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高鍋町保健医療懇話会

11月最後の30日夜行われました。そこで問題になったのは20代の子宮頸がん検診の受診率の低さ。産婦人科の先生によるとおりもの等を主訴に来院される若い方に異常が多く見つかるとの事。子宮頸がんワクチンの接種が滞っている現在、検診を受けて自己防衛しましょう。また、成人のMRワクチン助成も高鍋では引き続き行われていますが、風しん流行のときに比べると接種する人が減っているようです。妊娠を希望される方、その家族も助成対象になります。対象者の方はぜひ受けてくださいね。また、プールの利用者も年間3万人を超え、順調に伸びているようです。この会に出ると町で各年代にいろんな事業が行われていることがわかりますが、町民の中には利用出来る事業を知らない方も少なくないようです。HPや町報等こまめにチェックして利用出来るものはおおいに利用して健康増進に努めましょう。

救急つながり

 26日(木)は、急病センター当直でした。まだインフルエンザはなく、嘔吐主体の胃腸炎が多い印象です。かなり冷え込んだので喘息等が多いかなと思いましたが、喘鳴主訴で深夜帯来院した子どもは1人のみでした。27日(金)は救急電話相談でした。外傷の相談がありましたが、幸い重症ではなくよかったです。当直の準夜帯でも外科や整形外科的疾患が来院され、困ったようなことを話されていましたが、小児の急病センターが県病院に隣接されてからは、小児内科の救急診療になります。外科や内科は今まで通り医師会病院の急病センターでの診察になりますので、お間違えのないよう。*児湯郡内で、高校生の自転車と高齢者の方の衝突があり、高齢者の方が亡くなる事故が発生しました。亡くなられた方や御家族はもちろん、高校生本人やその家族にとってもかなりのダメージと思われます。自転車でも死亡事故が起こりえることを肝に銘じ、マナーを守って二度とこのような痛ましい事故が起きないようにしたいものです。

四種混合の供給情報速報

 四種混合ワクチン不足で長らくご迷惑をおかけしていましたが、先日供給再開に関する情報が入りました。早ければ、今週末、遅くとも来週までには出荷制限解除の見通しとのことです。また、ポリオワクチンに従来のセービン株ではなく、ソーク株を使った新四種混合ワクチンの発売日も四種混合ワクチン不足の状況を鑑み、当初の12月14日より早まりそうだとのこと。ただ、こちらのワクチンの製造数はまだまだ少ないので、(実際卸の方から、持ってこれるかどうか確約できないとの返事をいただいています)全国の約6割のシェアを占めていた化血研の四種混合ワクチンがどれだけ入ってくるかが今後の予防接種スケジュールに一番影響しそうです。☆お母さんから質問がありましたが(コメントに気付くのが遅くなり、返事が遅れましたことお詫びいたします)、当院で使用していた四種混合ワクチンは化血研のワクチンです。
 *りんご病(伝染性紅斑)が近隣の小学校で流行中です。りんご病は頬の紅斑などで診断された時点では、感染力はないのですが、紅斑が出現する前、すなわちほとんど無症状の時に感染力があります。そういうわけで感染拡大を防ぐことが困難な病気です。かかった子ども自身は、紅斑のみでほとんど症状がないのですが、妊婦さんは胎児への影響が危惧されます。

孫達との休日

 連休を利用して、先日紹介した『死ぬまで行きたい!世界の絶景』に紹介してあった”角島大橋”を見に車で行ってきました。ちょっと曇り空でしたが、晴れていたらほんとエメラルドグリーンの海と橋のコントラストがより印象的だったかなと思いました。
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今回孫達と遊んだ市営の施設は、木のおもちゃがメインで、遊具や積み木、パズル、絵本の部屋、壁に自由に絵を書けたりと天気にかかわらず親子でゆっくり遊べるところで、持参したお弁当を食べるスペースまで用意してあります。好きな時間遊べて大人200円、子ども100円の入場料でした。昊斗が今夢中になっている野球教室のユニフォームを書いてくれました。こんな広いキャンパスだったのですが、ちょっと遠慮気味に。
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木のおもちゃはいいですね。子ども達は時間を忘れるほど夢中に。帰るのを嫌がり、納得させるのに一苦労。絵本も結構あったので読んであげる方の声がかれるほどでした。
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ヘディング禁止

