インフルエンザの発生
昨日で今年の夜間インフルエンザ予防接種は終了しました。夜間出来る最後ということで多くの希望があり、お断りせざる終えないケースが続出しご迷惑をおかけしました。来期は期間を含め再考したいと思います。その昨日、当院で今冬初のインフルエンザを検出。A型でした。宮崎県の衛生環境研究所から送られてくる感染症週報では、先週都城で1名、小林で2名今年初のインフルエンザ報告があったようです。非公式ですが、延岡でも出たと聞いています。寒さが厳しくなると予想されている今冬はいつもよりインフルエンザの発生が早いのかな。いよいよインフルエンザの季節到来というところです。インフルエンザが出たという情報が広がると、インフルエンザの予防接種を希望される方も増えます。早めの予約を。そして、人混みは出来るだけさけ、マスクや手洗い等、感染予防の徹底をして、忙しくなる年末を乗り越えましょう。
児湯てんかん治療セミナー
27日(水)夜7時から大分医大の泉達郎教授の講演会が地元高鍋で行われました。泉教授には先生の特診だけでなく、川南の国立宮崎病院小児科への医師派遣でも大変お世話になっています。てんかんの専門家の話は、宮崎市内ではよく行われますが、今回教授の特診日を利用して、宮大名誉教授の鶴先生のご尽力もあり児湯地域で行うことが出来ました。児湯地域での講演会で人が集まるかなとちょっと不安はありましたが、ふたを開けてみると椅子が足りないくらいの盛況。宮崎からも多くの先生がみえました。演題は「小児てんかん包括的一般診療の基本と研究の端緒」。臨床の好きな先生らしく、豊富な経験を生かしたためになる講演でした。当然ですが、適切な診断とそれに対応した薬の使用、薬によっては発作を増悪させるものもあり、多剤併用している場合、ある薬剤を排除することによっていい結果が得られる場合があるなど具体的な話もあり、大変有意義な講演会でした。できれば、年1回でもいいからこの地で定期開催したいと思った次第です。泉先生、鶴先生ありがとうございました。
スマホとのつきあい方
本日(26日)の宮崎日日新聞に、『LINEいじめの温床に』という記事が。私が経験したことがあるのはフェイスブックだけなのでピンとこないけど、自分の息子をはじめ、今の子どもたちをみるとスマホを使いこなしているというより、スマホに使われているというか、スマホに貴重な時間を奪われているのではと思うことはあります。時とところ構わず、メールが来たら即応答。その早いこと。待つことが出来なくなっている?というか、余裕がなくなっている?筆無精というかメール無精(すぐに返信することは滅多になく、そのうち返信することすら忘れてしまうこともしばしば)の私からは神業に見えるけど、大変そう。自分には出来ない。みんな寂しいのか、つるんでいると安心なのか。フェイスブックを始めたときは、写真入りで友達の近況がわかるというのはすごいと思いましたが、機種変更をきっかけにしたくでも出来なくなった(何故かなりすましと見なされ拒否)今、格段不自由しているわけでもなし。一度、今しがみついているものから離れるのもありかな。新たな豊かな時間が得られるかも。思春期、自分たちの頃と環境的には随分様変わりしているけど、ゆっくり自分自信を見つめる時間が必要なのは変わらないのでは。
保健医療懇話会
21日(木)夜は、高鍋町の保健医療懇話会がありました。今年度の事業報告(健康増進事業、母子保健、予防接種事業、歯科保健、栄養業務、特定健診等)と次年度の予定、その他町内の保健事業についての町長をはじめとする行政側と、保健所、医師会、歯科医師会代表との懇話会です。この中で温水プールの利用者が利用開始年度の2万人から3万人弱まで増加してきたこと、平成18年度から始まった子ども水泳教室の参加者が開始当初の253人から翌年は590人、平成20年度に1,000人を、23年度に2,000人を、そして昨年度は3,000人を超えたことが報告されました。