大晦日
今年最後の休日在宅医も無事終わりました。さすがに今日は県外からも含め新患さんが多かったです。気になっているインフルエンザですが、当院での今シーズン初のインフルエンザは東京から帰省された青年でした。インフルエンザのA型でした。幸い、現時点では地元での流行というほどではないようです。年あけてからが本格的流行になりそうです。
さて、この一年大変お世話になりました。なんとか無事に乗り切ることができました。ありがとうございました。来年も『今年より一歩でも前へ』の精神で頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
また、一年間このブログにつきあって頂きありがとうございました。心温かい応援に感謝致します。思いもかけない方からコメントを頂いたりして、書くことに責任を持たねばと再認識しています。日記のように毎日書くということはできませんでしたが、内容はさておき最低一日おきの更新を自分に課し、それは達成できたかなと思っています。来年度は、中身の充実を目標に頑張っていきたいと思います。皆様よいお年をお迎えください。m(_ _)m
さて、この一年大変お世話になりました。なんとか無事に乗り切ることができました。ありがとうございました。来年も『今年より一歩でも前へ』の精神で頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
また、一年間このブログにつきあって頂きありがとうございました。心温かい応援に感謝致します。思いもかけない方からコメントを頂いたりして、書くことに責任を持たねばと再認識しています。日記のように毎日書くということはできませんでしたが、内容はさておき最低一日おきの更新を自分に課し、それは達成できたかなと思っています。来年度は、中身の充実を目標に頑張っていきたいと思います。皆様よいお年をお迎えください。m(_ _)m
帰省ラッシュ
昨日所用で宮崎市内まで出かけたのですが、上下線とも車が多く年末であることを実感。いつになく白バイが目についたのも、年末の帰省ラッシュだけでなく、県北での事故多発を受けての警戒強化もあるのでしょう。皆様も帰省の際は、無理な運転にならないよう気をつけてくださいね。我が家も今日長男と孫が帰ってきました。孫の昊斗は元気があり余っているのか、早速仮面ライダーウイザード?に変身して、私にさまざまな攻撃を仕掛けてきています。明日は次男が帰ってきます。ひさしぶりに家の中、食卓が賑やかになりそうです。
仕事納め
27日木曜日の午後は休診を利用して、病院の大掃除をしていただきました。今年も通常診療は本日28日まで。インフルエンザも宮崎で流行入りとの報道がありましたが、今日の時点で当院ではまだインフルエンザの発生なし。いつもの仕事納めの日に比べると、それほどの混雑もなく終えることが出来ました。最終日の31日休日在宅医がどうかなというところです。
*ヒブワクチンの追加接種の時期の変更:今までは一期3回接種した後、追加免疫は一年あけて接種となっていましたが、3回目の接種後7〜13ヶ月の間に追加接種可能と変更になりました。これで肺炎球菌ワクチンと同時期に追加免疫が出来ることになりました。
*ヒブワクチンの追加接種の時期の変更:今までは一期3回接種した後、追加免疫は一年あけて接種となっていましたが、3回目の接種後7〜13ヶ月の間に追加接種可能と変更になりました。これで肺炎球菌ワクチンと同時期に追加免疫が出来ることになりました。
御報告
23日に産休中の黒川さんに女の子誕生という朗報がはいりました。予定より早かったようですが、母子ともに元気なようです。おめでとうございます。私の孫と一日違いでした。また、24日からは、看護師の鈴木さんが産休に入りました。予定は2月のようですが、早まるかな?皆様にはスタッフ減でご迷惑をかけることもあるかもしれませんが、みんなで力を合わせてこの冬を乗り切りたいと思います。幸い、まだ当院ではインフルエンザの発生もなく、感染性胃腸炎ももひと頃に比べると減ってきたように感じます。ただ、油断は大敵。お正月を元気で、明るく迎えることが出来るように努力したいですね。
