FC2ブログ

孫にもワクチン

P1000318_convert_20130331064434.jpg
 孫の莉緒(りお)が初めて宮崎に。随分顔立ちがしっかりしてきました。愛想笑い?をふりまき、周囲の者を喜ばせています。私からのプレゼントは予防接種。Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンとロタウイルスワクチンの1回目は福岡で終わっていたので、B型肝炎ワクチンの注射と、ロタウイルスワクチンの2回目を行いました。このときも泣かずにお母さんを喜ばせていました。馬子にも衣装じゃなくて、あたらしい合い言葉、『孫にもワクチン』。すくすくと健やかに育っていってほしいと願いながら。兄の昊斗は昨日は西都原の桜祭りで『天孫降臨 ヒムカイザー』を見たと興奮して帰ってきました。今時の男の子?戦隊もののヒーローの名前とポーズが飛び出してきます。

お薬手帳

 先日、当院に初めて来院された患児のご家族から『お薬手帳』をおいてほしいとの要望が寄せられました。いわゆる既製品のお薬手帳ではなくても、小さいノートで代用できるのではと考えて院内には準備していなかったのですが、要望にお応えしてお薬手帳を院内に置くことにしました。タレパンダとリラックマが表紙になっている2種類を用意しました。1冊50円(税込み)です。また、お薬手帳に切って貼れるサイズに薬のインフォメーションのところを改良中です。4月から新様式でスタートするべく準備しています。*全国で風しんの発生がが例年の6倍となっていますが、県内でも例年1,2例の報告しかなかった風しんが、すでに5例報告されています。春休み中のレジャー、引っ越し等の移動で増加も懸念されます。MR(麻疹・風しん)の予防接種がまだな方は急いで下さいね。

成長曲線

 身長が低い(低身長)、身長の伸びが鈍ったような気がする、逆に急に背が伸びたといった場合、病的がどうかを知るのに役立つのが成長曲線を描くことです。母子手帳にもついているので成長曲線そのものはご存じの方も多いかもしれません。成長曲線を記録できる便利なツールがグローイング・クラブというホームページにあります。登録して、生年月日と身長、体重を入力していけば自動的に成長曲線グラフが作成されます。結果を印刷することも出来ます。また、簡単な項目を入力するだけで、身長・体重の平均値とSD(標準からの偏差)も分かります。成長が気になっている方は、一度利用してみてください。もうすぐ福岡にいる孫か宮崎に帰って来るので早速私も試してみようと思います。

九州外来小児科学研究会

 今回は長崎大学医学部で行われました。23日診療終了後、ただちに車で長崎へ。昔は宮崎・長崎間の飛行機があったのですが、その航路が廃止されてからは、車で行くか空路福岡まで行って電車乗り換えの方法しかないのでちょっと不便ですね。さて、24日(日)初めて長崎大学医学部へ。満開の桜が迎えてくれました。午前10時〜午後3時までランチョンセミナー(昼食を食べながらの勉強会)をはさみ多くの演題がありました。健康保険諫早総合病院小児科の吉村未央先生の『A群溶血性連鎖球菌感染後糸球体腎炎のアウトブレイク』。A群溶血性連鎖球菌感染症が軽症化しているせいか、腎炎発症前に熱等の症状があったにもかかわらず半数の子どもたちが受診せず、腎炎が発症してから紹介されてきたとのことでした。山口県宇部市の鈴木英太郎先生の『ヒトメタニューモウイルス(hMPV)の臨床と疫学』ではRSウイルスと似た症状を呈するhMPVが晩冬から春にかけて結構多く見られることの報告が。最近、保健適応はまだですが、迅速診断キットができ役立っているとのことでした。また、山口県周南市の河村一郎先生は、マクロライド耐性マイコプラズマ感染症が増えていること、当院でも採用しているLAMP法が感度、特異度ともに診断方法として優れていること、信頼性が期待できるイムノクロマト迅速診断キットが近日発売されるようだとの情報を提供されました。*大学のすぐ近くに原爆資料館があり、寄ってきました。私の母も学徒動員で長崎にいたとき、キノコ雲をみたそうですが、地球上から核兵器が廃絶されるようにと切に思いました。

