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スピーチ

  昨日、全豪オープンテニスが終了。なんと開幕前の大方の予想を裏切って?ラファエル・ナダルとロジャー・フェデラーが決勝で顔合わせ。どちらも昨年は故障で苦しみ、戦線離脱を余儀なくされています。激闘を制したのはフェデラー。素晴らしい決勝戦でしたが、セレモニーでの両者のスピーチがまた印象に残りました。準優勝のナダルが「ロジャー、本当におめでとう。すばらしいプレーだった。あんなに(半年間の)ブランクがあったとは思えない、すばらしい試合ぶりだった。こんなすばらしいプレーができるまで復帰しておめでとう」と言えば、「ラファを祝福したい。去年はけがもあったのに、すばらしいカムバックだった。2人とも決勝で会えるとは思っていなかったと思う。4、5カ月前は想像できない状況。君が準優勝できたことが非常にうれしい。テニスはとても厳しいスポーツ。引き分けがない。もし引き分けがあったら、あなたと分かち合ってもいいと感じることができた試合だった。自分のチームに感謝したい。本当にありがとう。最高の仲間。ラファのチームもがんばったに違いない。すばらしいチーム。今後もラファは活躍しなければならない。テニス界が彼を必要としている。・・・」どこぞの大統領に他者を思いやる気持ちがすこしでもあれば・・・なんて無理な注文!?
 さて、先週からインフルエンザが急増。ほとんどがA型ですが、ある園ではB型が出ています。児湯管内でも警報レベルに達したかな。

四木会

 第4木曜日の26日夜、宮崎市郡小児科医会の研修会(四木会)に参加してきました。最初に宮崎県立こども療育センター所長で整形外科医でもある川野彰裕先生が『先天性股関節脱臼』について講演。啓蒙で患者数は減ってきているけど、乳児早期にみつけてしっかり治療すべき病気であること。最近、歩き出してみつかるケースも出て治療に難渋することがあること、開排制限陽性(開排角度70℃以下)あるいは、大腿皮膚溝または鼠径皮膚溝の非対称、家族歴、女児、骨盤位分娩のうち二つ以上あれば専門医へ紹介する必要があることなどを述べられました。
 その後、先日報道された、宮崎市夜間急病センター当直の件を話し合いました。宮日新聞では深夜帯から撤退へとの見出しでしたが、それは誤解であること。大変な状況であることには違いないが、市郡小児科医会の総意は、夜間急病センター深夜帯もできるだけ継続する努力をしていくということを再確認しました。ただ、市民の方からの反応が少ないのはあきらめの境地?少なくとも小児科医はあきらめていないので協同して存続できるようにしたいですね。

感染症危機管理・予防接種実務者担当研修会(2)

 後半はB型肝炎についてから。日本は長らく母子感染予防に力点を置いていましたが、性行為でB型肝炎感染が多くなってきていること。持続感染となりやすいウイルス型が出現し、広がりつつあり、慢性肝炎や、肝硬変、肝癌予防も含め、昨年世界標準にあわせ、0歳からの定期接種になったB型肝炎ワクチン。ワクチンの効果は世界的にも実証されているので、是非受けて下さい。ロタワクチンは、任意接種にもかかわらず、5割弱の乳児が予防接種を受けており、ロタウイルス感染症による入院も外来通院も減っている。できるだけ生後2ヶ月の早期から他のワクチンと一緒に受けることを勧めます。それに比べて、同じ任意接種のおたふくかぜワクチンの接種率は約30%と低い。鹿児島や沖縄での流行時の解析から、髄膜炎や難聴などの合併症は当初いわれていたよりも比較的高頻度で発生していたとのことでした。小児科医が求めているように、できるだけ早期に定期接種化してほしいワクチンのひとつです。任意接種ではありますが、宮崎市や児湯地域では補助が出ています。是非接種して下さいね。

感染症危機管理・予防接種実務担当者研修会(1)