ホワイトクリスマス
福岡は23日の夜からとても冷え込み、24日朝からは雪がちらつき、まさにホワイトクリスマス。雪が滅多に降ることのない高鍋育ちには、久しぶりにみる雪でした。道路が凍結していないか心配しましたが、無事宮崎に帰ってきました。子どもたちはサンタクロースの贈り物を楽しみに眠りにつくのかな。
*麻しん予防接種の副反応についての質問がありました。予防接種の副反応で一般的なのは発熱です。麻しんや、MR(麻しん・風しん)ワクチンは生ワクチンなので、接種1週間後ぐらいに熱や発疹が出ることがあります。出ても1~2日で軽快します。もっと詳しい情報は、NIID国立感染研究所のホームページのトピックス『麻疹の現状と今後の麻疹対策について』に詳しい情報(発現率など)が出ています。そちらをごらんになるのが一番いいかと思います。
*麻しん予防接種の副反応についての質問がありました。予防接種の副反応で一般的なのは発熱です。麻しんや、MR(麻しん・風しん)ワクチンは生ワクチンなので、接種1週間後ぐらいに熱や発疹が出ることがあります。出ても1~2日で軽快します。もっと詳しい情報は、NIID国立感染研究所のホームページのトピックス『麻疹の現状と今後の麻疹対策について』に詳しい情報(発現率など)が出ています。そちらをごらんになるのが一番いいかと思います。
ASUKAモデル
『 ASUKAモデル』とは、体育活動時等における事故対応テキストにつけられた愛称です。平成23年に、埼玉の小学校6年生の桐田明日香さんが、駅伝の課外練習中に死亡するという痛ましい事故がおきました。保健室にAED(自動対外式除細動器)があったにもかかわらず、「脈がある」「呼吸がある」ととらえたことからAEDがつかわれませんでした。この事故を検証し、このような悲しい犠牲者を出さないようにという思いで作られたテキストです。この事故を契機にAEDの使い方が、普段通りの呼吸があるかどうか、意識があるかどうかわからない時でもAEDを使っても良いというように変わりました。明日香さんの場合、死戦期呼吸(あえぎ呼吸)を呼吸があると捉えてしまったためにAEDが使われませんでした。このような残念な出来事が二度と起きないようにという思いが根底にあります。私もつい先日この存在を知ったばかりですが、このテキストが普及、活用され、多くの子どもたちが救われることを願います。*ちなみに当院にもAEDは置いています。
群内でのインフルエンザ発生
今日は、今年最後の救急電話当番でしたが、無事終了。残りの公務は大晦日の在宅医のみとなりました。さて、宮崎市内でのインフルエンザ発生は聞いていたのですが、児湯郡内でも、昨日インフルエンザ発生が報告されました。当院ではまだみられていませんが、いよいよインフルエンザの季節到来でしょうか。例年に比べるとインフルエンザの発生は遅めですが、他県では学級閉鎖等も伝えられています。年末の移動をきっかけに爆発的流行もありえます。不規則な生活をさけ、十分な休養、栄養をとって、この冬を乗り切りましょうね。
連絡事項
☆年末年始の診療体制
今年の通常診療は、12月28日(金)までです。28日は午後2時から一般診療となります。
31日(月)は、休日在宅医です。在宅医の際の診療時間は、午前9時~午後5時までになります。
来年度は、1月4日(金)から通常通り(午後2時~3時は、予防接種・乳児健診の予約が出来ます)の診療です。
*17日(月)から事務職員が一人仲間に加わりました。自身も二人の子どもの母親です。初めての病院勤務で、至らないところも多々あるかもしれません。お気づきの点は遠慮なくおっしゃって下さい。よろしくお願い致します。
今年の通常診療は、12月28日(金)までです。28日は午後2時から一般診療となります。
31日(月)は、休日在宅医です。在宅医の際の診療時間は、午前9時~午後5時までになります。
来年度は、1月4日(金)から通常通り(午後2時~3時は、予防接種・乳児健診の予約が出来ます)の診療です。
*17日(月)から事務職員が一人仲間に加わりました。自身も二人の子どもの母親です。初めての病院勤務で、至らないところも多々あるかもしれません。お気づきの点は遠慮なくおっしゃって下さい。よろしくお願い致します。
