アンケートにご協力を!
昨日は救急電話当番でした。季節的には病気の少ない時期で、相談もいつもよりは少なかったようです。さて、早いもので、あと二日で10月ですが、10月1日から県小児科医会、救急委員会の今年度の活動の一環として、急病センターでアンケート調査を行うことにしました。救急電話相談事業開始前後で、県内の急病センター受診動向に変化があるかどうかを調べるとともに急病センター受診者の救急電話相談利用状況を調べ、今後の同事業と急病センターの適正受診に繋がる方策がないかを検討するためです。宮崎市、延岡市、都城市の3カ所の急病センターで1月まで行う予定です。対象の急病センターを受診された方のご協力、よろしくお願いいたします。
幸福度
東洋経済ONLINEに最新通信簿!47都道府県「幸福度」ランキングなるものが掲載されました。幸福度の指標として、「健康」「文化」「仕事」「生活」「教育」の5分野を、さらに、各分野はそれぞれ2領域に分かれ、各領域に5指標ずつ設定されている。5指標のうち2つが現行指標、3つが先行指標である。現行指標は、現状における経済や社会の安定度を示している。先行指標は、個人の将来ありたい姿や社会の将来あるべき姿の実現という、未来の幸福に向けた地域の潜在能力を示しているとのこと。それによると福井県が1位。それは仕事分野と教育分野が1位に貢献しているとのこと。宮崎はといえば、34位。健康:16位、文化:46位、仕事23位、生活:31位、教育:30位ということでした。個人的には若者の働く場が少ないと思っていたので、仕事が23位と上位だったのが意外でした。みなさんはどんな感想を持ちますか。?
園医部会研修会
9月24日(土)午後の一般診療休診でご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。土曜午後は、スタッフ全員で園医部会研修会に参加してきました。特別講演Ⅰは「B型肝炎ワクチン:任意接種から定期接種へ・・・その重要性」と題して佐藤小児科の四元茂先生が講演。垂直感染予防から水平感染予防へ。何故1歳までの定期接種となったのか→それは0歳で3回接種するとほぼ100%の乳児に十分な抗体が誘導されるから。ちなみに10代なら90%を越えるけど、成人の場合は3回接種しても70〜80%程度の人にしか、十分な抗体が誘導されないから。B型肝炎キャリア幼児の保育所における集団生活での問題点、対応策についてハイリスクと思われる状況等紹介しながら話されました。10月から始まるB型肝炎ワクチンの定期接種。4月1日以降に生まれた子どもが対象ですが、4月生まれの子どもたちは最後の3回目がぎりぎりになります。1歳過ぎると定期接種になりませんので、10月になったらすぐに1回目を受けて下さいね。
小学校6年までのB型肝炎ワクチン助成
VPDの会の藤岡先生から『大阪府唯一の村である千早赤阪村が小学校6年までのB型肝炎ワクチンに助成を行うことが今日の村議会で決まりました。』というメールが入りました。以下は、引用です。
「B型肝炎ワクチン定期接種化に併せて小学6年生まで任意予防接種費用の助成を拡大」
大阪府南河内郡千早赤阪村では、平成28年10月1日から開始されるB型肝炎ワクチンの定期予防接種化に併せて、従来から村独自で行っていた任意予防接種(希望者が自己負担して受ける予防接種)費用の助成を0歳から2歳までを小学6年生までに拡大する。
世界保健機関(WHO)は、1992年にB型肝炎ワクチンのユニバーサルワクチネーション(接種)を全世界の国が実施するよう勧告しており、国はようやく本年10月から定期接種化することにした。しかし、対象は本年4月以降に生まれた0歳児に限定されており、経過措置としてのキャッチアップ接種が設定されていない。これでは、ユニバーサル接種とは言い難く、水平感染防止の効果が出るまでにはかなりの年月がかかることになるため、村は定期接種化に際して実効性のある水平感染防止に努めるため、現在行っている2歳までの任意予防接種費用の助成(1回5,000円上限で3回接種分15,000円)を、10月からの1年間に限り小学6年生までに拡大したキャッチアップ接種を全国で初めて遂行しようとするものである。
村は、平成26年に大阪府で初めて過疎地域の公示を受け、過疎地域自立促進計画に基づき、過疎からの脱却に向けて取り組みを進めている。現在村に住んでおられる人には今まで以上に、また、新たに村に転入していただけるよう、子どもたちの、大切な命と健康を守るための政策を推進し、住みやすい村づくりを目指している。