肥満の率が高い宮崎、定期的な運動で健康増進をはかってほしいものです。私の中学時代は学校にプールがなく、高校に入学して苦労したことを思うと、子どもの頃から練習できる環境があるのはいいですね。最後に、現在行われている風疹対策を麻しん・風しん対策のいい機会ととらえて、風しん予防接種対象者には抗体検査をすることなく、MRワクチンを接種してほしいこと、現在任意接種になっている水痘、おたふくかぜ、ロタウイルスワクチン、B型肝炎ワクチンに対する補助を次年度からお願いしたいと要望しました。町側からは、何を優先すべきか調査中で、補助に向けては前向きに取り組んでおられる印象を受けました。是非実現してほしいものです。
感染症動向
今日は一段と冷え込みましたね。ベッドから出るのに気持ちの上で一踏ん張りしないといけない日々が続きそうな気配です。さて、感染症動向ですが、RSウイルス感染症は減少傾向ですが、一度下火になった手足口病の流行が見られている園があります。日南、日向で流行警報開始基準値を超えています。都城、日南では咽頭結膜熱が基準値を超えています。また、増加傾向のあるのは感染性胃腸炎。当院ではまだノロ、ロタウイルスは検出されていませんが、当院で下痢のひどい子どもに多く検出されているのは、病原性大腸菌。いろんなタイプが検出されていますが、幸いVero毒素は検出されていません。病原性大腸菌とカンピロバクター、病原性大腸菌とサルモネラ菌が同時に検出されているケースもあります。生もの(卵かけご飯、鳥刺し等)を避ける、同じまな板で肉と野菜を調理しない、手洗いの励行等で予防してくださいね。インフルエンザはまだ当院では出ていません。
*11月24日(日)は休日在宅医です。午前9時から午後5時の診療になります。事前の電話は不要です。また、在宅医の際は予約は出来ません。来院された順での診察になります。
*11月24日(日)は休日在宅医です。午前9時から午後5時の診療になります。事前の電話は不要です。また、在宅医の際は予約は出来ません。来院された順での診察になります。
九州医学会(優秀演題と特別講演)
16日は休診でご迷惑をおかけしました。さて、その九州医学会、一般演題から優秀演題に選ばれたのは福岡のふかざわ小児科の深澤先生の『Hib-肺炎球菌ワクチンの有効性の検証』でした。その要旨は〔2010年末まで肺炎球菌72/%,Hib17 %。83.3が PC7(以前の肺炎球菌ワクチン)でカバー出来ていた。ワクチン導入後は、肺炎球菌による菌血症は83.3%減、Hibは菌血症は0。菌血症の主な原因は起炎菌は黄色ブドウ球菌と、非PCV7型(以前の肺炎球菌ワクチンでは、カバー出来ない型)になっている。〕というものでした。日本語論文部門の優秀演題には、那覇市立病院の大城征先生の『インフルエンザA/H1N1 2009 感染の入院117例の臨床的検討』で、新型インフルエンザ感染症と季節性インフルエンザ感染症との違いをまとめられた論文です。それによると両者で入院までの期間、入院期間に有意な違いはなく、新型インフルエンザの方が季節性に比べ、比較的年齢が高い傾向に(6歳対2歳 )あり、呼吸器疾患の合併が多く、喘鳴と肺炎の合併が有意に多かった。イソプロテレノールの持続吸入を使ったケースも多かった。神経疾患の合併には差は無し。人工呼吸器管理は3名。発熱して数時間内に呼吸器管理を要した。急速に無気肺が進行。年齢の高い患児で重症例が多い。しかし、喘息の現症もしくは既往、重症度とは関連無しということでした。特別講演は沖縄県南部医療センター・こども医療センター小児腎臓科の吉村仁志先生が『真に役立つ小児科医を育てるためにーアウトカム基盤型教育』と題して講演されました。南部医療センターは、私の娘夫婦が後期研修でお世話になっているところです。