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うれしいニュース

 先週末にうれしいメールが届きました。予防接種法改正案の今通常国会への提出に向けて検討している厚生科学審議会感染症分科会の予防接種部会(部会長=加藤達夫・国立成育医療研究センター総長)が、インフルエンザ菌b型(ヒブ=Hib)、小児用肺炎球菌、水痘、おたふくかぜワクチン4種類を、集団予防が主な目的の定期接種一類に、子宮頸がん予防(HPV)ワクチン、B型肝炎ワクチン、成人用肺炎球菌ワクチン3種類を、個人予防が主な目的の定期二類にするというまとめを出しました。水痘、おたふくかぜワクチンが定期接種1類に入ったことはうれしい限りです。あとは、いつから公費負担が実現するか、MRワクチンのように水痘、おたふくかぜワクチンも2回接種を認めてくれるかどうかです。ロタワクチンが外れたのは残念ですが、これに関しては今後に含みが残されているようです(今後、医学的・科学的知見等を収集し、年内を目途に評価を進める)。おおきな前進です。

感染症危機管理-予防接種実務担当者研修会

ここ数日、とても冷え込んでいますね。26日には県内に今年初の『インフルエンザ注意報』、『感染性胃腸炎流行警報』『食中毒注意報』が発令されました。今後4週間以内にインフルエンザの大流行する可能性がたかくなっています。また流行中のノロウイルス、そして今後はロタウイルスによる胃腸炎が多くなる時期です。さて、医療機関にとっても忙しい時期ですが、昨日宮崎市でタイトルにあげた研修会が開かれ、国立病院機構 福岡病院の岡田賢司先生が講演されました。目新しかったのは、山口県のとりくみで、1ヶ月健診を小児科が担当し、生後2ヶ月からの予防接種を勧めていった結果、大半が6ヶ月までに受けるべき予防接種を受けているとのこと。生後早期にHibや肺炎球菌ワクチン、できればロタウイルスワクチンも受け、生後6ヶ月までに三種混合1期やBCGまで終えていることが望ましいとも話されていました。また、岡田先生もおっしゃっていましたが、国立感染症研究所感染症情報センターの砂川富正先生からも昨日朝
・今年に入り、麻疹が関東地方(千葉、東京など)、中部地方でじわりと増加している。輸入例に端を発すると考えられるD8型が多くを占める。
・患者は2回の麻疹ワクチン接種が完了していない者を中心とする。
・全国的に事例が広がっていく可能性があるとの注意を喚起するメールがありました。
MRの2回接種が完了していない方は急ぎましょうね。

伝統的な知恵

 先日、「子どもの権利条約」宮崎の会のNews No.117が届きました。その中に、ハーグ、国際司法裁判所前副所長で国際反核法律家協会会長であるC.Gウィーラマントリー氏が、日本においての原子炉の悲劇を受けて『世界の環境担当大臣に向けた公開書簡』が掲載されていました。以下はその書簡の最後の方の一部抜粋です。{・・・つまるところ、原子炉の存続と拡散は、人道法、国際法、環境法、および国際的な持続可能な発展に関する法のすべての原則に反するものなのです。
 ネイティブアメリカンに見られる古代の人々の伝統的な知恵では、コミュニティに関する重大な決定は、将来の7世代への影響を考慮せずに行ってはならないとしています。伝統的なアフリカの知恵では、コミュニティに影響を与えるあらゆる主要な決定には、これがなければ偏った決定ともなる人類の3つの顔、すなわち過去の人々の顔、現在ここに生きている人々の顔、未来の人々の顔を念頭に置くことを定めています。・・・}現在国を動かしている政治家の方には、この知恵は是非持って治政にあたってほしいものだと思いました。

86

86というと車好きの人は、トヨタとスバルが共同開発したスポーツカーを思い浮かべるかもしれませんね。昨日は私の父の86歳の誕生日でした。大正15年生まれです。最近大好きになった鶏の手羽先の唐揚げで祝いました。一人で2・5人前をたいらげて『唐揚げを独り占めする馬鹿おやじ』なんて自分でいいながら好きな焼酎を飲むのも忘れもくもくと食べていました。仕事一筋の人でしたが、リタイア前になって夢中になったのがゴルフです。シニアの部で優勝したこともある父も、最近は膝の故障をかかえ年に1,2回私の息子とプレー出来るのを楽しみにするぐらいですが。面白いことに、好きな事をしている時は膝も伸びるようで、昔取った杵柄、まだまだ息子たちのかなわないショットが出るようです。同じ年の母は、週三回のグランドゴルフを楽しみにしています。両親を見ていると、好きなことがあるのは長生きの秘訣かなと思います。

