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タバコは嫌いだ

 29日夜は、宮崎市夜間急病センターの当直でした。寒くなっていたので喘息が多いかなと思っていたのですが、喘息発作での来院は二人のみでした。ただ、ちょうど寝入ったかなと思った午前4時半、8ヶ月の子どもがタバコの吸い殻を誤飲したとの電話で起こされました。先日の小児救急市民公開講座で、1/3の時間を割いて喫煙している親だけでなく、子どもへの様々なタバコの害について話をしたばかりでした。誤飲で一番多いのもタバコです。乳児は何でも口に入れます。日本でも世界でも予防できる最大の死因がタバコ。今話題になっているPM2.5.。ちょっと先が見通せない北京のすごい映像が流れてきていますが、タバコはPM2.5の塊。完全には分煙できていない居酒屋の禁煙席ですら、緊急事態に相当するPM2.5の濃度に相当します。タバコの煙はせっかくの料理の味も損ないます。そんな、こんなで私はタバコが大嫌いだー。

Autumn Conference

27日(日)は、福岡の九州大学医学部百年講堂で開かれた九州外来小児科学会の『Autumn Conferenceー好学の士 集結せよー』に出席しました。学校現場で問題になっているアナフィラキシーへの対応、臍ヘルニアの治療法、これからの1ヶ月健診、服薬指導のあり方、小児の漢方、予防接種スケジュールをたてる際の工夫、魅力ある乳児健診、(体験型)スキンケアと一日盛りだくさんの講演がありました。外来小児科学会は、小児科医だけでなく、受付、看護師、検査技師と小児に関わる全ての職種が参加できるオープンな学会で、他のクリニックの工夫等学べて結構得るものの多い学会です。まだまだいろんな面で、当院でも工夫の余地があるなぁと感じた一日でした。頑張ってる人の話を聞くと元気づけられますね。

小児救急市民公開講座

 26日(土)は、午前中の診療を終え、ちょっと遅れて会場のルピナスパークに到着。運良く林和豊先生(元宮崎県北部福祉センター所長)の講演を聴くことができました。絶妙な話に参加者は引き込まれ、子どもと接するときどういう対処(しかけ)をしていくか、多くのケースをあげて具体的に話されとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。聞くチャンスに恵まれてよかったなぁと感じました。ただ、残念だったのは一般市民の参加が少ないことでした。ちょっともったいなかったです。台風一過の秋晴れの午後、行楽地に出かけられた方も多かったのでしょうか。会場が盛り上がった後の私の講演、ちょっと盛り下げてしまったかなと反省。自分の伝えたいことをいかに伝えるか、まだまだやるべき事が多いようです。次に生かしたいと思いながら、会場を後にしました。パソコンを忘れるおまけ付きでした。看護協会のスタッフの皆様、ありがとうございました。次につながることを期待します。

ランニンググッズ

 台風一過の今朝は、ちょっと肌寒かったですが、空を見上げると半月、星がいつもよりはっきりみえました。今日はおもしろグッズに出会いました。朝走っている頃はまだ暗いので、私も手のひらに入るサイズの小さいLEDランプを持って家を出るのですが、頭に耳鼻科の先生みたいにランプをバンドでつけて走っている人に遭遇。確かに両手があいて明るく前を照らし、便利ですが自分だとちょっと恥ずかしいかな。これはいいと思ったのは、走るたびに靴のかかとの部分がピカピカ光るグッズ。これは目立つので事故予防という意味でとてもいい。ランニンググッズもいろいろあるのですね。今日午後からの『小児救急市民公開講座』では事故防止についても話そうと思っているので、このエピソードも使えるかな。これを書いている今は、久しぶりの陽射し。気持ちのいい秋晴れです。スポーツにも最適な天気。外でおおいにコ子どもたちと一緒に身体を動かしてください。