今までの医学教育を見直して、〈診療における問題解決力〉〈医療安全と品質保証に取り組む姿勢〉〈対人関係の構築力と連携力〉〈人間力(プロフェッショナル〉を4つの柱として研修医を教育していくシステム作りのプロセスと現在までの成果を話されました。医師の研修レベルを柔道に例えて茶帯(初期研修医),緑帯(後期1年次)、紫帯(後期2年次),黒帯(後期3年次:地域・離島一般小児科医~生涯) 。これによれば、娘夫婦も私も黒帯。黒帯になったら終わりではなく、これからもその段位にふさわしい精進を生涯続けていかねばなりません素晴らしい研修プログラムが作られ、実践されていることを知り、嬉しく思うと同時に安心しました。
宮崎県小児科医会秋季総会・学術講演会(特別講演)
昨日夜間のインフルエンザが終わった後は、救急電話相談担当でした。予防接種の最中に、ちゃんと携帯のスイッチがオンになっているかの確認電話があって、予防接種に来られていたお母さんをびっくりさせてしまいました。その電話相談ですが、結構相談があったようで、随分救急電話相談が認知されてきたようです。さて、遅くなりましたが、先日の小児科医会の特別講演のまとめです。特別講演1では、『生殖医療と出生前診断について』宮崎大学医学部産婦人科の山口昌俊臨床教授が豊富なスライドを使って講演されました。生殖補助技術(ART:Assisted reproductive technology)の進歩は目を見張るものがありますが、代理母、借り卵、借り腹と様々なシチュエーションでいろんな倫理的問題が出てきていることがわかりました。ARTの応用としての着床前診断も、極端な話し、確率論で、確定検査はあくまでも羊水染色体検査か絨毛生検による染色体検査で、この検査にはリスクを伴うし、特定の疾患しか診断できないので陰性=胎児が正常を保証しない検査であること等こちらもいろいろ難しい問題をはらんでいることがわかりました。特別講演2では『肺炎球菌ワクチンの効果と血清型変化への対応』と題して鹿児島大学大学院医歯学総合研究科微生物学分野の西順一郎教授が講演。肺炎球菌ワクチンもHibワクチンもできるだけ生後2ヶ月の早期からの接種を推奨、少なくとも集団生活をする前には免疫をつけておく必要があることを述べられました。肺炎球菌ワクチン導入で髄膜炎や侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)は減少しているが、今までの7価の肺炎球菌ワクチンではカバーできなかった型による髄膜炎やIPDが増えてきているのが現状。11月から13価の肺炎球菌ワクチンにかわったが、今までの7価のワクチンを終了した子ども達も5歳未満の場合は、任意(費用はかかりますが)にはなりますが、補助的追加接種(Supplemental dose)を勧めるとの結論でした。アメリカでは公費でこの補助的追加接種を受けることが出来ますが、日本では栃木の大田原市でこの追加接種に公的助成を開始したとのことでした。
職場体験
今月一番の冷え込みだった12日、薬剤師志望の高鍋東中学校2年生が職場体験で当院に3日間の予定で来ています。小さいクリニックで役に立つかどうかはなはだ不安ですが、当院は院内薬局なのでちょっとした体験はできるかな。目的意識を持って有意義な3日間にしてくれるといいなあと思います。その夜は宮崎市夜間急病センターの当直でした。最初は嘔吐の子供が続きましたが、寒さを反映してか喘息発作での来院がいつもより多い印象でした。重症の子どもがいなかったのは幸いでしたが、結局6時半までコンスタントに呼ばれるいつもの当直でした。いつまでこの当直業務に耐ええる体力が残っているか・・・。体力維持・増進に日々努めねば。さて、この地での当直も来年3月まで。4月からは県立宮崎病院へ。院外処方から院内処方へと変更のようです。今月末に移転に関する話し合いがあります。来院する子どもたちにとっても、救急業務に就く医師にとってもよりよいものを作り上げていきたいものです。