狂犬病の予防接種

 先日、開院以来初めて狂犬病の予防接種を行いました。当院では普段狂犬病の予防接種は行っておりません。というのもワクチンの入手が困難で、キャンセルがきかない等いろんな制約があるからです。今回は切望されたのと、接種完了までの期間に余裕があったので接種することになりました。日本では半世紀ほど狂犬病の発生はありません。しかし、海外となると別で、狂犬病に注意しないといけない国が多々あります。今回予防接種を受けられた方も海外勤務予定のご家族でした。春休み、ゴールデンウイーク、夏休みと海外旅行される方も多いかもしれませんが、渡航先によって受けておいた方がよい予防接種があります。『FORTH 厚生労働省検疫所』のホームページが役に立ちますよ。ただ、狂犬病のワクチンは前述したようになかなか手に入りにくく簡単に接種できないのが問題ですが。*日本で犬に噛まれた時には、狂犬病の心配はないのですが、三種混合や四種混合ワクチンを接種していない場合や、三種混合接種から期間がかなり経っている時は、破傷風に注意が必要です。また、人畜共通感染症であるパスツレラ菌にも注意を払う必要があります。

ローカル線

 今鉄道が熱い?九州では豪華寝台列車『七つ星』が話題になっていますね。秋頃に登場予定なのにもうすでに予約が一杯とか。そんな時読んだのが真保裕一の『ローカル線で行こう』でした。ただ単に廃線間際の赤字ローカル線再生の話だけでなくミステリー味も加味したところがおもしろかったです。読みながら思い出したのは、出水のローカル線、オレンジ鉄道。ここも、食堂列車を走らせたりして注目を集めているとのニュースをみたことがあります。私も時々列車を利用することがありますが、昔に比べると、かなり早くなりました。宮崎までの所要時間は昔に比べ半減したような感もあります。逆に昔と比べて多くなったのは車窓に目をやる人より、携帯に夢中になっている人かな。*今日は昨日と違っていい天気でしたね。病院も大掃除をしていただきました。

風しんの大流行に関して

 風しんの大流行を受けて、大人の方からの電話問い合わせが増えてきています。妊婦さんは予防接種ができません。
妊婦さんを取り巻く家族、ひいては接種可能年齢の国民ひとりひとりが予防接種を受けて妊婦さんを守るという戦略になります。国立感染症研究所が啓発用のポスターを作成しています。その中に書かれていることは、現在の流行は、特に10代後半〜50代前半の男性、10代後半〜30代前半の女性が多く罹患しているという特徴が。予防として
1)女性は妊娠前に子どもの頃の接種も含め、2回の予防接種を。
2)風しんの予防接種は、はしか(麻しん)も一緒に予防できる麻しん風しん混合(MR)ワクチンで受けることを推奨
3)成人男性も接種回数は、子どもの頃の接種も含め2回を推奨。風しんにかかったことがあるかどうか不明でも接種を。
☆東京都は風しんワクチンの公費助成を決めたようですが、入ってきたメールによると台東区では20〜49歳の区民を対象に来年3月31日まで助成するようです。風しんワクチンが足りなくなることが懸念されていましたが、MRワクチンでもOKとのこと(ただし、原則として、風しんにこれまでり患したことがなく、また、風しんの予防接種を受けたことがないものに限る)。これで、風しんの流行はもちろんのこと、先天性風しん症候群の発生も減るといいですね。

新会長誕生

 今日は宮崎県小児科医会春期総会と学術講演会でした。総会では事業計画と予算案とともに欠員となっている会長選挙がありましたが、現会長代行の三宅和昭先生が次期会長に推薦され、全会一致で次期会長に決定。新体制がスタートすることになります。また、会員発表と特別講演計4題の講演がありました。最初は『タンデムマス法を用いた新生児マススクリーニング検査の導入にむけて』について宮大小児科の澤田浩武講師が発表。宮崎では4月から全県下でこのスクリーニングがスタートする予定であること。今までの新生児マススクリーニングに比べ20種も多い代謝異常が早期発見出来、早期治療が可能になることを話されました。2題目は、今日の宮崎日日新聞でも取り上げられていましたが、『予防接種における宮崎市方式について』。ワクチン助成が全国トップクラスの17種に。小児科関係では今まで全額自己負担だったロタ、B型肝炎に加えて、水痘、おたふくかぜへの助成が始まること。しかも水痘、おたふく風邪は全国初の2回の補助が出ることを宮崎市保健所長の伊東芳郎先生が発表されました。宮崎市から県下全市町村に広がってほしいと思います。次は『宮崎県における新生児聴覚スクリーニングの現況』宮大耳鼻咽喉科の東野哲也教授が講演。新生児難聴が1,000人にひとり、宮崎県では年間10人の両側難聴が発生していること。早期診断、早期治療(人工内耳など)で効果が出ていること、難聴支援センターが開設されたこと、おたふく風邪による難聴も多いことが報告されました。最後に『感染症としての小児う歯の病院論とその予防』長崎大大学院の小児歯科の藤原卓教授が講演されました。宮崎市の砂糖購入量が全国トップでそれに比例してう歯の数も多いことを話されました。小さい子どもには甘みを控え、かみあたえをしないこと(母親からミュータンス連鎖球菌が子どもに移行)、歯垢をつけないようにするために歯磨きが大切なことを実際の症例を提示されながら話されました。ここに書ききれない多くのことを学んだ充実した時間でした。

