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花見

 一月行く月、二月逃げ月、三月去る月とはよくいったもので、あっという間の3ヶ月のような気がします。今日、明日の土、日、多くの所で桜祭りが開催されるようですが、木曜午後訪れた高鍋の舞鶴公園の桜も見頃を迎えつつあるようでした。西都原では桜はまだ満開というほどではなかったようですが、菜の花は咲き誇っていました。この時期、もう一つ高鍋では見頃を迎える花があります。タカナベカイドウです。バラ科リンゴ属の花です。写真は高鍋美術館で撮りました。久しぶりに院内の写真もタカナベカイドウに交換しました。小児科だと花瓶に花を挿すのは危ないこともあって、院内での花の写真掲示をはじめました。最近はちょっと入れ替えをサボり気味でしたが(^_^;)。「花旅みやざき(以前のフラワーフェスタ)」も始まったことだし、時間を見つけて院内に彩りを添える花を探してきたいと思います。
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春休み

 「春眠暁を覚えず」で、いつもは目覚ましより早く起きるのが常なのですが、今日は目覚ましで起こされました。学校は春休みに入り、古里に帰ってこられた方も多いようで、県外の方の受診がいつもに比べ増えています。かくいう我が家も、妹2人が帰省して実家は久しぶりに賑やかになっています。昨日は、以前宮崎市から来院してくれていた中学生が、県外への引っ越しと合格報告にやってきてくれました。いろいろ悩んだ時期があったようですが、頑張ってくれたようで、久しぶりに顔を見られてうれしかったです。将来は医療職を考えているとのこと、新天地でのスタートにエールを送りたいと思います。
 最近、60代の大学合格や、博士号取得などが話題になっていますが、「踏み出す勇気を持つのに、年齢は関係ない」「子供の心でのめり込む」と私の好きなクルム伊達も『進化する強さ(ポプラ社)』のなかで‘チャレンジすることの楽しさ’を伝えています。新年度、皆様も何かにチャレンジしてみませんか?

ドクターヘリ

 宮崎県でもいよいよドクターヘリが導入されるようです。2月から各地でシュミレーションを行ってこられたようで、先日宮崎大学医学部から運行開始式の案内が届きました。4月17日が運行開始式とのこと。南北に細長く、医療過疎地の存在する宮崎で、この運用がうまく機能して命の地域格差がなくなることを願わずにはいられません。救急専門医の育成、受け入れ病院のハード、ソフト面での充実等課題はいろいろありそうですが、ドクターヘリの運用と平行してその方面の改善もすすんだらいいなと思います。そしてドクターヘリの活躍を目の当たりにして、救急医を目指す若者が増えてくれたら・・・なんて虫が良すぎるかな。

休日在宅医

 昨日は、高知に続き、宮崎でも桜の開花宣言。診療を終え夕方蚊口の浜の方まで散歩。途中踏切近くの鵜戸神社によったら山桜ではありますが、満開でした。風は強かったですが、冬とは違う風の強さ、春ですね。春というと昔はレンゲ畑を近くでよく見かけそこで遊んだり、寝転がったりしていたのですが、最近は滅多に見なくなりました。化学肥料を使うようになったせいかな。ちょっと寂しい気持ち。
 さて、お晴天に恵まれた今日は、休日在宅医でした。インフルエンザもB型がちらほらといった程度で、いつもの在宅医ほどではありませんでした。ただ、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は今までになく多く、流行しているようです。
 さて、今日は長男の母校である宮崎西高校野球部春の選抜の初陣でもありました。週末に予定されていたこともあって、長男は大阪まで応援に行ったようです。優勝候補のひとつだけあって、さすがに相手は強かったようです。破れはしましたが、選手だけでなく、応援する側にもいい思い出になったことでしょう。今週はほとんどの学校で春休み突入でしょうか。医療者側にとっては、診療報酬改定の説明会が続いたり、医師会総会などで夜がつぶれる週でもあります。

ポリオ

 来月からポリオの集団接種が始まりますね。この度、厚生労働省から平成23年度のポリオ予防接種率速報が出ました。接種率75.6%で春の83.5%から7.9ポイント減でした。平成22年度の春の接種率が99.4%、秋が90.8%からするとかなりの落ち込みです。不活化ポリオワクチン導入を待たれた方が多かったのでしょうか。日本では2000年にポリオ根絶となっていますが、いったんポリオが根絶された中国やタジキスタンでも、最近流行が起こったことが報告されています。油断は禁物。一番怖いのは何も予防しないことです。*昨日日本で四種混合ワクチン(不活化ポリオワクチン+三種混合)を1月に申請したメーカーの方がみえましたが、秋には許可が下りそうだとのこと。それから製造開始なので早くても年末かな?今まで三種混合ワクチンは5社で製造していたそうですが、四種混合ワクチンは2社で製造するので充分な量の供給には少し時間がかかるとのことでした。
 ※ポリオワクチンに関するウェブサイトは http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/