 この連休、スポーツに興じている子ども達も多いかな。今は五郎丸の活躍でラグビーの話題が目につきますが、今回はサッカーの話。米サッカー協会は、10歳以下の子どものヘディングを禁止すると発表しました。11~13歳の子どもは練習中のヘディングの回数に制限を設けるとのことです。今回の規定は、2014年に米サッカー協会などを相手取って起こされた裁判がきっかけとなったそうで、原告との合意内容にはヘディング禁止のほか、監督や審判、保護者、選手に脳震盪の危険性を知ってもらうための啓発キャンペーンや、試合に戻る場合の手順が盛り込まれ、このような禁止規定通達になったようです。確かにある程度のスピードのサッカーーボールが子どもの頭にぶつかるとダメージがありそうですね。私自身、子どもの頃ヘディングで頭が痛くなりヘディングが大きらいだったことを覚えています。

感染症情報

 18日未明の雷は凄かったですね。あたりが急に明るくなり、ものすごい雷鳴で目が覚めました。あんなに雷鳴がとどろいたのは久し振りのようです。幸い被害はなかったようで一安心。
 さて、今朝のニュースで全国的にはインフルエンザの学級閉鎖が相次ぎ、流行が例年に比し早くなっているとありましたが、宮崎県衛生環境研究所の今日の感染症週報によると、県内でのインフルエンザ報告は、 先々週が1人、先週が2名でまだ流行はないようです。体調を崩しやすい天気が続いています。休養、栄養を十分とってお互いこの冬を乗り越えましょう。

寄贈本の紹介

 還暦同窓会の二次会で本の話になって、Y君が若い頃影響を受けた本を紹介してくれるということになったのですが、先日持参してくれました。その本は石田ゆうすけ氏の書いた 『行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅』 (幻冬舎文庫)でした。自転車で世界1周を成し遂げたという本ですが、単なる冒険談ではない味わい深い本でした。中央アジアに国際青年協力隊の一員として赴任したY君らしい推薦書です。あとの2冊は、病院の待合室にとMさんが持参してくれました。一つは、『誰もが知ってる小さな国』有川浩著、講談社。これは、1959年に佐藤さとるさんが書いた『だれも知らない小さな国』シリーズ6冊を数える物語が元になっています。「コロボックル、は有川浩らしく面白い、そして可愛く優しい話に仕上がっています。お花畑で読んでる気分になれます。(寄贈者Mさん)」もう一冊は、『死ぬまで行きたい!世界の絶景』詩歩著、三才ブックス。Facebookが本になったきっかけとは現代的ですね。「身体の具合が悪い小さな人やそのパパやママが早く元気になって一緒にお散歩しよう!と思っていただけたら、嬉しいですね(寄贈者Mさん)」☆『誰もが知ってる小さな国』のなかの一説、” 黒一色の活字から、色鮮やかな物語の世界が立ち上がり・・・”、言い得て妙ですね。読書の秋、一読されてみませんか。

九州小児科医会総会

🎶長崎は雨だったじゃないですが、朝は地震、天気が今一つでした。各種委員会から報告と協議事業について説明がありましたが、最後に出てきたのは現場でのワクチン不足。なかでも4種混合の不足は深刻で将来百日咳の流行が危惧されます。厚労省は全国で融通し合えば足りるはずとの認識とのこと。全くの認識不足。各県から足りてない現状を九州一丸となって厚労省に訴えていくことになりました。B型肝炎ワクチンの定期接種化も、今の現状では4月からの施行は無理のようです。
⭐️土曜日は休診でご迷惑をおかけしました。おかげさまで私が担当している二つの委員会報告と質疑応答無事終了しました。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

昨日は、児湯医師会理事会でしたが、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の講演会もテレビ会議システムを使って行われました。県内では今年8例目のケースが報道されましたが、不幸にも亡くなられています。今までの県内で報告された27例の年齢ですが、30代〜90歳代で80歳代が最多の9例、次いで60歳代の7例、70代の6例と高齢者に多い傾向があるようです。出血症状(血液凝固系異常)や意識障害、失見当識などの神経症状、腎不全や肝機能障害等の多臓器不全が認められています。幸い本邦での小児例は報告されていませんが、日本国内でも致死率の高い感染症(SFTS)が存在し、流行し続けるということで、ダニの活動期である春から秋は特に草むらや藪などマダニが多く生息する場所には肌を露出させない注意が必要なようです。*他にもダニが媒介する感染症にはつつが虫病や日本紅斑熱な どがあります。

189

 189って何の数字を表しているかご存じでしたか?恥ずかしながら私は全く知りませんでした。11月は児童虐待防止月間ということで下記のようなポスターが送られてきました。189は児童相談所全国共通3桁ダイヤルです。いちはやくの語呂合わせで「虐待かもと思ったらすぐにお電話を下さい。」という気持ちを込めているようです。オレンジリボンがシンボルマーク。このダイヤルで子どもの命が救えるかも知れないとなると、多くの人に知ってほしい番号ですね。
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☆11月14日(土)は、九州医師会総会に出席せねばならず、臨時休診とさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

立冬?

