているようですが、時間的制約やその他で実際には行なっている開業医は少なく、全国的には遅れていることが調査でも確認できました。実際的な手技も含め、研修の機会を増やしていく必要性があるようです。次は県病院の中谷圭吾先生が『災害時周産期リエゾンについて』8月に行われた南海トラフ地震を想定した大規模地震時医療活動訓練を通しての問題点等を発表されました。訓練ですのである程度の事前のシミュレーションがあったのですが、予想外に部署間の伝達がうまくいかなかったりして、いろいろ改善点があげられたようです。
*来週日曜は、午後2時から県医師会館で平田オリザ先生を迎えての宮崎県子ども健康セミナーが行われます。セミナーに関しては、事前申し込みは不要です。聴いて良かった、得したと思えること請け合いです。お友だちをお誘いの上ご参加ください。

インフルエンザの発生

 まだ10月初旬というのに児湯管内で早くもインフルエンザが発生しました。私の経験したケースでは、親から子への感染でした。インフルエンザワクチンの不足感も、ある地域からは報告されています。インフルエンザの予防接種、まだ不足していない今接種された方が良さそうです。
 *10月8日(体育の日)は高鍋町のスポーツレクレーションでした。体育館への道路も片側交互通行ながら開通し無事開催できました。テニスの方は、高校生の参加がありましたが、小さい頃は以前私が診ていた子どもで、高校総体を終え久しぶりのテニスとうれしそうでした。くじでなんと私とペアになり4勝1敗の成績でした。テニス参加者の平均年齢はなんと65歳! 70代の体力過去最高という報道がありましたが、納得でした。

台風一過の休日在宅医

 快晴の一日。この3連休、運動会を予定されていたようですが、無事行えそうですね。今日はインフルエンザの予防接種でスタート。季節柄、喘息発作がいつもに比し多いようでした。運動会を控えて熱発での来院もありました。早期に回復して運動会に出場出来るといいのですが。また、今月初めに児湯管内で早くもインフルエンザの発生がありました。幸い、今日の来院ではインフルエンザはありませんでした。昨年同様、今年も流行が早いのかな。
 ☆10月10日(水)午前9時40分〜11時は、一真持田保育園の健診で院長不在になります。
 ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

日南保健所管内でのおたふくかぜ流行

 以前から日南保健所管内でおたふくかぜにかかる人が多いことが問題視されていましたが、調べてみてビックリ。今年1月1日から9月16日分(第36週)までで宮崎県全体(8保健所)で1,100例のおたふくかぜ患者の報告があり、そのうち963名、なんと87.5%もが日南保健所管内という驚くべきデータが出ました! 日南保健所管内というと日南市と串間市が含まれます。両市の昨年度までの共通項は、おたふくかぜワクチンに補助を出していないということでした。幸い日南市は今年4月からおたふくかぜワクチンに対する補助を開始してくれました、串間市はまだ補助がありません。今年宮崎県小児科医会から任意接種への補助をお願いする文書を提出しましたが、ダメでした。しかし、このテータは任意接種に補助を出している地域ではおたふくかぜの流行がかなり押さえられていることがわかります。任意予防接種の補助をしていない自治体は、これらのデータを真摯に受け止めて地域格差解消に努めて欲しいと思います。
 ☆10月7日(日)は、休日在宅医です。午前9:00〜12:00、午後2時〜5時までの診療です。休日在宅医の際は電話予約は出来ません。よろしくお願いいたします。

猛烈な台風

 今日は台風一過の青空ですが、今回の台風は本当に凄かったですね。当院前の道路は川のようになって、床上浸水するのではと心配しました。ルーバー窓はしっかり閉めたつもりでも暴風雨でガラス板の間に隙間が出来るのか、風、雨とも屋内に入ってきて大変でした。屋外では、かなり重い大型のダストボックスと物置が暴風で倒れ、ダストボックスは車直撃、車がへこんでしまいました。台風は何回も経験していますが、風でこれらが倒れたのは初めて。隣には家もあるので直接風が当たるわけではないのに倒れるなんて想像もしませんでした。同じ地域で屋根の飛んだ家もありました。皆様に被害はなかったでしょうか。
 ☆明日は、高鍋町立わかば園の健診で午前9:30〜11時まで院長不在の時間帯があります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。