インフルエンザ急増

 報道もされましたが、インフルエンザが急増です。先々週当院でのインフルエンザの患者さんが5名だったのに対し、先週は51名と10倍に。今週初めとなる昨日は、今年初の休日在宅医。インフルエンザの患者さんが昨日だけでなんと36名でした。すべてA型です。いよいよ児湯地域でもインフルエンザの流行が始まりました。1月9日~15日までの宮崎県全体では341人報告されており、39%は5歳以下、26%が6歳~9歳で65%が9歳以下の子ども達です。熱発の中に溶連菌感染を起こした子ども達も混じっています。昨日は、インフルエンザと溶連菌両方に感染している子どももいました。なかなか油断なりません。今の時期、できるだけ人混みは避けた方が無難です。

今年初

 19日は、今年初の宮崎市急病センター当直。今週に入って、インフルエンザが増えているようで、児湯管内では川南町が多いようです。宮崎のある小学校では全校生徒の約1/5が欠席という情報も入ってきていたので今日は多いだろうなぁと思いながら急病センターの診察室へ。案の定、準夜帯の先生が疲れ切った表情をされていたので覚悟しましたが、意外にもインフルエンザを心配されての来院は一人でした。深夜帯の地元児湯地域からの来院は2名だけでした。そして、昨日20日は今年初の救急電話当番。やはり、熱発の相談が最多だったようで、『薬を飲んだのに熱が下がらない』というような相談が多いようです。当院でも午前中にインフルエンザと診断した子どもの家族から、その日の午後に『熱が下がらずきつそう』という電話がありましたが、さすがに抗インフルエンザ薬を飲んだり、吸入したりしたからといって直ちに効果が現れるというものでもありません。すぐに熱が下がらないからと心配する必要はありません。熱は体温計を使うと数値で誰でも分かりますが、数値化できない子どもの全身状態を一番よく把握できるのはご家族です。よく観察して、子ども達が病気と闘うためのサポートをよろしくお願いします。
 ☆1月22日(日)は、休日在宅医です。在宅医の際の診療時間は、午前9時~12時。午後2時~5時までで、その性格上予約はできません。ただし、この日に3期、4期のMR(麻しん・風しん)ワクチンと子宮頸がんワクチンを希望される方はワクチンの予約を前もってお願い致します。

情報源

 昨日朝起きたら、台所から警報音。何から出ているのかなと思ったら湯沸かしポットから。E3の表示。おそらくエラーの3番だろうと推測し、一旦電源を切ってもう一度電源を入れたらブザーは鳴らず。その日は普通にポットが使えました。そしたらまたまた今朝ポットから警報音。表示は同じくE3。さすがに今日は説明書を探してエラーの意味を知らなくてはと思い、時間をかけて説明書を探し、エラーの所を探すもわからず。もしかしてインターネットで調べることができるかもとインターネットで、商品名、エラーと入れるとなんとすぐE表示の説明が。E3の意味がわかったのは良かったのですが、説明書に書くか、インターネットのアドレスを書いてそちらを参照ぐらい書いてほしいものだとちょっとがっかり。今からは、インターネットを使えないとなかなか生きづらい世の中になるのかなぁ。
 ただ、こういうケースは別として、インターネット上の情報が常に正しいとは限らないことは、相次いで発覚しているやらせ問題でも明らかになっています。情報を吟味するしっかしとした軸を自分自身が持っている必要がありますね。

ネーミング

 昨日『たまたま』の初せりが行われたそうです。地元以外の人には『たまたま』といってもピンとこないかもしれませんが、最高級完熟きんかんのことで、きんかんとは思えないかなり甘いきんかんらしいです(高級すぎてまだ私の口に入った事はありません)。最近、おしゃれなネーミングのものがおおくなりました。宮崎には『太陽の卵』と冠されるマンゴーや、我が古里高鍋には、『百年の孤独』というプレミアのつく焼酎もあります。小説の中にも引用されているほど有名ですが、地元でもなかなか手に入らない一品です。これなんか、じっくり熟成されたことが、ロマンチックな響きを持って感じられますよね。そういえば昨年『太陽の雫』というみかんを初めて食べる機会がありました。これも甘くておいしいみかんでした。
 ただ、おしゃれなネーミングもされていない普通のものにもいいものは多いですね。つい最近、自分の家で自分たちのためのみかんを作っている方からいただいたみかんがそうでした。みてくれはお世辞にもいいとは言えないのですが、今のみかんにない、昔食べていたみかん本来の味がして、別な意味でとてもおいしかったです。我が家でも私が子どもの頃は、母がきんかんを家で作っていて、今の時期は風邪にいいからときんかんの甘露煮をよく出していたのを思い出しました。