*16日(土)は、九州医学会出席のため休診となります。ご迷惑をおかけしますが、よろしく御願い致します。
*16日(土)は、九州医学会出席のため休診となります。ご迷惑をおかけしますが、よろしく御願い致します。
宮崎県小児科医会秋季総会・学術講演会(会員発表)
今朝は冷え込みましたね。ただ、この冷え込み木曜朝までだそうです。
さて、10日(日)午後から宮崎市で行われた講演会に参加してきました。会員発表では『子どもの成長のしくみについて』宮崎大学医学部小児科の宇藤山麻衣子先生が成長ホルモンを中心に話されました。宮崎は身長の低い子が多く、肥満も全国一位。成人の肥満の多さにつながっているとか。身長の伸びにはよく知られた成長ホルモン以外に、甲状腺ホルモンと性ホルモンが関与。内因性の成長ホルモンの分泌促進には、良質な睡眠(寝る子は育つ)、十分な栄養(特に乳幼児期の栄養が重要)、栄養に関しては牛乳の飲み過ぎも逆効果で、日本人の女性はやせすぎの人が多いのが問題だとか。そして適度な運動(過剰な運動は逆効果)が必要とのことでした。もう一つは『風疹大流行から見えてきたもの』と題して三宅和昭会長の発表。宮崎の風しん流行の主体は20〜40台の男性。宮崎市は抗体検査をして陰性の人に風しんを打つという方針だったが、調べたところ、風しん・麻しんどちらにも免疫があったのは4割に過ぎない。結論としては、抗体価を検査して抗体の低い人に風疹を接種するより、接種対象者には抗体検査することなくMR(麻しん・風しんワクチン)を接種することが、将来に禍根を残さず(近い将来予想される麻しん流行に対して)、費用対効果という面でも優れているということを具体的に示されました。各自治体にひろまるといいのですが。また、母親でも母子手帳に妊娠時の風しん抗体価が書いてあることを知らない方がいらっしゃるということで、母親の抗体価を母子手帳でチェックして伝えてほしい。「自動車乗るには運転免許。小児科受診時は母子手帳。」という言葉で母子手帳チェックの重要性を啓蒙されました。
さて、10日(日)午後から宮崎市で行われた講演会に参加してきました。会員発表では『子どもの成長のしくみについて』宮崎大学医学部小児科の宇藤山麻衣子先生が成長ホルモンを中心に話されました。宮崎は身長の低い子が多く、肥満も全国一位。成人の肥満の多さにつながっているとか。身長の伸びにはよく知られた成長ホルモン以外に、甲状腺ホルモンと性ホルモンが関与。内因性の成長ホルモンの分泌促進には、良質な睡眠(寝る子は育つ)、十分な栄養(特に乳幼児期の栄養が重要)、栄養に関しては牛乳の飲み過ぎも逆効果で、日本人の女性はやせすぎの人が多いのが問題だとか。そして適度な運動(過剰な運動は逆効果)が必要とのことでした。もう一つは『風疹大流行から見えてきたもの』と題して三宅和昭会長の発表。宮崎の風しん流行の主体は20〜40台の男性。宮崎市は抗体検査をして陰性の人に風しんを打つという方針だったが、調べたところ、風しん・麻しんどちらにも免疫があったのは4割に過ぎない。結論としては、抗体価を検査して抗体の低い人に風疹を接種するより、接種対象者には抗体検査することなくMR(麻しん・風しんワクチン)を接種することが、将来に禍根を残さず(近い将来予想される麻しん流行に対して)、費用対効果という面でも優れているということを具体的に示されました。各自治体にひろまるといいのですが。また、母親でも母子手帳に妊娠時の風しん抗体価が書いてあることを知らない方がいらっしゃるということで、母親の抗体価を母子手帳でチェックして伝えてほしい。「自動車乗るには運転免許。小児科受診時は母子手帳。」という言葉で母子手帳チェックの重要性を啓蒙されました。
合同学校保健委員会