 昨日春分の日は、両親のリクエストに応えて早朝墓参りに。結構早かったのですが、先客がありすぐ後には幼児連れの若い家族も。生憎の曇り空でしたが、墓地の桜は満開でした。その後、父とパークゴルフをしました。長年の肉体労働のせいか、年齢的なものか、膝を痛め今年に入ってめっきり外に出ることの少なくなった父をなんとか外に連れ出そうとさそったら珍しく『行く』と即答。母の『歩くのもままならないのに、パークゴルフなんて無理』という反対の声を押し切ってのパークゴルフ。昔取った杵柄か、ゴルフ好きだった父の方が私より距離を出すことも。あたった時の音も真芯をとらえていい音を出していました。自分でも出来るのがうれしかったのか、久しぶりの笑顔を見せていた父。2ラウンド目も意欲をみせていましたが、さすがにきつくなったようで『ふらふらする』と途中リタイア。少し歩けたことで、自信に繋がるといいなぁと思うと同時に、介護のこともちらっとよぎった休日でした。
☆3月25日(日)は、休日在宅医です。在宅医の際の診療時間は、午前9時~12時。午後2時~5時までで、その性格上予約はできません。ただし、この日に3期、4期のMR(麻しん・風しん)ワクチンと子宮頸がんワクチンを希望される方はワクチンの予約を前もってお願い致します。

春分

 今日は県立高校の合格発表ですね。たくさんの笑顔がこぼれることを願っています。県立高校も昔と違って学区制がなくなり、遠くの高校へ電車通学する学生も昔より多くなったようですね。高校間の競争も厳しくなったのか、自校の業績を広報することも奇異に感じなくなってきたこの頃です。
 三月も下旬になると、来月は転勤するので紹介状をというリクエストも多くなります。一抹の寂しさを感じますね。私の娘夫婦も今度は沖縄本島を離れ、宮古島の方へ移動になり、引っ越しで大変そうです。沖縄の与那国島では昨日は28.2度、海開きがあったというニュースが流れていましたが、こっちの方でも田植えが始まっているところがあります。ほんといつもこの時期までは、あっという間に過ぎてしまう感じがあります。明日は春分の日。天気も良さそうです。皆さんはどんな休日を過ごされるのかな。
 

うがい

 昨日は宮崎市急病センターの当直でした。インフルエンザは深夜帯ではみられず、熱発や嘔吐が目立ちました。嘔吐下痢症では、手洗いがその予防に効果を発揮しますが、いわゆる風邪の時にはうがいをするよう言われることが多いことと思います。しかし、実際うがいの効果があるのかどうかの研究は意外と少なく、水道水のうがいが効果があるという検証結果が発表されたり、効果はないと反論する医師もいます。以下新聞記事からの引用です。
 『浜松医大と九州大の研究チームが保育園児約1万9千人の調査を基に、うがいをする子どもは発熱を伴う風邪をひきにくくなるとの分析結果をまとめた。 調査は2006年1~2月の約20日間、福岡市内の保育園145カ所に通う2~6歳児を対象に実施。 最低1日1回のうがいをする子どもが、しない子どもと比べて37・5度以上の発熱を伴う風邪をひきにくくなるかどうかを追跡した。 すると、うがいにより発熱の頻度が68%に抑えられることが判明。この効果は年長ほど大きい傾向があり、4歳児では46%、5歳児では41%まで頻度が低下した。
 また、うがいに使う液体の種類によって効果が大きく違うことも分かった。水道水では発熱の頻度が70%になったのに対し、食塩水では50%、アルカリイオンなどを含む機能水では46%、緑茶では32%まで下がった。
 どういう仕組みで風邪の予防になるのかは不明なままだが、子どもの発熱のほとんどはウイルスが原因のため、
野田さんは「ウイルスを洗い流すのと同時に、 水道水に含まれる塩素や緑茶のカテキンなどの物質が消毒効果を発揮しているのではないか」と話している。』
 上記の研究結果だと、お茶によるうがいが最も効果的になりますね。毎日、食事の度にお茶を飲む方も多いと思いますが、違いは外に出すか、飲み込むかの違い。お茶を飲むのも少しは効果があるのかな!?

花粉症!?

