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休日在宅医

 今日28日は今年初めての休日在宅医でした。インフルエンザを疑ったり、心配したりして多くの受診がありました。今日だけで50人以上がインフルエンザと診断されました。ただ、熱がないのにインフルエンザを心配したり、熱が出た直後の来院で検査も出来ないケースも少なくありませんでした。大流行中なので心配なのはわかりますが、熱以外の症状にもしっかり目を向けて、受診のタイミングを間違えないようにしましょう。
 ☆インフルエンザと診断を受けたなかに受験を間近に控えた兄妹のいるケースがありました。このような場合受験生は抗インフルエンザ薬の予防投薬が可能です(この場合保険はききません、自費になります)。かかりつけ医と相談してくださいね

県内のインフルエンザ流行状況

 昨日24日は県内でも冬日だった地点があったくらい冷え込みが厳しく寒い日が続いています。春が待ち遠しいですね。定点からのインフルエンザ報告数が県内各保健所で警報レベルを超えました(グラフ参照)。県内全域からすると高鍋保健所管内はまだ少ない方ですが、増加傾向が続いていることは確かです。
*1月28日(日)は休日在宅医です。午前9時〜12時。午後2時〜午後5時まで。予約は出来ません。また、事前の電話は不要です。
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新生児聴覚検査

新生児の聴覚検査はとても大事な検査ですが、自己負担があったため検査を受けていない新生児もいました。この度、厚生労働省子ども家庭局母子保健課長から「新生児聴覚検査の実施について」の一部改正について通知が届きました。それによりますと、全ての新生児が公費負担で新生児聴覚検査を受けることが出来るようになります。また市町村はその周知啓発をおこなうこと、その後のフォローも確実に行うこと等が記載されています。行政の担当部署には、出来るだけ早く体制を整えて欲しいと思います。

A,B,入り交じり

 当院では、今週インフルエンザ総数が今期最多になりました。先週の約2倍。インフルエンザのA型、B型が混在しています。ビックリしたのは、前日に妹がB、翌日、姉がAという姉妹がいたことです。普段は、兄妹家族がインフルエンザと診断され、その2,3日以内に高熱が出たら身内から感染したものとして検査しないのですが、どうしても検査して欲しいと懇願され検査したところ姉妹で型が違っていたという結果でした。いつもならインフルエンザの型の流行は時の経過とともにいずれかが優勢になることが多いのですが、今年に入ってからはどちらが優勢とは言い難くA、B混在している印象があります。そろそろ下火になってくれるといいのですが。

ファシリティドッグ

『ファシリティドック』という言葉をご存じの方はいらっしゃるでしょうか?ファシリティドックは、病院に常勤することで、長時間にわたって、患者さんの心をケアし癒やしを与えるように訓練された犬のことです。世界各国でその役割が認知されつつあるようですが、日本では2010年に初めて受け入れが始まり、私の初期研修病院である静岡県立こども病院と神奈川県立子ども医療センターの二つの病院で、ベイリーとヨギとアニーという3頭が医療スタッフの一員として活躍しているそうです。いまや、病気の不安や治療と痛み、苦しみを和らげてくれる、なくてはならない存在になっているとのこと。ただ、ファシリティドックを受け入れるには年間800-900万の費用が必要とのこと。ファシリティドックの役割や意義を知ってもらうと同時にその育成資金調達のために絵本『ベイリーとさっちゃん』が刊行される予定です。多くの人の手に取っていただくといいなぁと思っています。

厳冬

 今日はこの冬一番の冷え込み、高鍋も氷点下になったようで、車のフロントや屋根が白くなっていました。この冬初めて手袋をしてジョギングしました。サイクリング用の分厚い手袋をしたのですが、それでも指先がジンジンするほど。その後シャワーを浴びるのですが、蛇口を開ければ熱いお湯がすぐ出てくることにホントに感謝。私の小さい頃はお風呂も五右衛門風呂。薪を燃やしてから風呂に入るまでが大変。熱いシャワーをすぐ浴びれるなんて事はありませんでした。もう昔の生活には戻れませんね。
 *今日はセンター試験初日。センター試験の頃はいつも寒さが厳しいですよね。試験会場はさすがに暖房はきいているのでしょうが、この寒さに負けず実力を発揮して夢を叶えてほしいものです。 
 

手足口病も

 今朝も冷え込みましたね。その分、早朝の空は三日月でも明るく、星もきれいにみえました。手袋をしていなかったので、ジョギング後半は手が痛いくらいになりました。昨日は延岡でも積雪、宮崎道でも通行止めがあるようですね。
 さて、外来ではインフルエンザも相変わらずですが、ここに来て再び手足口病がみられるようになりました。香川県では鳥インフルエンザがみつかったようです。ウイルスは人の目に触れるまで、どこでどの様に生き延びているのやら。周囲に感染が広がらないといいのですが。
 *インフルエンザ治癒証明について:県小児科医会HPの『園・学校の先生方へ』でも案内していますが、厚労省、文科省も2009年の通達で、新型か季節性かを問わず、インフルエンザの治癒証明を求めていないとしています。ご理解の程よろしくお願いいたします。

矯正スーツ⁉︎

この連休、久しぶりにスーツを着る機会がありました。スーツを着る機会は年に1、2回。暖かい宮崎では特に冬用のスーツを着る機会はほとんどないので、十数年前に一着買ったきり。当然この十数年で確実に腹囲は成長。ズボンのボタンがやっと止められる有様。コートを着るほどではないのでベストを着用したら両脇からガシッと押さえられたようなパッツパッツ感。女性の矯正下着もこんな感じなのかななんてことを思ってしまいました。かなりきつい思いをしましたが、ボタンを飛ばすことなく用事を終えることができました。いいかげん悪あがきをやめて、少し大きめを買うべきかな?とも思いますが、着る回数が少ないのにもったいないという気持ちときっと今より少しやせるはずという淡い期待の方が勝っています。根っからの貧乏性、楽天家⁉︎

インフルエンザ警報発令

 昨日、宮崎県にインフルエンザ警報が発令されました。昨季より3週間早い警報発令です。来週から学校も始まります。翌週はセンター試験も開始。受験生にとっては健康管理も重要な時期ですね。
 警報と言えば今朝ジョギング中の5時半頃に高鍋役場からのアナウンスが。何か災害が起きたのかとドキッとしましたが、消防団員へのアナウンスと招集のサイレンでした。朝早くから訓練でしょうか。出初め式も近いのかな。ご苦労様と感謝しつつ、驚いて起きた人も多かったのではと思ったことでした。

仕事始め

 新年のご挨拶を申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いします。
 仕事始めの4日、インフルエンザは予想よりは少なく、腹痛、嘔吐、下痢症状での来院が多かったように思えました。年越しからお正月においしいごちそうを食べ過ぎた?Uターンラッシュのピークは過ぎたようですが、今日はまだ県外の子ども達の受診も少なくありませんでした。子ども達はもう少し宮崎を楽しんでから帰っていくのかな。
 *スギ花粉が少量ですが観測されはじめています。本格的飛散にはまだ遠いようですが、花粉症の症状を訴えている敏感な方もいらっしゃいますね。