日本小児科医会予防接種委員会
16日日曜日は、衆議院選挙の日でしたが、私にとっては今月2回目の東京での全国会議。選挙の方は、先週不在者投票をしてきました。選挙を1回も棄権していないのが自慢です。今の政治、今後の政治に対しての自分の意思表示だけはしておこうという思いで選挙に行っています。今回の選挙で、党利党略ではなく、本当に国民のためを考えてくれる政治家が出てきてくれることを切に願います。さて、今回は故佐藤雄一先生の後任として予防接種委員会へ参加してきました。現在任意接種であるワクチンの定期接種化を要望する署名活動を行っていくこと、予防接種リサーチセンター発行の「予防接種ガイドライン」に予防接種委員会として改正してほしい点があるので要望を出したけど、改正がなされていないので継続して訴えていくこと、来年度の事業計画などを話し合いました。日本独自の予防接種の接種間隔(不活化ワクチンを受けたら1週間他の予防接種ができないとか、生ワクチンを受けたら4週間他の予防接種が受けることが出来ない等)の見直しも、そう遠くない時期にありそうだという情報もえることができました。来年度も東京、大阪と出かけることが増えそうです。
年末
12日(水)は、今年最後の急病センター当直でした。まだ感染性胃腸炎による嘔吐での来院が多く、寒かった割には喘息発作での来院は一名のみでした。昔は当直の時に喘息発作での来院は多かったものですが、最近はコントロールがうまくできているのか、以前に比べて急な喘息発作での来院が少なくなった印象です。翌13日(木)は今年最後の児湯医師会理事会でした。今回は高鍋保健所長から、「新型インフルエンザ発生における西都児湯医療圏の医療体制について」簡単な説明もありました。また、准看護学校の入試に推薦を含め現時点で19名合格していることが報告されました。若干名の追加募集もあるようです。近くに看護師に興味のある方がいらしたら教えてあげてください。
一年が過ぎるのがほんとにあっという間のような気がします。今年も残すところ2週間ちょっとですね。今年は12月31日が休日在宅医になっています。通常の診療は12月28日(金)までです。28日は乳児健診・予防接種の時間は通常診療になります。よろしくお願いします。
一年が過ぎるのがほんとにあっという間のような気がします。今年も残すところ2週間ちょっとですね。今年は12月31日が休日在宅医になっています。通常の診療は12月28日(金)までです。28日は乳児健診・予防接種の時間は通常診療になります。よろしくお願いします。
水の話
最近、月尾 嘉男著『水の話』という本を読みました。これからの世界、「水」がキーワードになるということがわかります。日本では飲料水に適した軟水が水道水から出てきて、レストランでも水は無料。海外から日本に来た人はこれにびっくりするそうです。逆に海外では、レストランでミネラルウオーターと生ビールがほぼ同じ値段でびっくりしたことがあります。そんな日本でも年間50億本のミネラルウオーターが販売されているとか。ひところガソリン価格の高騰が問題になりましたが、今のガソリンが1Lあたり150円前後。ミネラルウオーターは500mlのペットボトルが約150円、遠くの国からタンカーで運んできて精製したガソリンのなんと2倍もします。水道料金を高鍋町でみてみると、上下水道料あわせて1立方メートル(1000L)あたり600円/月。水道水のなんと2000倍もすることに。自治体によっては水道水をペットボトルにして売りに出しているところもあるとか。ペットボトルのお茶もありますが、これも自分で作る方がかなりエコになりますね。20年前の9倍にもなっているミネラルウオーター市場。ライフスタイルを再考する必要があるかな。
ラジオ体操