 風が強い日が多く、花粉の飛散量が多いようです。特に3月10日、11日は特別多かったようで、今週は鼻炎症状、眼症状がひどくなったとの来院が増えています。かくいう私も今月に入って異様に内眼角のあたりがかゆくなり、アレルギー用の目薬を使用したところ症状改善。この年で花粉症!?まだ目の充血もなく軽い方だと思いますが、それでもこのかゆさ。花粉症の方の苦しみをほんの少しだけ経験できました。なにかの宣伝ではありませんが、56歳。いろいろ出てくる年齢なのかなぁ・・・。しかし、しかし、県内小児科医の中ではまだまだ若手。これくらいのことでめげてなんかいられません。ファイトーと自分自身で気合いを入れています。*ファイトつながりで、中島みゆきの「ファイト」、好きな歌の一つです。

予防接種はおすみですか?

 今年も3月1日から7日まで予防接種週間でした。3月までで接種年齢が過ぎてしまう可能性のある予防接種漏れを防ぐためのものと理解していますが、その期間中特別予防接種が多くなったかというとそうでもなさそうです。ただ、今月は子宮頸がんワクチンの3回目の方は多くなっています。高校一年生の場合は今月までに1回でも接種すれば、来年度も残りを受けることが出来ますのでまだの方はどうぞ。もう一つ、MRワクチンも今月までに受けないと公費で受けることの出来ない年齢の人がいます。先日、日本医師会感染症危機管理対策室長からMR(麻しん・風しん)に関して緊急の連絡が回ってきました。昨年12月までの段階で、MRの接種率が全国平均で第2期72.3%第、3期71.9%、第4期62.5%で麻しん排除達成における95%に届いていないとのこと。宮崎をみてみると第2期68.4%、第3期70.7%、第4期66.9%という状況で、2,3期は全国平均を下回っている状況です。インフルエンザも下火になった今、予防接種するにはいい時期です。再度、受け忘れている予防接種がないか見直してくださいね。

宮崎県小児科医会総会

 本日午後、宮崎県医師会館にて「宮崎県小児科医会総会」が行われました。その後学術講演会が3題。最初に私が『同時接種に対する小児科医の実態および意識調査』と題して30分枠で発表。宮崎県下の小児科医会会員を対象に同時接種について開業医と病院勤務医にアンケートした結果を報告しました。開業医54人にアンケートを送付し、52人(96%)、勤務医15人中11人(73%)が回答してくれた結果です。
1).開業医で83%、予防接種可能な病院勤務医では全員が同時接種を行っていました。
2).開業医では84%、勤務医では全員が任意・定期接種にかかわらず、同時接種を行っていました。
その他いろんな項目のアンケートの結果いろいろみえてきたのですが、その結果を踏まえて・同時接種は、ワクチンで防げる病気を早期に確実に予防するために必須であり、子どもの命を守り育む行為ということを知ってもらう取り組みが必要だと再認識。妊娠がわかってから、出産するまでに小児科医だけでなく、産婦人科を始めその他の科の医師や看護師、助産師、保健師、保母さん等広範囲に啓蒙活動を展開すること、また、地域格差、経済格差による命の差別の撤廃という観点からも予防接種は国が責任を持って行うという社会的コンセンサスを得る活動を展開すること、最後にワクチンで防げる病気は防ぐ!早く、確実に、免疫を獲得するためには同時接種で!を共通認識にということで締めくくりました。*いつもはカジュアルな服装で参加する学会ですが、自分が演者として発表するときはさすがにスーツに。ところが出かける直前、着ていくつもりだったシャツの一番上のボタンがはめられない!おなかだけでなく首まで太っていたとは・・・。あわててボタンをしめることの出来るシャツをさがすというおまけつきでした。

春の香り

 春一番の吹いた所もあるようですが、先日、保護者の方からスイトピーをいただきました。松田聖子の赤い~スイートピイー”なんてメロディが自然に口をついてくる年代です。大好きな花のひとつです。パッと周囲が明るくなります。まさに春にふさわしい花ですね。外来の方は、インフルエンザも随分落ち着き、昨日東京に行った時にB型インフルエンザにかかったという子どもが来院しましたが、宮崎ではB型の大きい流行もなく終わりそうな気配で一安心というところでしょうか。昨日には県立高校の入試も終わり、残る入試もあとは国立の後期試験のみかな。受験生が特に待ち遠しい春の花は、もちろん桜の花ですね。
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普通なことのすごさ、素晴らしさ

