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良いお年をお迎えください


大晦日。お母様方は年越しの準備と正月の準備で大忙しでしょうね。
一年を振り返って、ワクチン不足等ありましたが、無事に一年を過ごせた事に感謝。反省点は、一日置きに日記がわりに更新してきたこのブログを今年は2日3日、4日と間が空いて定期的更新が出来なかったことかな。
今年の大晦日は例年と違って孫が一緒の大晦日。小さい体の何処にこんなエネルギーが蓄えられているのだろうと1日相手してこちらの方が疲れ気味。エネルギーをちょっと分けてもらいたい気持ちになりました。若さを羨む年齢になった?
来年もどうぞよろしくお願い致します。
*喪中につき新年のご挨拶は控えさせていただきます。

仕事納め

 今年最後の木曜日なので午後の休診返上で診察しました。まだまだインフルエンザの流行は衰えていないようです。感度のいいインフルエンザ検査機器の登場で恩恵を被った子ども達も多かったですが、明日もう一度検査が必要かなと感じた子どもも数名いました。もちろんインフルエンザの診断に検査は必須ではなく、診察だけで治療開始を了解してくださった方も少なくありませんでしたが。また嘔吐下痢も猛威を振るっているようで、今日は点滴するケースがいつもに比し多かったです。子どもの看病から親がダウンしている家庭もありました。皆様が元気に年越ししてくれることを祈っています。
 明日は朝から病院の大掃除です。

休日在宅医

24日のクリスマスイブ、当院は今年最後の休日在宅医でした。インフルエンザ警報が出て初めての日曜、予想以上にインフルエンザが多く、午前中はひっきりなしの来院で駐車場も待合もかなり混雑しご迷惑をおかけしました。検査キットが足りるかなとちょっと心配になるほどでした。午後も途切れることなく久しぶりに忙しい在宅医でした。夜は孫の碧を交えては初めてのイブの夜を楽しみました。
年末、年始移動でインフルエンザが拡散しそうです。栄養と休養と手洗いで良い年越しが出来るようにしてくださいね。

インフルエンザ注意報発令

 今後県内にインフルエンザの大流行の恐れがあるとして、注意報が発令されました。先週から増加傾向があり、園のクラスの大半が罹患しているところも出てきています。また、同時に嘔吐下痢も増えてきています。咳エチケット、手洗いの励行をお願いします。
 昨日は、救急電話相談の今年最後の当番でした。件数的にはいつもに比し少なかったようです。年末年始、お出かけする機会も多いと思いますが、そんなときに限って体調を崩したりして慌てますね。時間外は#8000や県のHPの救急サイトを参考にされてください。
 *当院は、12月28日(木)が今年最後の診療になります。木曜ですが、今年は特別にこの日は午後も通常通り6時まで診療致します。来年は1月4日から診療開始です。よろしくお願い致します。

ボタン電池誤飲に注意

東京慈恵医大と「電池工業界」による実態調査で、2011年〜15年の5年間で1,000件近くに上るということが判明しました。ボタン電池は食道や胃に穴を開け重篤な症状を来すこともあります。保管場所に留意して子どもの目の届かないようにすることが一番ですが、もし飲み込んだかどうかわからないときは受診して下さいね。時間が経つとそれだけ大変になりますので。
*12月24日(日)は休日在宅医です。午前9時〜12時。午後2時〜午後5時まで。予約は出来ません。また、事前の電話は不要です。

看護師不足

 昨夜今年最後の児湯医師会理事会が開催されました。報告事項に准看護学校の応募状況があり、現時点で16名が合格してますが、定員20名には達していません。来年1月27日二次募集をかけることになりました。県内の他の准看護学校でも募集で定員割れしているところが多いようです。看護学校や看護大、医学部看護科等選択肢が増えたことも一因かもしれません。ただ、どこも卒業後地元に留まる率が高くはないようで、結果看護師不足に悩まされている医院は少なくありません。医学部でも地域枠が採用されていますが、地元に残ってもらうためのさらなる努力が求められているようです。