☆他の自治体も[子どもたちの、大切な命と健康を守るための政策を推進]というところをまねて欲しいですね。
「B型肝炎ワクチン定期接種化に併せて小学6年生まで任意予防接種費用の助成を拡大」
大阪府南河内郡千早赤阪村では、平成28年10月1日から開始されるB型肝炎ワクチンの定期予防接種化に併せて、従来から村独自で行っていた任意予防接種(希望者が自己負担して受ける予防接種)費用の助成を0歳から2歳までを小学6年生までに拡大する。
世界保健機関(WHO)は、1992年にB型肝炎ワクチンのユニバーサルワクチネーション(接種)を全世界の国が実施するよう勧告しており、国はようやく本年10月から定期接種化することにした。しかし、対象は本年4月以降に生まれた0歳児に限定されており、経過措置としてのキャッチアップ接種が設定されていない。これでは、ユニバーサル接種とは言い難く、水平感染防止の効果が出るまでにはかなりの年月がかかることになるため、村は定期接種化に際して実効性のある水平感染防止に努めるため、現在行っている2歳までの任意予防接種費用の助成(1回5,000円上限で3回接種分15,000円)を、10月からの1年間に限り小学6年生までに拡大したキャッチアップ接種を全国で初めて遂行しようとするものである。
村は、平成26年に大阪府で初めて過疎地域の公示を受け、過疎地域自立促進計画に基づき、過疎からの脱却に向けて取り組みを進めている。現在村に住んでおられる人には今まで以上に、また、新たに村に転入していただけるよう、子どもたちの、大切な命と健康を守るための政策を推進し、住みやすい村づくりを目指している。
☆他の自治体も[子どもたちの、大切な命と健康を守るための政策を推進]というところをまねて欲しいですね。
チャイルドライン
18歳までの子ども専用電話。『すべての子どもたちに。安心して、話せる場所があることを知ってもらいたい。どこからでもかけられる』 0120-99-7777 です。チャイルドラインの4つの約束として、・ヒミツはまもるよ ・どんなこともいっしょに考える ・名まえは言わなくてもいい ・電話は、切りたいときに切っていい とパンフレットに書いてあります。毎日1.5にんもの子どもが自殺し、5日にひとりが虐待死している日本(2014年)。この電話でひとりでも多くの子どもが救われるといいですね。
☆9月24日(土)の午後は、予防接種と乳児健診の時間(午後3時まで)のあとは臨時休診となります。10月から定期接種として始まるB型肝炎ワクチンの研修会にスタッフ全員で参加するためです。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
☆9月24日(土)の午後は、予防接種と乳児健診の時間(午後3時まで)のあとは臨時休診となります。10月から定期接種として始まるB型肝炎ワクチンの研修会にスタッフ全員で参加するためです。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
台風直撃?
敬老の日、あいにくの天気で、実家の雨戸閉めに行ってきました。サッシになって随分楽になりましたが、ちょっと閉めにくいところがあって早めの台風への備え。昔は、雨戸も木製で閉めるのも開けるのも大変。台風の時は雨戸の上から横断するように木材を打ち付けていたことを思い出しました。こんな日に限って午後市内に行く用事が。思いの外通行量が多いのは、連休で出かけていた人が多いから?途中すごい雨で前の車が見えないくらい。慌ててライトを点灯。オートにしてるとこんな時は自動点灯しないのですね。自分の車の位置を後続車に知らせるだけでなく、前から来る車にも認識してもらわないと思わぬ事故につながります。道路の水たまりに何度もハンドルを取られることも。皆様も気をつけて下さいね。今回の台風は直撃しそうで、被害が出ないことを祈るのみ。明日の午前中は開店休業状態かな。
乳児健診
今日午後は、高鍋の1歳半健診でした。予定の人数は多かったのですが、実際は予定の2/3しかきてくれませんでした。母子手帳をみると、まだ任意接種のB型肝炎ワクチンやおたふくかぜワクチンを含め、パーフェクトに予防接種を終えている方も数名いらっしゃいましたが、水痘の2回目と、Hib、肺炎球菌、4種混合の追加接種を忘れている方が多かったようです。予防接種欄が全く白紙という方も1名。何かの間違いかなと思って尋ねたら、やはりまだ何もしてないとのこと。健診の帰りに受診して受けますとおっしゃったのが救いかな。みなさんも今一度、母子手帳の予防接種欄の再確認をお願いします。
学級閉鎖!
