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予防接種研修会

 先日年2回行われる予防接種研修会が宮崎市の県医師会館で行われました。テレビ会議システムを使って、児湯医師会で参加することが出来ました。今回は毎年改定される『予防接種ガイドライン 2017年度版』を使って、2016年度版とどこが改定されたのか、その他に予防接種を円滑に且つ間違いなく行うために注意すべきこと等を研修しました。今回のメインは新たに定期接種に組み込まれたB型肝炎ワクチン。ラテックスアレルギーに注意しないといけない場合があります。赤ちゃんで接種する際には問題にならないと思いますが、ラテックス製の手袋を使用時にアレルギー反応がみられた場合や、ラテックスと交差反応のある果物等(バナナ、栗、キウイフルーツ、アボカド、メロン等)にアレルギーがある場合には注意を要します。*B型肝炎ワクチンの抗体獲得率は若い人ほど高い傾向にあります。40歳までの抗体獲得率は95%、40〜60歳で90%、60歳以上になると65〜70%に落ちます。

日本小児救急医学会

日曜日は小児救急医学会に参加してきました。前日がかなり激しい雨で出発出来るか心配しましたが、夜遅くでしたが、無事 目的地に。午前中は、小児・周産期医療従事者向け災害医療研修会。災害医療の基本的考え方、災害時の医療体制、災害時のシュミレーション、災害時に求められる小児保健活動を学びました。8つのグループに分かれて、実際自分達の病院が被災した時どうするか病院の規模別に考え討議したりととてもためになる研修でした。特に小児相手だと大人とは違った大変さを実感できました。昼はコンビニのおにぎりをお茶で流し込んで、午後からはPFA(子どもたちの心理的応急処置: 災害時などに、ストレスを抱えた子どもの心を傷つけず、適切に対応するために。見る・聴く・つなぐの行動原則を基本とした、誰もができる心の応急手当てです)について4時過ぎまで学んできました。応急処置が必要な子ども役と支援者役と交互にロールプレイングを取り入れて、PFAの原則 「見る」「落ち着かせる」「聴く(傾聴する)」「つなぐ」を学びました。一般の診療場面でも十分役立つ技法で、時間が許せば、1日研修を受けて資格を取りたいと思いました。帰りも大雨を予想しましたが、そこまで降らなかったので良かったです。


風邪薬に注意

 今日のNHKニュースでご存じの方も多いかもしれませんが、22日に開かれた厚労省薬事・食品衛生審議会で、『コデインリン酸塩等を含む処方薬、市販薬の添付文書に「12歳未満は禁忌」と明記するよう義務づけること』となりました。重篤な副作用が出る可能性があるのでこのような処置になりました。また、同時に市販薬の問題が報道されています。子どもには安易に市販の風邪薬を使わないようにしてほしいと思います。
『風邪薬成分、安価な中国産で水増し 国内最大手メーカー』
http://www.asahi.com/articles/ASK6P5J2ZK6PUTIL02W.html?iref=pc_extlink
(2017/6/22 朝日新聞デジタル)
『中国製の成分、検査時に隠す 風邪薬の製造記録も偽装か』
http://www.asahi.com/articles/ASK6Q4TH1K6QUTIL02B.html?iref=comtop_8_04
(2017/6/23 朝日新聞デジタル)

恒例行事

 いろんな恒例行事がありますが、私にとってはこの時期県小児科医会役員会、心臓検診、児湯医師総会等です。このうち役員会は先日の18日(日)にありました。いろんなことを話し合うのですが、新専門医制度になって頭を痛めるのは総会の特別講演講師選定。なんと来年5月の春期学術集会の特別講演を今年9月に新専門医制度機構に申請をしないといけません。来年のことをいうと鬼が笑うといいますが、依頼する方も依頼される方もそんな先の予定を決定するのは結構大変です。心臓検診は、昨日夕方ありました。児湯郡内の小・中・高校の心電図が児湯医師会の会議室に集まります。そこで専門医がチェックし異常を指摘された生徒の心電図をダブルチェックし、今後どのようにフォローするかの判定会議。今年は高校生の異常が少なかったので例年に比べると早く終えることが出来ました。明後日の木曜日は児湯医師総会、救急電話相談。そして日曜日は救急学会。診療は忙しくないのですが、他の行事で忙しい週になりそうです。

玄米パワー

 我が家では、去年から玄米食にしています。というのも白米と玄米とを間違って注文したのがきっかけです。味はやはり白米に軍配。でも食べて慣れてみると、玄米も悪くありません。なんと言っても噛む回数が増えます。慣れると玄米をプチプチ噛む感触が良く噛んでいるという実感を伴い、結構快感に。体調も心なしかいいように思えます。また、むやみに太りません。良く噛むことと繊維が多いのが良いのかもしれません。先日学会で3日ほど外食だったのですが、なんと帰ってきたら1.5Kg体重が増えていました。帰ってきて玄米食になったら、なんと同じ日数で元の体重に。私は快食・快眠・快便の方ですが、便秘にもいいようです。最近ひどい便秘の子どもたちがきますが、治療だと思って一度玄米食にするといいかも。ちなみに長男家族も玄米食を始めました。