背中

子どもは親の背中を見て育つと言いますが、私が医師の世界に足を踏み入れてからは恩師三宅先生の背中を追いかけて来たような気がします。いつかその背中に追いつこうという気構えだけは忘れないでいたつもりですが、お会いするたびにその距離が開いて「まだまだ修行が足りないよ」と言われているような新鮮な刺激を受けています。昨日久しぶりに東京でお会いして印象に残っているのは『我々の年齢になると勉強というより、考える力を磨くべき』という言葉と『小児科医でほんとうに良かった。僕らは子どもから力、元気を貰えるよね!』考える力はまだまだ鍛えないといけない私ですが、小児科医で良かった、子どもから元気をもらえるというのは三宅先生と全く同じ。子ども達にその恩返しをするべく、もう少し頑張らなくてはという思いを抱いて宮崎に帰ってきました。

スマホ依存

 子ども達のスマホ依存が話題にのぼりますが、つい先日の新聞には『スマホ老眼』なる見出しも。子どもでもスマホの影響による老眼が見られるという記事でした。かくいう私も、スマホ依存の一人!?。スケジュールや目覚ましアラーム等スマホに設定しています。今朝方、そのスマホが使えなくなって慌てました。アラーム時間を変更しようとしてその画面を開こうとしてもすぐに暗くなって使えなくなってしまいました。パソコンに詳しい義理の息子にきいて、なんとか復旧できましたが、スマホが使えなくなると結構困る生活をしているなと実感。

20周年

 今日で当院が開院して21年目に突入です。皆様のご支援のおかげで、これまでつつがなく過ごすことが出来ました。感謝申し上げます。我が人生の1/3,0歳の子どもが成人式を迎えるくらいこの地で診療してきたと思うと感慨深いものがあります。スタッフからはアンパンマンの玩具をいただきました。近いうちにお披露目します。また、卸の会社からは花もいただきました。ありがとうございました。自院のことだけでなく、公務にも時間を割かないといけない年齢になりました。出来るだけご迷惑をおかけしないようにしたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

今年最後の当直

2日(土)は、宮崎市夜間急病センターの当直でした。土曜日ということもあって朝の6:45頃まで来院があり徹夜に近い当直でした。一番多かったのは嘔吐下痢、腹痛、ついで熱発、インフルエンザを心配しての来院は一人だけ。その方は前日受診して咳等の薬と解熱鎮痛剤も処方されていましたが、明け方5時半頃来院。何が一番心配で来院されました?と尋ねたら、夕方5時頃から高熱になって12時間待って来院しましたとのこと。12時間たったらインフルエンザの検査ができると聞いたので…。迅速検査をするには少なくとも12時間はあけた方がいいということで、12時間経ったら即検査にきなさいということではありません。あと数時間で病院があきますので、その時で十分ですし、迅速検査目的での受診を減らして急患にしっかり対応できるようにするため、原則宮崎市の急病センターでは迅速検査はしないことになっていますとお引き取りいただきました。できるだけ早く白黒つけたいという気持ちはわかりますが、時間が経てば経つほど陽性率は高くなります。お子さんの状態をしっかり観察することに重きをおいてくださいね。

高鍋町保育力向上委員会

 11月30日(木)午後、高鍋町保育力向上委員会の要請で、『食物アレルギーについて』講演してきました。こういう委員会があるのを恥ずかしながら今回初めて知りました。今回の対象は町内保育園の調理師さん達でした。毎日の献立で、食物アレルギーの子ども達の食事作りに奮闘されている方々で熱心に聴講してくださいました。今回はスライドを作るに当たって、「あなたのプレゼン誰も聞いていませんよ! シンプルに伝えるまほうのテクニック」という本を購入、購読して目から鱗でした。一度作っていたスライドをこの本の読後作り直して、出来るだけ聞く人が飽きないようにと思って作ったのですが・・・。後は話術が伴っていたかどうかかな。まだまだ勉強が必要なようです。