インフルエンザが流行し出すと、学級閉鎖、学年閉鎖等の言葉が聞かれるようになりますが、なんと、東京足立区でインフルエンザによる学級閉鎖が決まったというニュースが流れてきました。朝、夕涼しくなったといってもまだ昼間は暑いときもある時期で、まだ予防接種も始まっていないのに、既にインフルエンザによる学級閉鎖とは驚きです。今夏のRSウイルス感染症流行といい、台風の進路の変化といい、異常気象のせい!?。10月1日からインフルエンザの予防接種開始予定ですが、今年は早めに免疫を付けておいた方がいいのかな。☆来月からはB型肝炎の定期予防接種も始まります。流行する病気の少ない今の季節は、予防接種と乳児健診がお勧めです。
*長女の子どもが宮崎に帰ってきました。

*長女の子どもが宮崎に帰ってきました。

心のメタボ
メタボはもう市民権を得た言葉のようですが、『こころのメタボ』というのは、まだ耳新しいかな?早稲田大学の健康心理学の竹中晃二教授が、「面倒くさがる」「ため息が出る」「ぼーっとする」の3つのシグナルを、この頭文字から『こころのメタボ』と命名。このような状況が長期化するとメンタルヘルスの不調につながる恐れがあるとして、『こころのABC活動』を生活に取り入れるよう推奨しています。このABCは「Act」 「Belong」 「 Challenge」。これだけではちょっとピンとこないかもしれませんね。日本体操協会が2012年からユーチューブにこの『こころのABC活動』の啓発動画を公開しています。子ども版と成人版があります。ユーチューブで、『こころのABC』で検索するとすぐヒットしますので、一度ご覧になってみませんか。
ワクチンパレード
明日木曜日、『希望するすべての子どもたちにワクチンを!』をスローガンに東京で第7回のワクチンパレードが行われます。さすがに東京に行くわけにはいきませんが、気持ちだけは一緒に参加したいと思っています。
さて、そのワクチンですが、ここに来てまたまた不足が表面化してきています。MRワクチンに加え、日本脳炎ワクチンの出荷規制がかかりました。当院でもあらたなワクチンが入手しにくい状況が生じています。MRワクチンは昨今の事情もあり、できる限り接種制限をしない方向で努力していますが、日本脳炎ワクチンに関しては希望される方が思いの外多く、ワクチンの流通状況が好転しない限り、申し訳ありませんが、接種を待って頂くケースが出てくるかも知れません。それにしても、なんと脆弱なワクチン供給体制!。ワクチンメーカーは、不足を来さないよう対策を取ってほしいものです。
さて、そのワクチンですが、ここに来てまたまた不足が表面化してきています。MRワクチンに加え、日本脳炎ワクチンの出荷規制がかかりました。当院でもあらたなワクチンが入手しにくい状況が生じています。MRワクチンは昨今の事情もあり、できる限り接種制限をしない方向で努力していますが、日本脳炎ワクチンに関しては希望される方が思いの外多く、ワクチンの流通状況が好転しない限り、申し訳ありませんが、接種を待って頂くケースが出てくるかも知れません。それにしても、なんと脆弱なワクチン供給体制!。ワクチンメーカーは、不足を来さないよう対策を取ってほしいものです。
ネット依存のスクリーニングテスト
スマートフォンのゲームが世間を騒がしていますが、国内でゲーム中の運転で不幸にも死亡事故が2件起きました。酒酔い運転と一緒で、ゲームをしながら運転している車は動く凶器です。多くの人を不幸にします。*久里浜医療センターには、『ネット依存治療部門』があります。ホームページを覗くといろいろ情報を得ることが出来ます。そこにインターネット依存度テストなるものがあります。小学生から高校生までの『インターネット依存自己評価スケール(青少年用) K-スケール;小学生、中高校生』と大人用の『インターネット依存自己評価スケール(成人用) K-スケール』があります。当てはまるところをチェックすると点数が出てきて、どの程度の依存度かが分かるようになっています。
一度家族でやってみるといいかもしれませんね。ネット依存が深刻な社会問題になっている韓国のレスキュースクールの見学報告もあります。依存症になると治療が必要です。それ以外にもいじめや犯罪に巻き込まれる恐れもあります。そうならないために家庭でルール作りをしておきましょう。
一度家族でやってみるといいかもしれませんね。ネット依存が深刻な社会問題になっている韓国のレスキュースクールの見学報告もあります。依存症になると治療が必要です。それ以外にもいじめや犯罪に巻き込まれる恐れもあります。そうならないために家庭でルール作りをしておきましょう。
百日咳に注意!