11月8日夜7時半から高鍋町美術館で高鍋町立小中学校合同学校保健委員会の講演会がありました。『子育てのツボ!!〜子どもの正しいほめ方・叱り方』と題してNPOふぁむ・ふぁーむ代表渡邉ゆきこさんが講演されました。『先ず、どんな子どもに育ってほしいか。それは自己効力感、自尊心をもつ子どもに。自己効力感は何かの課題に直面したとき、自分はできるはずだという自信。自尊心は自分の人格を大切にする気持ち。この二つを高める方法はたくさんの成功体験(小さな成功体験の積み重ね)。ほめ方のコツは、事実を言語化する。すなわち、実況中継のように具体的に褒める。25%できたところでほめる。ほめる場面をつくってほめる(見方を変えれば、ほめる場面は作れる)。そして、ほめるタイミング、表情、声の調子、視線、相手に近づく事が大事。何かをしながら遠いところから声かけしても相手に届かない。また、感情にまかせてくどくど怒るのはだめ。子どもがなぜしかられているのかわからない。先ず「どうしたの?」と聞いてみる。この「どうしたの?」は魔法の言葉。子どもの気持ちをくみ取ろうとしないと、話しても無駄と話してくれなくなる。他と比較しない。出来て当たり前と思わない。ダメなことをしなかったときにもほめることも大事。親子の信頼関係がしつけ(子育て)の土台』というようなことをロールプレイも取り入れ、実際どのように子どもと関わっていくか、声かけしていくかをわかりやすく講演されました。講演終了後、個別の相談にも応じられていました。渡邉さんは小中学校のスクールカウンセラーをはじめ、健診時の子育て相談、発達相談室や心の相談室、障害児通所施設など、多方面で活躍されています。このような方が近くにいるのは心強いと感じました。講演会を準備してくださった方々に感謝。
カレンダー
11月には年賀状の発売、それにあわせて毎年宮崎市内在住の方から布地で作ったカレンダーが届きます。もう今年も残り少なくなったと実感する一時です。ここ数年診察室の入り口に飾っています。その方とは生協病院時代に娘さんの診察をしたのがきっかけで、懇意にしていただいています。過去のカレンダーの一部は診察室の壁や天井に残っています。診察室のベッドに横になった子どもが見つけてよろこぶこともあります。最近は、メールに押されて年賀状も減っているようですが、年に一度のご挨拶。いつもぎりぎりになって慌てふためいて出すのですが、今年はどうなることやら。*暦の上では立冬を過ぎましたが、昨日の高鍋は夏日。ただ、朝夕は冷え込んでいます。喘息発作を起こす子どもが少し増えてきた印象です。水痘、おたふくかぜは相変わらずダラダラと出ています。
日本小児科医会予防接種委員会
予防接種委員会では、最初に『ワクチンの効果と副反応ー有害事象との違いを正しく理解するためにー』と題して福岡歯科大学の岡田賢司教授の講演を聴き、アメリカのワクチンと副反応を調査する制度についても勉強しました。米国では評価システムとして1)誰でもワクチンの有害事象を報告できるVAERS(Vaccine adverse event reporting system) 2)CDC+9つの保健医療機構が共同して医療データを集積するVSD(Vaccine safety data link) 3)有害事象の情報を検査・検証する大学病院などのアカデミア機構、CISA(Clinical immunaization safety assessment)があります。日本でもようやく1)のVAERSに近い制度ができましたが、今後2),3)に相当する評価組織が必要です。
講演後、今後も水痘・成人用23価肺炎球菌ワクチン・おたふくかぜ・B型肝炎ワクチンの定期接種化を求めていくこと、里帰りしても全国どこでも予防接種を受けることが出来るよう予防接種の全国広域化に向けての調査を継続すること。定期予防接種の自己負担金と公費助成についての全国調査を行うこと等が協議されました。また、MR(麻しん・風しん)3,4期の接種率が低いことが報告され、風疹の流行がおさまりつつある今、今後の麻疹流行対策も含め、MR(麻しん、風疹)ワクチン接種を推奨していくべきとの提案があり、大切なことだと賛同を得ました。地元自治体にも啓蒙していきたいと思います。