 23日夜7時から行われた研修会に参加してきました。国立感染症研究所感染症疫学センター第二室長の砂川富正先生が麻しん、百日咳、B型肝炎、ロタワクチン、おたふくかぜに関して講演。麻しんは感染力、致死率、脳炎やSSPE(亜急性硬化性全脳炎)など重篤な合併症という面からも恐い病気ですが、地震や津波など自然災害時の流行もとても被害が広がるという意味で防ぐべき病気。2回のMRワクチンで97%に効果があるので必ず2回接種を。宮崎ではMRⅡ期の接種率が93.6%と目標の95%以上を達成できていません。あと2ヶ月あまり。接種していない人は忘れないように受けて下さいね。百日咳に関しては毎年500人前後の0歳児が罹患。20歳以上の罹患も増加。乳児では亡くなることもあり海外では日本よりも百日咳の予防接種回数は多く、妊婦さんにも接種してある程度の効果を上げているようで、日本でも百日咳の追加接種が望まれています。

インフルエンザ注意報

 先週末県内にインフルエンザ注意報が発令されました。昨冬より1ヶ月早い流行入りで、注意報レベルを超えたのは2週早いということです。保健所管内別では、日向が最多で、延岡、日南、小林、都城保健所管内と続いています。西都・児湯管内はまだ少ない方ですが、週末にかけてインフルエンザと診断するケースが増えてきました。その中にまだマイコプラズマ感染症や溶連菌感染症が混じったり、感染性胃腸炎で点滴する子どもがいたりと外来が混雑してきました。熱が出ると皆様インフルエンザを心配され、園や学校から迅速検査をするよう言われて来院する方も多くなってきています。熱が出てすぐでは検査は出来ませんし、熱が出た人みんながインフルエンザというわけでもありません。先日、熱が出て来院、インフルエンザの検査をして陰性、翌日解熱して何の症状もない中学生が、先生からもう一度インフルエンザの検査を受けるよう言われて来院しました。全く意味のない来院で、この来院でインフルエンザに感染してしまうリスクもあります。子どもだけではなく、仕事を休んで付きそう保護者の負担や、医療費負担増加にもつながります。インフルエンザの診断に検査は必須ではありませんし、必要なときはします。そこのところは、医師にお任せを。

深夜帯から撤退!?

 今日の宮日新聞の一面をみたら『宮崎市夜間急病センター 小児科 深夜帯撤退へ』というショッキングな見出しが踊っていました。記事によると「宮崎市夜間急病センター小児科を運営する宮崎市市郡医師会が、2020年度を最後に、午後11時から翌朝7時までの深夜帯の運営から撤退する意向を市側に伝えていることが19日、分かった。・・・近年は医師会員の高齢化が進み、当番の辞退が目立つようになった。深夜帯を担う50台までの当直医は今後3年間で今の半分以下の6人程度に減る見通しで、存続が危ぶまれる事態に。・・・」*2015年度の宮崎市夜間急病センターを受診した患者数1万750人のうち深夜帯は31%の3,390人。この人数が県病院小児科救急を受診したら、今度は県病院の救急業務が支障を来すのは目に見えています。救急医療のあり方や救急電話相談の利用等も含め何らかの方策をたてないといけない時期に来ていることは確かです。現在宮崎、延岡、都城夜間急病センターで行っているアンケート調査も今月いっぱいで終え、来月からは結果の解析に入る予定です。ひとつの方策が見えてくることを期待したいと思います。

切断ヴィーナス

全国保険医団体連合会の月刊誌1月号の表紙に巻頭写真「切断ヴィーナス」という文字が。表紙をめくると義足をつけた女性のカラー写真が数ページにわたって掲載されていました。写真集を作ったのは越智貴雄氏。「義足=かわいそうな人」-そんな“壁”を取り払おうとスタートした『切断ヴィーナス』プロジェクト。そのヴィーナスたちを支えるのは、足を喪失し不安を抱えた人々の要望に応え、どんな難しい義足作りにも挑戦し、義足のランニングクラブ「ヘルス・エンジェルス」を主宰し、多数のパラリンピック選手も輩出してきた義肢装具士の臼井二美男さん。写真集のごく一部の写真ですが、越智さんが【生き生きと、自信に満ちた女性達の姿は、各地で”壁”を崩している】と書いているのが実感できました。義肢装具士の臼井さんもまるで侍のよう。