インフルエンザの発生情報

 昨夜は台風の影響で風雨が強かったようですが、なんとか上陸を免れそうな予報でよかったです。ただ、油断大敵。前線を刺激して雨量は多いようなので、二次災害には引き続き注意が必要ですね。
 さて、こんな季節を反映してか、今日は喘鳴で吸入をする子ども達が多かったようです。そんななか、なんと和歌山県の小学校で今季初のインフルエンザで学級閉鎖というニュースが飛び込んできました。沖縄県でインフルエンザが発生したということは知っていましたが、学級閉鎖とはびっくり。沖縄の方ではインフルエンザ定点あたりの届出数が流行の目安とされる「1人」を那覇市や南部、八重山の各地区で越えているようで、地区によってはインフルエンザ流行の兆しが見えてきたと報道されています。今年は、いつもに比べて少し早い!? 予想されたタイプなのかどうか、早く知りたいものです。
 

台風の当たり年?

 台風26号が大きな被害をもたらしたばかりですが、週末にかけて27,28号が近づいているようです。今度の週末イベントを計画しているところは、台風の進路が気になるところです。かくいう私も26日(土)12時50分から高鍋町ルピナスパークの農業科学館内イベントホールで開催される「小児救急市民公開講座」に出席予定です。そういう訳で26日(土)の午後は休診です。「小児救急市民公開講座」では、最初に『しつけの仕掛け』と題して三松保育園園長の林和豊先生が13時〜14時30分まで講演され、次いで私が14時40分から『守ろう!子ども達。〜外来小児科医からのアドバイス〜』と題して16時10分まで講演する予定です。いろんな行事が重なる時期ですが、興味のある方は聴きにいらして下さいね。

口蹄疫メモリアル・イベント

今日午前中は私の住んでいる地区『稲荷町神社の秋祭り』でした。午後から口蹄疫メモリアル・イベント『水平線の花火と音楽4』に初めて行ってきました。花火を見に行くのは何十年ぶりでしょうか。天気が危ぶまれていましたが、午後には薄日も射し昨日ほど寒くもなく野外イベントにはちょうどよかったかな。手嶌葵の美しい歌声に癒やされ、森高千里やPUFFYの懐かしい歌に触れ、泉谷しげるに元気をもらい、最後は音楽と合わせて打ち上げられる1万2千発の花火の素晴らしいショーを堪能しました。泉谷しげるが言っていましたが、口蹄疫を忘れることなく、これからもいろんな事が起きるかもしれませんが、明日へ向かって進む元気をもらえたかな。

就学前健診

 台風が過ぎたかと思ったら一気に冷え込みましたね。昨日は11月下旬の寒さだったとか。「10月のおんなおどし」という言葉も初めて知りました。台風の通過後や寒冷前線の南下後一気に温度が下がり、冬物の準備が出来ていない主婦を慌てさせるという意味だそうです。
 さて、17日午前中は一真持田保育園の健診。昨日は西小学校の就学前健診。元気な子どもたちの声が響いていました。就学前健診では、子どもたちの予防接種歴が確認できます。健診は二人の医師でするので、約半数の子どもたちを診たことになるのですが、なんとその約半数がまだMRワクチンを受けていませんでした。確かに入学までまだ5ヶ月ほど余裕がありますが、これからの時期はいろいろな病気で接種機会が減る可能性があります。できるだけ早めに受けておいてくださいね。

アンパンマン

 やなせたかしさんの訃報を報じる写真。アンパンマンのキャラクターを彷彿とさせる笑顔のやなせさんが写っています。やなせさんと言えばアンパンマン。学生時代に『誌とメルヘン』という雑誌も好きで読んでいたのを思い出します。当院が開院したとき診察室の入り口にアンパンマンの絵を飾りました。宮崎生協病院時代に作っていただき、小児科診察室に飾っていたものをいただいたものです。待合のスペースにはこれも開院祝いにいただいたアンパンマンの滑り台。診察室の机にもアンパンマンのキャラクターグッズ。それ以来、子どもたちにはアンパンマンの病院、アンパンマン先生と言われてるようです。スタッフからはアンポンタン先生と呼ばれてる!?強すぎない、敵を徹底的にやっつけるタイプではない、強すぎず、ちょっと弱いくらいだけどやさしいヒーロー像が子どもたちに受けるのかな。体型だけはアンパンマンに似てきました。子どもたちに寄り添う医師として、中身が伴うよう精進しなければ。やなせ先生のご冥福をお祈りします。