 11月8日は立冬だったようですが、宮崎は28-29度で、もう少しで真夏日!?というくらい暑かったですね。昼父母を連れて西都原のコスモスを車窓からみたのですが、ちょうど古墳祭りが行われていたようで賑わっていました。急に暖かくなったので、服や夜の寝具の調節など適切にしてください。体調を崩しやすい天候になっています。
 *昨日届いた日経メディカル11月号に『日本脳炎は過去の病気ではない』というレポートがありました。世界では、年間5万人が発症し、およそ1万人が死亡しているとのこと。日本でも1950年代には小児を中心に年間数千人という記録があるようです。現在少なくなっているのは予防接種の恩恵。その予防接種が手に入りにくくなっているのは問題ですね

夜間のインフルエンザ予防接種

 6日(金)は今年最初の夜間インフルエンザ予防接種でした。途中、熱傷の子どもが来院しましたが、予約枠一杯の人数の割にはスムーズに終えることが出来ました。12月11日(金)まで、毎水、金曜の週2回行う予定です。昼間受けづらい方は御利用ください。夜間は希望者が多い傾向がありますので、早めに予約をしていただくと希望に添うことが出来ると思います。
 寒くなると特に熱傷が増えますが、昨日の子どもは指示通り、流水で冷やしてからの来院だったのでひどくなっていませんでした。幸いでした。ストーブの上のやかん、炊飯器の蒸気、ポットのお湯等小さい子どものいる家庭では気をつけて下さいね。
*今朝方4時前に火事のアナウンスがありました。その後消防車のサイレンの音が。火の元にも注意ですね。

ワクチン不足

VPDのHPで小児ワクチンの全国助成情報をみることが出来ます。多くの自治体で助成がなされてきているようです。それにみずさすように、ワクチン不足がひろがっています。主には熊本の予防接種製造メーカー化血研の予防接種、四種混合、B型肝炎、及び日本脳炎ワクチンが厚労省からの指示で出荷制限(事実上医療機関に入荷してこない)をうけていることが主因です。全国的に影響が出ており、他社製造の代わりの予防接種も手に入りません。予約されている方には多大なご迷惑をおかけしておりますが、この状況がいつまで続くのか全く予想がつきません。接種可能になり次第予約されている順に行っていく予定です。上記予防接種を希望される方は病院の方0983-23-4423までお電話下さい(これらに関してはWEBでの予約が一時的にできないようになっています)。
 *11月6日(金)から夜間のインフルエンザ予防接種が始まります。

医療事故調査制度

 講演会が続いています。30日には、宮崎市で「医療事故調査制度における注意点」と題する講演会があり参加してきました。講師は厚労省の医療事故調査制度施行検討会メンバーで、浜松医科大学法学部教授の大磯義一郎医師でした。この医療事故調査制度は、10月から施行されましたが、目的は「医療安全に資する」こと。医療事故があると、責任追及がメインになり、個人のミスや注意の至らなさが原因とされ、一件落着とされがちでしたが、この制度は人は誰でもミスをするものという前提に立ち、なぜそのような事故が起きたか、似たような事例の蓄積から今後そのようなミスをなくすにはどの様にすべきか、「医療の安全確保と医療事故再発防止」を目的とした制度だということで、紛争解決の制度ではないということが理解できました。この制度が有効に機能して医療の安全、事故防止におおいに寄与することを期待したいと思います。

高鍋町立小中学校合同学校保健委員会

 29日今年度の高鍋町立小・中学校合同学校保健委員会が開催されました。今年は宮崎県立看護大学名誉教授の花野典子氏が「子どもの育ちと家族の絆」と題して講演されました。育てたい子どもの力として1.生きる力、2.感じる力、3.考える力、4.人と関わる力の4つをあげ、それを育てるためどのようにしたらいいか、子どもの発達と親の発達段階等を医学的観点を紹介しながら話されました。その中で紹介された言葉『健康とは、よい状態をさすだけでなく、持てる力を最大限に活用している状態をさす(ナイチンゲール)』、『躾(しつけ)は、社会の中で身を美しくこなせる人間になるために親が子どもに与えるプレゼント』が印象に残りました。*今年6月に花子典子先生は「子どもの育ちを支える〜子育てが家族の幸せとなるために〜」という本を刊行されたようですが、それには虐待に関しても記載されているようです。