保温肌着と皮膚トラブル

 この冬一番の寒気の中、センター試験を受けた受験生の皆様、お疲れ様でした。個別の入試に向けてあとひと頑張りですね。
寒いときに重宝するのが、保温グッズ。いろいろ出ていますが、『保温肌着』なるものも人気があるようですね。大人が愛用しているものかと思っていましたが、子ども用も出ているとか。日経メディカル1月号で、「乾燥肌やマラセチアの陰に保温肌着」というタイトルのレポートが掲載されました。この『保温肌着』が冬期の皮膚トラブルの一因となっているとの報告です。冬はもともと肌が乾燥しやすい季節ですが、『保温肌着』で皮膚の乾燥がさらに促進され皮膚のトラブルに繋がるということです。また、逆に『保温肌着』の保温効果で発汗や皮脂分泌が亢進し、汗のかきやすい部位では、マラセチア(真菌の一種)毛包炎が生じやすくなるとの指摘もあるようで、これらを防ぐには、綿100%の肌着、どうしても保温肌着を着たい場合は、綿素材の肌着の上に保温肌着を重ね着することが勧められているようです。

インフルエンザ注意報

 センター試験が始まる今日は今年一番の寒さと報じられています。なぜかセンター試験の頃は寒い日が多い感じがします。受験生の皆さんの日頃の努力が報われることを祈っています。
 さて、インフルエンザが注意報レベルに達したとの報道が。このレベルは、今後4週間以内に大流行が発生する可能性があるレベル。当院でもA型のインフルエンザが増えてきています。全国レベルでみると宮崎は今一番多い岐阜県の半分くらいですが、これから個々の大学入試が始まる時期、受験生にとってはますます体調管理が大事になってくる時期ですね。受験生だけでなく『桜咲く』時が早くきてほしいですね。

ヒートショックプロテイン

 ヒートショックプロテイン(HSPと略)という言葉を耳にすることが多くなったような気がしませんか。HSPは、細胞が熱等のストレス条件下にさらされた際に現れるタンパク質で、ストレスタンパク質とも呼ばれています。HSPには、傷ついたタンパク質を修復してくれる機能があるので、その成分が増えることで自己回復力もアップします。最近では美容にも健康にもいいと入浴法まで指南しているサイトもあるようですね。このHSPはヒトからバクテリアに至るまで様々な生物種において広く類似した機能を発現することが知られています。先日ラジオ番組でも取り上げており、腸管出血性大腸菌O-157にも当然あるので、中途半端な加熱は細菌を強くしてしまうので、料理の際はしっかり加熱しましょうというような内容でした。ようやく感染性胃腸炎が下火になってきたようですが、食中毒はいつでも起こりえます。常に注意を怠らないようにしましょう。

バリアフリー

 成人式の日、出不精になった私の父を連れて、ホント久しぶりに関之尾の滝に行ってきました。父母は何十年ぶりかななんて言っていましたが、夏は賑わうこの地も冬はさすがに駐車場もゆっくりありました。以前は階段と坂というイメージだったのですが、車いすで見学できるようになっていました。
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両親が初詣に行ってないというので、『宮崎市、バリアフリー 神社』で検索したら、青島神社がヒットしたので、こちらも久しぶりに青島へ。車いすは電動なので問題ないのですが、膝の思わしくない母は、近くで待ってるからといって行くのを断念したのですが、3人乗りの青島トゥクトゥクトローリーが青島神社まで往復すると言うことでそれに乗って初詣できました。しかも、その青島トゥクトゥクトローリーは料金はお客様が決めるというユニークなものでした。8日と初詣にはちょっと遅い時期でしたが、思いのほか人が多くびっくり。観光地としての青島復活!?バリアフリー化が色々なところですすむといいなぁと思った一日でした。