 いつもは何とも思っていないのに、調子を崩すと気づくことってたくさんありますね。今嘔吐下痢症が多くなっていますが、吐いて飲んだり食べたり出来なくなると、ただ水を飲むということ、おなかがすくという感覚、食べられるといういつもなら意識にすら登ってこないことがいかに幸せなことか、実感されている方も多いかな。おなかの調子が悪くなると気力まで萎えるように感じますものね。また、風邪や花粉症で鼻が詰まっただけで、普通に息を出来るということの素晴らしさを実感し、鼻が詰まっただけで食事すらまずくなってしまうことにも気づかされます。昨日、久方ぶりにぎっくり腰をして、立つこと、座ること、歩くということがどれほど大変なことか、くしゃみがこれほど腰にくるものかを再認識しています。そして、普段の何気ないこと、いつもの日常をいつものようにおくれることが如何にすごいことか、幸せがすぐ身近な日常生活にあるか再認識させてくれています。調子を崩すことも悪いことばかりではないかな!?変な姿勢での診察がちょっとの間続くかもしれませんがご容赦を。

魚の効用

 子供の頃は煮魚や焼き魚が苦手でした。魚の骨をのどにひっかけたトラウマでしょうか。骨を取ること自体がめんどくさいということもあったかもしれません。魚そのものが嫌いだったわけではなさそうです。めったに口に出来ない鮨は好きだったので(^_^;)。ところが変われば変わるもの。最近は魚がホントにおいしいと感じられます。それだけ年を取ったのかなぁ。
 さて、ある薬品関係の雑誌に長崎大学の精神神経科学教授で精神保健に関する研究・訓練のためのWHO研究協力センター長の小澤寛樹先生が「魚を好んで食べる子どもほど、抑うつが少ない」というタイトルで書かれていました。青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などが身体にいいということはご存じの方も多いかもしれませんが、気分障害に対してもいいことが疫学的にも示唆されていたそうです。今回、長崎在住の子ども約5,000人を対象に行ったアンケート調査でも魚を好んで食べる子どもは、魚嫌いな子どもより、抑うつ傾向が少なかったそうです。EPAやDHAは、魚油なので副作用の心配は少なく、子どもや妊婦の気分障害の治療や予防への活用が期待されているそうです。
*お肉が日本に入ってくる前の時代の日本人気質と入ってきたあと(肉の消費が増えている現代人)では、変わってきてるのかななんてことも考えてしまいました。

予防接種の講演会

 2日夜「水痘ワクチンと最近の予防接種の話題」と題して、江南厚生病院センター長 尾崎隆男先生の講演が宮崎市で開かれました。世界各国で現在使われている水痘ワクチンのもとは、日本で作られた岡株のみ。日本発世界基準のワクチンなのですね。世界では水痘ワクチンの2回接種で予防効果は98%。水痘流行が抑えられ入院、外来受診とも減少し、重症水痘はほぼ防ぐことが出来るとのこと。重症水痘では脳炎や死亡があり、また劇症型A群溶連菌感染症のハイリスクは水痘罹患(15~18倍に)。水痘後の劇症型A群溶連菌感染症で下肢切断に至ったケースの紹介もあり、ありふれた病気ですがバカにできないと再認識しました。これだけ世界で使われている日本で生まれた水痘ワクチンですが、お膝元の日本ではわずか30%の接種率。これでは流行はとても防げません。予防接種は国が責任を持って定期接種としてすべきだと演者もおっしゃっていましたが、同感。また来年度まで臨時接種の継続が決まったHibワクチンや肺炎球菌ワクチンは、まだそれらの菌に暴露されていない可能性の高い生後2ヶ月からの早期に複数回接種することでより免疫反応が強化されるのでできるだけ早期に接種をと強調されていたのが印象に残りました。世界のワクチンはいろんなワクチンを一度に接種できるようになる混合ワクチンが開発され、実際使用されている現状の紹介も。現在子宮頸癌ワクチンの接種率が67%、Hibワクチンは30%、肺炎球菌ワクチンは34%と低率であることを紹介され、「予防は治療に勝る!」というスライドで講演を終えられました。

へん しーん?

 我が家の隣は床屋さん。子どもの頃は先代に散髪してもらっていましたが、開業してからは2代目に散髪してもらっています。髪にとんちゃくしない私は、「いつものようでいいですか?」という問いに「ええ」と応えていい気持ちになって眠っていることがほとんど。今日は私の同級生の話がでて、珍しく2代目とお話しながらの散髪。そんなとき、私の白髪が長年気になっていたのか「白髪ぼかしをしてみませんか?」と2代目。「肌が弱い(みかけによらず)のでかぶれたらいやだから」というと、「地肌にはつきませんし、今日はぼかしの料金はいただきません。試しにしてみてください」というのでお願いしました。今日来院された方は、「染めた!?」と思われるかも。終わった時に聞いたのは「どれくらいもつの?」。「徐々にもとにもどりますが、一月くらいかな?」ということは、今まで3ヶ月に1回の散髪が、白髪ぼかしの状態を維持しようとすると毎月散髪しないといけないことに。うーん商売上手(^_^;)。どうしようかな。