体育の日

 この連休、天気にも恵まれて行楽地が賑わったようですね。体育の日にちなんだスポーツレクレーションも各地で開催されたのでは。子どもたちの体力も回復傾向にあるようで何よりです。年代別でいうとクラブに所属している70代の体力向上が顕著とか。私の所属しているテニスクラブでは80代男性もいらっしゃいますが、とても元気。水泳もされているせいか、僕らより体力がある!? 残念ながらこの連休は、会議のため県外に出張で高鍋町のスポーツレクレーションにも出場できず、この好天を満喫するというわけにはいきませんでしたが、できるだけ定期的な運動を続け、少しでも長く小児科医として働くことができるよう頑張ろうと決意を新たにしました。

インフルエンザの予防接種

 昨日も暑かったですが、高鍋で30度の真夏日を記録。全然秋らしくなく、インフルエンザの話もぴんとこない感じがしますが、当院では5日(土)からインフルエンザの予防接種を開始し、11日(金)から恒例の夜間のインフルエンザの予防接種がスタートしました。今後の夜間のスケジュールは、16(水),18(金),23(水),25(金),30(水),11月1日(金),6(水),8(金),13(水),15(金),20(水)および29(金)の午後6時20分~50分で行います。ネットや携帯電話、お電話にて1ヶ月前から予約可能です。ただし、夜間はインフルエンザ予防接種に特化しています。他の予防接種は出来ませんのでご留意下さいね。夜間のインフルエンザが終わった後、児湯医師会で行われた医療安全対策セミナーに参加してきました。東京海上日動メディカルサービスの医療本部第三医療部長の山本貴章先生が講演。講師自身が現役の外科医でもあり、具体例を交えての話はためになりました。今後も自院から医療事故をおこさないよう、今回の話をスタッフで共有し、生かしていきたいと思います。

川崎病全国調査結果

 1970年以来2年に1回行われている川崎病全国調査成績の第22回の結果が報告されました。川崎病は1961年に小児科医の川崎富作医師が発見、1967年に報告した病気です。診断基準は1)5日以上続く原因不明の発熱2)両側眼球結膜の充血3)四肢の末端の変化(手足の硬性浮腫、膜様落屑)4)不定型発疹5)口唇の紅潮、いちご舌、6)非化膿性頸部リンパ節腫脹の6つのうち5つ以上をみたし他疾患が否定できる事です。BCG接種後の発赤が川崎病診断のきっかけになることもあります。最初の報告以来、約半世紀が過ぎていますが、未だに原因不明です。いろんな説が出ては消えして現在に至っています。2012年の報告患者数は1万3,917人、年間の罹患率(0〜4歳人口10万対)は264.8で全国的流行があった1982年を上回って過去最高になったそうです。原因は不明で、ほとんどは急性期の適切な治療で問題なく回復しますが、一部で冠動脈瘤などの心後遺症を残すことがあります。ただ、その心障害の出現割合も年々減少してきているようです。