今年初の当直

 4日までとは打って変わって冷たい風の吹く5日夜は今年初の当直でした。日誌で年末年始の状況を見てみましたが、例年ほどの混雑もなく、また迅速検査をめぐるトラブルもなかったようです。私の担当した深夜帯では、まだ嘔吐での受診がほとんどで、インフルエンザを疑うケースはありませんでした。最新の感染症週報を見ると先週宮崎県でインフルエンザが多かったのは、都城保健所管内で注意報レベルをこえています。高鍋や小林保健所管内がそれに続いています。受験生にとってはまもなくセンター試験が始まる時期。この時期は体調管理が一番かな。今日は7日。七草粥を食べてお正月のごちそうで疲れた胃を癒やし、ビタミンも取ってインフルエンザに対する抵抗力を付け、本番で力を発揮できるよう祈っています。

仕事始め

 3日の救急電話相談当番で今年の仕事が始まりました。昨日は今年初の診療。インフルエンザも感染性胃腸炎も同じくらいで、ここにきてやっと感染性胃腸炎が減ってきたかなという印象です。インフルエンザは今からかな。明日からは予防接種も通常通りです。MRワクチン等、定期接種の期限が4月に切れるぶんは注意してください。インフルエンザが大流行する前に接種しておいてくださいね。
 午後は、県小児科医会ホームページ(HP)作成の打ち合わせで県医師会館に。東京のHP製作担当の方と糸数先生、県医師会の地域医療課のスタッフとで細かいところを詰めてきました。HP担当の方が糸数先生のお友達ということで、費用の面も含めいろいろ便宜をはかって頂きました。今後は構成案やデザインをチェックして、2月にはひな形が完成し、3月にはテスト公開して微調整を行い4月皆様にお披露目というタイムスケジュールです。使いやすい、ためになると言われるHPを作成したいと意気込んでいます。乞うご期待!

帰省ラッシュ

 帰省ラッシュが始まったようです。我が家も次男は昨日、妹たちの子どもは今日帰って行きました。明日は長男、次女家族が帰省です。私達も正月休みは今日まで。孫達と初詣の後、約束のフェニックス自然動物園に行ってきました。ぞうさんの書き初めやぞうに実際に乗れるイベント、ポニーに乗れるイベント等いろいろあり、孫達も大喜び。仲良く遊んでいました。
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 天気に恵まれ、芝生のところでお弁当。ばあばの作ったお弁当はおいしいと孫達に言われ、うれしそう。その後は、久峰公園で遊びましたが、孫達のパワーについて行けず、あとの方はベンチで見守ることに。体力の違いを見せつけられた一日でしたが、明日からは仕事始め。気を引き締めてこの一年のスタートに備えたいと思います。

あけましておめでとうございます。

 初日の出、初詣に出かけられた方もいらっしゃるかな。良いお天気の一日になりそうで、この穏やかな天気のように今年一年が穏やかな一年になることを祈りたいと思います。
 『一年の計は元旦にあり』、今年は年頭所感を医師会誌に出させていただく機会をいただきました。自院での診療はもちろんですが、県小児科医会、日本小児科医会の活動にも力を注ぎたいと思います。先ずは皆様の欲する小児科関連の情報発信の場として4月開設予定の県小児科医会のホームページ作製打ち合わせが5日にあります。また、昨年10月から始めた救急電話相談と急病センター受診に関するアンケート調査を1月で終え、来月からはその解析にあたり、その結果を発表し、よりよい救急医療体制作りに活かせればと思っています。胃がんの予防につながる学校検尿を利用したピロリ菌検査も実現できればと、やりたいこと、乗り越えねばならない課題は山積みですが、多くの仲間の力を借りて一歩ずつ前へ進みたいと思います。
 今年もどうぞよろしくお願い致します。