話術

 木曜午後、休診の時間を利用して花粉症とそれに使う薬についてスタッフ勉強会を行いました。そのときの講師のプロフィールがユニークで、なんと元添乗員。さすがに話のつかみ、進め方が巧みでした。すぐに本題に入らず最初に出てきたスライドは添乗員がすすめる宮崎の温泉ベスト3。そこでみんなの笑いを誘い聴衆をメインの話に引き込んでスマートに勉強会終了。私も訪問救急教室等で話すことがありますが、おおいに参考になる勉強会でした。そのあとは、青空に誘われ高鍋美術館の『タカナベカイドウ』を見に行きました。まだ満開とはいかないですが、かれんな花を咲かせていました。
P1000294_convert_20130314165227.jpg
全国のトップを切ってサクラの開花宣言があったので、西都原まで足を伸ばすと、そこは一面菜の花が咲き誇っていました。山桜は咲いていましたが、桜と菜の花の競演はもう少し後のようです。
P1000298_convert_20130314165334.jpg


PM2.5とタバコ

 PM2.5で汚染された中国の映像はとてもショッキングでしたが、それに匹敵する興味深い記事が3月10日の日経に掲載されました。『たばこはPM2.5の塊』と題して、自由に喫煙できる居酒屋は北京なみのPM2.5の濃度との学会資料を紹介しています。たばこを吸う家族がいる家庭だとPM2.5の濃度は50マイクログラム前後と環境基準を超えているそうです。身近なところにPM2.5濃度の高い危険場所が存在するのですね。もっとたばこの害に目を向けないとと再認識しました。また、同紙に米環境保護局の「PM2.5濃度と健康への影響」に関する資料が紹介してありましたが、それには、弱者に危険な濃度として41〜65マイクログラムとしてあり、日本と違って弱者に対する配慮がちゃんとしてありました。その姿勢を見習ってほしいものです。

第73回小児科学会宮崎地方会から

 昨日、宮崎市民プラザで学会がありました。14演題の発表があり、新しい知識を仕入れたり、症例発表から学ぶことも多かったのですが、その中でショックな症例がありました。それは、学校検尿で尿タンパクや、尿潜血を指摘され、再三定期受診を勧められていたにもかかわらず未受診で、最初の指摘から5年後、身体のむくみや倦怠感を感じて受診したときにはもうすでに末期の腎不全状態。結局、現在は夜間透析を受けながら学校に通っている状態とのこと。残念でなりません。児湯地域でも、心臓検診で異常を指摘された場合の受診率は比較的高いのですが、学校検尿で異常を指摘された場合の3次検診受診率は低いのがいつも問題になっています。せっかく早期発見、早期治療を目指して行われている学校検尿。その意義を理解して、不幸なケースを出さないようにしたいものです。*延岡市では平成24年度から、初めて検尿異常を指摘された児の3次検診受診料に対する助成を行うようになり、初回検尿異常の受診率が小学校で75%(平成23年度)から100%(平成24年度)へ、中学校で65%から78.9%に上昇したとのこと。受診料もネックの一つなのかもしれませんが、手遅れになったら元も子もありません。

黄砂飛来とPM2.5

 大量の黄砂が宮崎にも飛来しました。さて、黄砂とともに中国からの飛来が問題になっている微小粒子状物質「PM2.5」。その対応として、県は注意喚起を行う暫定的な判断基準を「大気中の濃度が1日平均で1立方メートル当たり70マイクログラムを超えると予想される場合」と定めたとの報道がありました。昨日黄砂とともに観測されたPM2.5の最高値は都城で79。しかし一日平均だと40マイクログラム台。だから注意喚起は行われなかったとのこと。国の環境基準は35マイクログラム以下。一日平均で国の環境基準である35を越える濃度でも注意喚起はされない。国の環境基準はなんなのか?また、70マイクログラムを越えると健康人にも影響が出ると考えられるからとのことでこの判断基準が決まったとのことですが、まだどの程度の濃度でどの程度健康への被害があるかはっきりしていないPM2.5。用心に越したことはないし、このような注意喚起では弱者に対する配慮が大事なのではないかと思います。注意を喚起するという意味では、環境基準を超えたら注意報でもいいのではと私は思うのですが。今の一日平均でかつ環境基準の2倍を超えたらという判断基準では、注意喚起としては遅すぎるし、健康を守ることにはならないと思うのは私だけ?