ラジオ体操というと夏休みの朝を思い出します。朝近くの広場に集まってみんなでラジオ体操をして、首にかけたハガキ大の紙に参加した証しの印鑑を押してもらっていました。ただ、それが毎日の習慣にはなりませんでした。昨日、市内の友人と久しぶりにあったとき、ラジオ体操を毎日やっているんだという話に。「結構いい運動になるから一緒にしてみない」と取り出したのは、スマートフォン。それにユーチューブでダウンロードしたラジオ体操第1,第2が入っていて、いつでもそれに合わせて体操できるとのこと。一緒にやってみると普段使っていない筋肉を感じることが出来ます。結構覚えているものですね。第1,第2あわせて7分弱ですが、ほんといい運動になるなぁと実感。早速自分もユーチューブで探して登録。毎日の習慣にしたいと思います。
*今日から一人産休に入ります。来年度、元気な赤ちゃん連れでの再会を楽しみにしたいと思います。
*今日から一人産休に入ります。来年度、元気な赤ちゃん連れでの再会を楽しみにしたいと思います。
宮崎病院医療セミナー
12月6日冷え込みの強い夜、川南で『元気な子供が育つ街作り:医療、行政、教育の連携による感染症予防、アレルギー対策、軽度発達障がい児支援』と題した大分大学医学部是松聖悟教授の講演会があり参加してきました。幅広い内容で100枚を超すスライドを使っての講演で、1時間ではちょっともったいないような内容でした。大分での予防接種無料化への取り組みや5歳児健診での軽度発達障がい児の拾い上げなど特に行政に携わる方に参考にしてほしい内容でした。参加できなかった方のために私なりのまとめを以下に記すことにします。
1)感染した子どもを隔離することによる隔離予防には限界があるし、治療にも限界があることも。予防できる病気は予防接種で防ぐことが必要。
大分での二つの市の取り組みを紹介。T市は、水痘、おたふく風邪ワクチンを無料化する政策をとり、271万のワクチン代を使い、医療費削減等1,075万円の損失削減につながった。一方H市は、学童までの医療費無料化政策をとり、夜間急病センター受診、救急車搬入の増加、医療費増加をきたし、医師の疲弊を招き夜間急病センターの閉鎖を余儀なくされた。その後T市と同様に水痘、おたふく風邪ワクチンの無料化を行ったところ、470万円のワクチン代追加で、3,224万円の削減になったとのこと。この事例を機に、大分では予防接種を無料化する市町村が増えてきているそうです。
2)世界の偉人に発達障がいのある人がいる例をあげ、5歳児健診で軽度発達障がい児をみつけるのは障がい児というレッテルを貼ることではなく、その子の能力、可能性を摘まないため。来年度は5歳児健診を行うところが2市から7市へと増えたそうです。
3)食物アレルギーについて、血液の抗体検査はあくまで補助診断に用いるもの。症状もないのにアレルギー検査を園が求めるのはナンセンス。症例の写真を提示しながら、一番あてになるのは除去負荷試験であることを話されました。
最後に子どもたちの未来を作るために、地域・行政・福祉・教育委員会・学校・医療の連携が必要と講演を終えられました。この講演が宮崎の子どもたちに生かされるといいのですが。
1)感染した子どもを隔離することによる隔離予防には限界があるし、治療にも限界があることも。予防できる病気は予防接種で防ぐことが必要。
大分での二つの市の取り組みを紹介。T市は、水痘、おたふく風邪ワクチンを無料化する政策をとり、271万のワクチン代を使い、医療費削減等1,075万円の損失削減につながった。一方H市は、学童までの医療費無料化政策をとり、夜間急病センター受診、救急車搬入の増加、医療費増加をきたし、医師の疲弊を招き夜間急病センターの閉鎖を余儀なくされた。その後T市と同様に水痘、おたふく風邪ワクチンの無料化を行ったところ、470万円のワクチン代追加で、3,224万円の削減になったとのこと。この事例を機に、大分では予防接種を無料化する市町村が増えてきているそうです。
2)世界の偉人に発達障がいのある人がいる例をあげ、5歳児健診で軽度発達障がい児をみつけるのは障がい児というレッテルを貼ることではなく、その子の能力、可能性を摘まないため。来年度は5歳児健診を行うところが2市から7市へと増えたそうです。
3)食物アレルギーについて、血液の抗体検査はあくまで補助診断に用いるもの。症状もないのにアレルギー検査を園が求めるのはナンセンス。症例の写真を提示しながら、一番あてになるのは除去負荷試験であることを話されました。