AED使用協力事業所

 台風の影響で今朝は走れないと思いながら昨夜は床に入りましたが、目が覚めたときは雨も降っておらず、湿ったちょっと強めの風が吹いているだけ。さすがに、堤防で出会ったのは二人だけでしたが。ダム放流中の警報もともっていました。直撃は避けられそうで良かったですね。
 さて、AEDに関して高鍋町から協力依頼の手紙が。AED{自動体外式除細動器(automated external defibrillator)}は、心臓が心室細動という不整脈(心臓が細かくブルブルふるえていて、血液を全身に送ることができない状態)を起こしている時に、強い電流を一瞬流して心臓にショックを与えること(電気ショック)で、心臓の状態を正常に戻す機能を持っています。AEDは、器械の電源を入れれば音声が使い方を順に指示してくれるので、誰でもこの器械を使って救命することができます。この度、高鍋町では、町内の公共施設、および民間事業所等に設置されているAEDの有効活用と救命率向上を図るため、町のホームページでAEDを設置していて、近隣で緊急事態が生じた場合、無償で一般の方への使用が可能な事業所をマップ上に表示する予定とのこと。当院も協力することにしました。よい取り組みだと思いますが、これが機能するには時々町のホームページを覗いて、自分の近くで利用できる施設を確認しておく必要があるとともに、如何に早く行うかが救命率向上に関わってきますので、設置する事業所が増えるかどうかが課題でしょうか。

ギャンブル依存症

ここ宮崎ではカジノ誘致の話題が新聞を賑わしていますが、月刊保団連10月号に「ギャンブル依存症と医療」という特集が組まれました。日本で主に問題になっているのはパチンコ・パチスロ。10万人あたりのパチンコ店舗数は、宮崎は1,400件で全国3位。ちなみに全国1位は鹿児島県。しかし、パチンコの台数でいうと宮崎はなんと全国1位なんです。フリーライターの古川美穂さんの記事によると、ギャンブルによって繰り返される強い刺激で、脳の機能自体が変化してしまい、個性が退縮していって、「病」自体の特徴が色濃くその人の上に現れるようになるとのこと。パチンコホールの駐車場で子どもが置き去りにされて亡くなるケースが後を絶ちませんが、「親の責任」などのモラルの問題より、脳機能の変化による判断力の低下という側面もあるようです。熊本県の菊陽病院で行われた調査では、ギャンブルへのコントロール喪失から来院までは平均11.8年かかり、その間に作った借金の総額の平均はなんと982.3万円!いまや19兆円という巨大産業となったパチンコ業界の裏側に、悲惨な犠牲者が多くいることを考えると、カジノ誘致問題はもっと慎重になってしかるべきかなと思ってしまいます。

スマホ

 携帯電話をスマートフォンに変えたとき、手のひらサイズのパソコンという感じですごいと思った反面、バッテリーの持ちの悪さにびっくりしたのを覚えています。最近とみに悪くなり、一日持たないことも。スマートフォン以前の携帯をガラパゴス携帯というそうですが、スマホからガラケーに変更する人も出ているとか。私の場合、デスクトップパソコンもノートパソコンもMacなので、今度出たiPhoneに変えました。予約して2週間弱、やっと手に入りました。デスクトップで入れたスケジュールが、スマホに自動ではいるという利点等、パソコンとの連携がスムーズ、アプリも違和感ないと使い勝手のいい面もありますが、以前のメールアドレスが使えない!いいことばかりではないですね。未だにガラケーを使っている家内からは、「ガラケーで十分。スマホ、使いこなしてるの?」との声も。使い方では便利なスマホですが、最近子どもたちの間では、『ネット依存』が問題になっています。人間関係同様、つきあい方が大事ですね。

エピペンの適応

 もう10月です。季節も良くなってきました。スポーツ大会や、行楽ででかけることも多くなる季節。食べ物にアレルギーのある方は外食に使われる食材が気になることでしょう。卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生は発症件数が多く、重篤になることがあるということで表示義務になっているようですが、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、 牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚 肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、などは表示を奨励ということにとどまっています。発症件数が多くないことが理由!?つい最近、この表示奨励(任意)にカシューナッツ及びごまが追加されましたが、これらにアレルギーのある方にとっては、表示奨励などという中途半端な対応ではなく、すべて表示義務にしてほしいと思っているのではないでしょうか。
 さて、学校現場でのアナフィラキシーの対応等が問題になったケースがありましたが、この度、日本小児アレルギー学会からシンプルで分かりやすい使用基準が示されました。エピペンを処方されているお子さんが、いらっしゃる園や学校の先生方に参考になると思います。
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使わないで手遅れになるより、上記のような場合には使った方が有益だということです。