早春の馬が背

 昨日は、児湯医師会の理事会でした。社団法人への移行手続きが順調なことが報告されましたが、当医師会会員も当直で支援している西都・児湯医療センターの厳しい状況も報告されました。次年度の会計予算も協議されました。相変わらず准看護学校の収支が500万円超の赤字ですが、今年度は24人が入学。地域医療のにない手作りに大きな貢献をしています。准看護学校を廃止する自治体もあるようですが、医師会の踏ん張りで看護師不足を少しでも解消しようと准看護師養成を行っている現状も知っていただけたらと思います。また、子宮頸がんワクチンに関する注意事項ですが、来月からは高校2年生に対する助成(高校1年生の時に1回でも接種していたら高校2年生で残りが接種できる)はなくなります。現在高校1年生で所定回数の3回を接種していない場合、4月以降は全額自費になります。
 *宮崎県人でありながら、馬が背に行ったことがありませんでした。早春の馬が背の景観に感動。
P1000281_convert_20130307114207.jpg

啓蟄

 昨日は啓蟄。春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころということですが、私がこの世に這い出した日でもあります。昼間は暖かかったですね。インフルエンザも一息ついたかなと思いながら、今年度最後の宮崎市急病センター当直へ。昨日のメールで宮崎は感染性胃腸炎(15.44/全国7.29),水痘(3.61/全国1.04)および咽頭結膜熱(1.22/全国0.25)の報告数が全国最多だったとありました。急病センターはどんな状況かなと準夜帯の先生と引き継ぎを行った時に、すでに胃腸炎で点滴中の子どもが二人。胃腸炎が多いかなと覚悟しましたが、深夜帯では、高熱の続いている子ども達にインフルエンザの迅速検査を行いましたが、いずれも陰性。喘息と熱性けいれん、腹痛の子どもが来院しましたが、久し振りに落ち着いた当直でした。急病センターは、来年度までは現在地での診療、再来年度は県立宮崎病院との統合が取りざたされています。どうなるかなぁ。

みやざきの空

 宮崎県の大気環境の状況が『みやざきの空』というホームページで見ることができます。二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化窒素、一酸化炭素、光化学オキシダント、非メタン炭化水素、浮遊粒子状物質及び微小粒子状物質(今話題のPM2.5)等の状況を知ることができます。北京の様子を見ると人が住むところではないような感じですね。これからは黄砂がやってくる季節。九州はもろに影響を受けそうです。自己防衛でこのようなサイトも見ておく必要があるかもしれませんね、。全国規模で調べることができる環境省の大気汚染物質広域監視システム『そらまめ君』(なかなかのネーミングですね)のリンク先ものっていますよ。

三浦知良の言葉

 伊達公子と並んで好きな選手は横浜FC、三浦知良です。サッカーそのものは得点シーンをニュースでみるくらいなのですが、三浦知良も挑戦し続けている選手として、その生き方もファッションも格好いいですね。日経に連載されている彼の「サッカー人として」というコラムを楽しみにしています。そのコラムでの彼の言葉『準備は、あくまでただの準備でしかなく、シーズンでの成功を約束しない。それでもできることはすべてする。習慣と工夫、継続と刷新。パソコンと同じで何事もバージョンアップしていかないとね。僕も、みなさんも。』『もし25歳の自分に戻してあげると言われたって、戻りたいとも思わない。今日の自分が最高。そういう思いで毎日を生きていますので。・・・この先の人生を勉強だと思うのか、もうやり尽くしたと思うのか。「何かが足りない」と日々思っている人と達成感に満ちている人出は、年齢とともに得るものも違うんだろう。僕は毎日、何かしら得るものがあるなぁと感じるというか。・・・』今日は僕の妹の誕生日。そして、もうすぐ私も57歳。私も知良同様、『いつまでも、キラキラした内面を映す若々しい目を持ちたい』と思いました。