講演後、今後も水痘・成人用23価肺炎球菌ワクチン・おたふくかぜ・B型肝炎ワクチンの定期接種化を求めていくこと、里帰りしても全国どこでも予防接種を受けることが出来るよう予防接種の全国広域化に向けての調査を継続すること。定期予防接種の自己負担金と公費助成についての全国調査を行うこと等が協議されました。また、MR(麻しん・風しん)3,4期の接種率が低いことが報告され、風疹の流行がおさまりつつある今、今後の麻疹流行対策も含め、MR(麻しん、風疹)ワクチン接種を推奨していくべきとの提案があり、大切なことだと賛同を得ました。地元自治体にも啓蒙していきたいと思います。
再会
この連休、あいにくのお天気でしたが皆様はどのようにすごされましたか。私はこの連休、日本小児科医会予防接種委員会出席のため、東京に。
いつもは、土曜日の診療を終え、最終便で東京に向かい翌日朝からの会議に出席というパターンですが、今回は会議の前日が休日。研修医時代からずっとお世話になっている東京在住の恩師に久しぶりに会っていろんな話を伺う機会をもつことができました。いつものほほんとしている私と違って、常にいろんなことにアンテナを張り、10年、20年先の事を考え、今何をすべきか常に戦略を練っていらっしゃる先生と話せて刺激を受けました。まだまだ老け込むには早い❗️改めて出会いに感謝。
いつもは、土曜日の診療を終え、最終便で東京に向かい翌日朝からの会議に出席というパターンですが、今回は会議の前日が休日。研修医時代からずっとお世話になっている東京在住の恩師に久しぶりに会っていろんな話を伺う機会をもつことができました。いつものほほんとしている私と違って、常にいろんなことにアンテナを張り、10年、20年先の事を考え、今何をすべきか常に戦略を練っていらっしゃる先生と話せて刺激を受けました。まだまだ老け込むには早い❗️改めて出会いに感謝。
耐用年数
当院で使用してきたプリンターの中では一番長く使っていたジェルジェットプリンターがついに壊れました。メンテナンスに訪れていた会社の人も使用履歴カウンターをみてびっくりされていましたが、6年でなんと30万枚近く印刷していたようです。カルテ用紙以外はほとんど自前で印刷してきた結果でしょうか。自前で印刷する大きなメリットは小回りがきくこと。ただ、レイアウトを考えたり、入力する手間が大変ですが。
毎日身につける眼鏡の方もかなり使い込んでいて、耳にかけるフレームの所がガサガサになっていました。最近、目が疲れやすいこともあって、老眼の影響かなと思ってこちらも5,6年ぶりに眼鏡屋さんに行ったのですが、なんとまだ近視が進んでいたことが判明。眼鏡を作り直しました。イメチェンをはかって?縁なし眼鏡に。昔と変わったのはレンズが薄く軽くなったこと、フレームもかなり軽めになったこと。iPadも薄く軽くなったようですが、今から重宝しだすダウンも薄く軽くなりました。薄く軽くなってほしくないのは給料とお小遣い!?
毎日身につける眼鏡の方もかなり使い込んでいて、耳にかけるフレームの所がガサガサになっていました。最近、目が疲れやすいこともあって、老眼の影響かなと思ってこちらも5,6年ぶりに眼鏡屋さんに行ったのですが、なんとまだ近視が進んでいたことが判明。眼鏡を作り直しました。イメチェンをはかって?縁なし眼鏡に。昔と変わったのはレンズが薄く軽くなったこと、フレームもかなり軽めになったこと。iPadも薄く軽くなったようですが、今から重宝しだすダウンも薄く軽くなりました。薄く軽くなってほしくないのは給料とお小遣い!?
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