9月1日(木)は、急病センター当直でした。この前したばかりという感じですが・・・。夏休みの疲れが出たのか?平日にしては多い準夜、深夜でした。
さて、前回麻疹流行拡大の話をしたばかりですが、この度、宮崎県の福祉保健部の感染症対策担当から百日咳に関する注意報が出ました。今年は現時点で昨年の発生総数にせまる勢いです。宮崎市内では、生後2ヶ月の赤ちゃんが百日咳にかかったとの報告がありました。父親から感染したようです。最近は、このように大人から子どもへの感染が主流になっています。また、宮崎のある地域では、予防接種を受けない主義を貫いているグループもあるやに聞いています。百日咳は、1歳以下特に生後6ヶ月以下の乳児では重症化して脳症をおこしたり、亡くなることもある病気です。大人も百日咳の予防接種が必要な時代になっていますが、それを待ってもいられませんので、生後3ヶ月を過ぎたら出来るだけ早く四種混合を受けて下さいね。
さて、前回麻疹流行拡大の話をしたばかりですが、この度、宮崎県の福祉保健部の感染症対策担当から百日咳に関する注意報が出ました。今年は現時点で昨年の発生総数にせまる勢いです。宮崎市内では、生後2ヶ月の赤ちゃんが百日咳にかかったとの報告がありました。父親から感染したようです。最近は、このように大人から子どもへの感染が主流になっています。また、宮崎のある地域では、予防接種を受けない主義を貫いているグループもあるやに聞いています。百日咳は、1歳以下特に生後6ヶ月以下の乳児では重症化して脳症をおこしたり、亡くなることもある病気です。大人も百日咳の予防接種が必要な時代になっていますが、それを待ってもいられませんので、生後3ヶ月を過ぎたら出来るだけ早く四種混合を受けて下さいね。
麻疹続報
9月の朝、随分涼しくなり秋が確実に近づいているのを感じます。火曜日に児湯地区保健委員会が開催され、高齢者のインフルエンザが10月1日から開始することになりました。それに併せて、当院でのインフルエンザも今月から予約開始。10月1日から接種スタートにしたいと思います。今年度は、化血研の問題もあり、他社でワクチンを増産せざるを得ず、1人1本のチメロサールフリーのシリンジタイプが生産されません。ご了承願います。今期の料金は3,000円/回です。
会の最後に高鍋保健所長の講話がありましたが、蚊媒介の日本脳炎、ジカ熱、デング熱の話と、例の麻疹の拡大(コンサートでの二次感染が確認されたこと)が懸念されていること、MRワクチン接種の呼びかけ徹底をとの話がありました。最新の情報では関西国際空港の職員16名が麻疹の診断。同僚21名が同様の症状を訴え、麻疹疑いで自宅待機となったとのことです。関空も多くの人が行き交う場所です。これからますます拡大しそうで、拡大を防ぐにはしつこいようですがMRワクチンの接種率向上しかありません。よろしくお願いします。
会の最後に高鍋保健所長の講話がありましたが、蚊媒介の日本脳炎、ジカ熱、デング熱の話と、例の麻疹の拡大(コンサートでの二次感染が確認されたこと)が懸念されていること、MRワクチン接種の呼びかけ徹底をとの話がありました。最新の情報では関西国際空港の職員16名が麻疹の診断。同僚21名が同様の症状を訴え、麻疹疑いで自宅待機となったとのことです。関空も多くの人が行き交う場所です。これからますます拡大しそうで、拡大を防ぐにはしつこいようですがMRワクチンの接種率向上しかありません。よろしくお願いします。
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