咽頭結膜熱(プール熱)の増加。

 国立感染症研究所感染症疫学センターHPから咽頭結膜熱/過去10年間との比較グラフ(週報 https://www.niid.go.jp/niid/ja/10/2096-weeklygraph/1645-02pcf.html)が出ています。
咽頭結膜熱 10年 動向_convert_20170614150834
咽頭結膜熱(プール熱)は、もともと夏に多くなる病気ですが、例年に比しても患者が急増している(2007年以降最多)ことが分かります。宮崎ではまだ警報レベルではありませんが、お隣の鹿児島は全国で4番目の多さとなっています。手洗い、うがいを励行しましょうね。

日本小児科医会総会フォーラム

金曜、土曜とご迷惑をおかけしました。金曜日は12時すぎに病院を出て富山に到着したのは午後の8時前でした。土曜日は9時から理事会、その後総会と続き、翌日は午前7時から委員会、その後先制医療のシンポジウムに出て帰ってきました。先制医療、聞き慣れない言葉と感じられた方もいらっしゃるかもしれませんね。「先制医療」とは,簡単に言えば予防医療の範疇にはいるでしょうか。個人の遺伝子などのバイオマーカーを用い,将来起こりやすい病気を疾患の発症前に診断・予測し,介入するというもので、今回のシンポジウムでは小児のメタボリックシンドロームについてがテーマでした。ちょっと時間が足りずシンポジスト同士、シンポジストと会場とのディスカッションする時間がなかったのが残念でした。その他、教育講演等も含め学んだことを明日からの診療に生かしていくとともに、今度の日曜日に行われる県小児科医会役員会で、出席出来なかった先生方にもエッセンスを伝えたいと思います。#今回は遠かったせいか宮崎からは4名の参加で寂しかったです。

臨時休診のお知らせ

 日本小児科医会総会フォーラム、及び理事会、地域総合小児医療検討委員会出席のため9日(金)は昼12時までの診療、土曜日は一日休診とさせていただきます。今回は富山での総会で、金曜午後に出発しないと間に合いません。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。*今日木曜の午後は、私自身の歯科検診でした。腰掛けた治療用の椅子が倒れた時、ちょっと痛みがあって力が入ったのか、歯科衛生士の方が『腰が痛いのですか』と心配され声をかけてくれました。ちょっとした変化を見逃さないやさしさにさすがプロと感激。やせ我慢?して『大丈夫です!』と応えた私。ご心配をおかけしましたが、ギックリ腰かなり良くなりました。

久しぶりの一撃

 それなりに注意して、寝具や立ち居振る舞いに気を付けていたので、もう自分にはこないかなと思っていた魔女の一撃が、6日午前中におそいました。ちょっとした体操と痛み止めの湿布でなんとか診療をこなしました。診察では、のどをのぞき込む動作や鼓膜を診る動作がきついのですが、一番心配だったのは、乳児健診。いつもはなんということもないパラシュート反射が拷問に近い?ぎっくり腰を患うと、姿勢が先ずしゃっきっと出来ません。還暦を超しているので決して若くはないのですが、立っている姿勢も歩き方もいつも以上に年寄りくさくなります。スタッフに笑われながらなんとか診療を終えました。*今日梅雨入りとの報道。いつもより遅いとのことですが、農作物にとっては、待ちに待った雨かな。

土曜日の当直

 3日(土)は、宮崎市夜間急病センターの当直でした。平日に比べると休日前は体力的には大変ですが、当直明けが日曜なので、いつものように診療時間を気にしながら帰らなくていい分気分的には楽です。今日は気分転換に帰路、市民の森に寄ってみました。今日まで菖蒲祭りが行われているようですが、早朝はまだ人も多くなくゆっくり見て回ることができました。散歩がてら、御池の方まで足を伸ばしましたが、こちらにも散歩仲間がいました。蓮のつぼみと菖蒲のコントラストも良かったのですが、写真にすると今ひとつ!?駐車場への帰り道、朝の木漏れ日を一杯浴びているあじさいを見つけました。今日は快晴、昼間は催し物もあるようで、賑わうのでしょうね。
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油断大敵

 昨日は新富の1歳半健診だったのですが、MRワクチンを接種していない人がいつもより多かったように感じました。MRワクチンが不足していた時期が長かったのでその影響かもしれませんが、MRワクチンの供給はかなり改善してきています。まだ接種していない方は急ぎ接種をお願い致します。先日お知らせしたように、宮崎で麻しん患者が発生しており、潜伏期を考慮するとまだ油断できない状況です。☆全国的に見ても、なんと現時点で昨年の麻しん発生総数を超えています!
 *日本小児科学会誌5月号にInjury Alert(傷害速報)No68-70が掲載されています。何枚もの写真で事故の状況が分かりやすく、理解しやすいようになっています。ケースから学んで、我が子を守りましょう。