最後に子どもたちの未来を作るために、地域・行政・福祉・教育委員会・学校・医療の連携が必要と講演を終えられました。この講演が宮崎の子どもたちに生かされるといいのですが。
開院記念日
今日は当院の誕生日。1997年の12月6日に生まれ育ったこの場所に開業して15年が経過しました。日々の忙しさにすっかり忘れていたら、スタッフからアンパンマンの積み木のプレゼントをいただき気づいた次第です。事務一人+家内、看護師二人でスタートした当院も、現在は私を含め10名で運営するクリニックになりました。過ぎてみると15年もあっという間ですが、その年に生まれた赤ちゃんが中、高校生。当院もそれだけ成長できたかどうか、子供たちの成長のスピードにおいていかれないよう16年目も一歩でも前へという向上心を忘れずに頑張っていきたいと思います。
久しぶりに華やかな花をいただきましたが、診察室が狭く飾れないのでブログでお披露目です。

久しぶりに華やかな花をいただきましたが、診察室が狭く飾れないのでブログでお披露目です。

感染性胃腸炎の大流行
吐いたり、下痢したりでの受診が急増しています。先週の報告数が全国で最多になっています。おじいちゃん、おばあちゃんを含め家族全員がかかったケースもあります。当院でも点滴を要するケースが増えてきています。嘔吐したとき、脱水を心配するあまりすぐ水分を補給しようとしているケースが多いようですが、最初は嘔吐が落ち着くまで水分補給は必要ありませんし、あわててのんだり食べたりしても吐くだけです。逆に、嘔吐がなく下痢が続いている子どもで、水分をとったり、食べ物を口にすると下痢するからと水分をとらせないようにしている方がいらっしゃいましたが、下痢の時は下痢で水分が出て行く分だけ補給する必要があります。間違えないようにしてください。また、咽頭結膜熱(プール熱)も宮崎は全国最多の報告数とのことです。咽頭結膜熱はアデノウイルスが原因で起こりますが、このアデノウイルスはいろんなところで悪さをします。のどと目にくれば、咽頭結膜熱ですが、流行性角結膜炎や、胃腸炎、出血性膀胱炎、無菌性髄膜炎など多彩な臨床症状を起こしうるウイルスです。忙しくなる季節、体調管理も怠らないようにしてください。
カーテンの留めヒモによる事故
2日(日)は、日本小児科医会の会議のため東京へ。すごい人混み。車酔いならぬ人酔いしますね。さて、
日本小児科学会雑誌11月号にInjury Alert(傷害速報)No36が掲載されました。歩き始めたばかりの1歳1ヶ月の子どもが、母親が外で洗濯物を干していた間に、カーテンを留めるタッセルが前頭部にかかり、首を締めた状態で発見されたというものです。低酸素脳症で入院を余儀なくされています。アメリカでは2006年以降、5例の死亡、重篤な状態に陥った子供が16名いて、330万個以上のブラインドをリコールしたようですが、その後も事故はなくなっていないようです。カーテンやブラインドの留め紐のデザインを乳幼児の頸(くび)が引っかからない構造、また引っかかったとしてもすぐにループが解除できるデザインにすることが求められています。ただ、カーテンやブラインドのあるご家庭では、紐の下端は床から1m以上の高さになるよう設置し直してくださいね。
日本小児科学会雑誌11月号にInjury Alert(傷害速報)No36が掲載されました。歩き始めたばかりの1歳1ヶ月の子どもが、母親が外で洗濯物を干していた間に、カーテンを留めるタッセルが前頭部にかかり、首を締めた状態で発見されたというものです。低酸素脳症で入院を余儀なくされています。アメリカでは2006年以降、5例の死亡、重篤な状態に陥った子供が16名いて、330万個以上のブラインドをリコールしたようですが、その後も事故はなくなっていないようです。カーテンやブラインドの留め紐のデザインを乳幼児の頸(くび)が引っかからない構造、また引っかかったとしてもすぐにループが解除できるデザインにすることが求められています。ただ、カーテンやブラインドのあるご家庭では、紐の下端は床から1m以上の高さになるよう設置し直してくださいね。
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