福岡でのセミナー

 『九州地区 予防接種普及のしくみを考える』セミナー出席のため、土曜の午後は4時までの診療とさせていただきました。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。おかげで無事出席できました。福岡市は「嵐」のコンサートとセンター試験のせいでどこのホテルも満室。そのあおりを受けて当初博多で開催される予定だったこのセミナーも宗像での開催となりました。余談ですが昔、福岡には6年住んだことがあるのに宗像に行くのは初めてでした。さて、このセミナーは九州各県の予防接種関係の代表者(各県2,3名)と国立病院の先生や大学病院の先生計20名ほどの小規模のセミナーでしたが、日本の予防接種システムや現在任意接種になっているおたふくかぜや水痘ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチンなどの公費実現へのプロセス等の講演と総合討論が行われました。現在任意接種になっているワクチンを公費助成すると接種率は7割+αと公費助成がないときの3割ぐらいと比べて接種率は倍増するそうです。そして、予防医療、子育て支援に力を入れていた北海道の幌加内町では、インフルエンザ、Hib、水痘、ムンプス(おたふくかぜ)、小児用肺炎球菌、子宮頸癌ワクチンに加えてロタウイルスワクチンも全額助成をはじめたとの報告が。小さい町だから出来たのだろうといわれるけど、予算比でいうと約0.1%とのことなので、全予算での割合でいうと他の自治体でもやろうと思えばできるのかもと思いました。同町で任意予防接種の全額助成化に実際関わられた佐賀医大の坂西雄太先生が、『ワクチンで子ども達を守るのはもちろんのこと、ワクチン接種による医療経済効果(医療費抑制+生産損失予防)もあり、自治体の医療費の抑制や、小児救急の受診を減らすことで小児科医の負担を軽減することにもなります。』と言われていましたが、本当にそう思います。任意接種ワクチンに対する自治体による公費助成(本来は国が責任を持つべき問題とも思いますが、)が少しでも広がるよう頑張らねばと思った意義あるセミナーでした。

地域周産期保健医療体制づくり連絡会

 12日は宮崎でも最低気温が氷点下を記録したこの冬一番の寒さでしたね。その12日の夜、宮崎市の中央保健所で行われ、児湯医師会代表として出席してきました。この連絡会は宮崎大学や県立病院、宮崎市群医師会のDr、医師会の代表(小児科医、産婦人科医)、消防本部、各町村健康福祉課、中央福祉こどもセンター、保健所関係の方々と多彩な顔ぶれがメンバーになって、宮崎の周産期医療体制についての情報交換や勉強会、連携強化を図っています。周産期医療に携わる方々の努力で平成22年の周産期死亡率、新生児死亡率、乳児死亡率とも全国で2番目に良いという結果が出たとの報告がありました。また、合計特殊出生率も1.68と全国2位。少子化が叫ばれている現在うれしいことです。事例報告で精神疾患を合併した妊婦さんの出産、育児支援の発表が2題ありました。病気を抱えての妊娠、出産、子育てはさまざまな困難を伴うと思いますが、連携がうまくいくとそれを乗り越えることができるという事例発表でした。妊婦さんが持病を持つ場合、薬の胎児への影響を心配して服薬を勝手に中断したりすることがあるようですが、病気をしっかりコントロールするということが大切ということも学べた事例発表でした。

スギ花粉初観測

1月10日安達耳鼻咽喉科医院(宮崎市)の敷地内でスギ花粉が観測されたという一報が入りました。今年のスギ花粉飛散は例年並みとの予報ですが、スギ花粉症の方にはつらい季節の到来ですね。まだ黄砂の飛散は無いようですが、埃(火山灰?・単なる砂粒?)の数も多く、鼻炎・目の痒み症状で訴える患者さんも多いとのこと。当院でも目のかゆみを訴える子どもが出ていますが、火山灰の影響かな?。桜島は昨年1000回以上も爆発したとか。すごいエネルギーの放出ですね。新燃岳が桜島のようにならないとよいのですが。
 *1月14日(土)は、福岡市で開かれる『九州地区の予防接種普及を考える会』出席のため、午後の診療が4時までになります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

「茶のしずく石鹸」によるアレルギー

 昨年から「茶のしずく石鹸」によるアレルギーが話題になっていますが、当院でもその相談があり、うち1名は「茶のしずく石鹸」によるアレルギーの可能性が極めて高いことがわかりました。ただ、当院に相談に来られた方は大人の方で、幸いにも子どものケースはまだありませんが、日本小児科学会誌の最新号によると小児例もみられるとのこと。宮崎でも被害者救済の弁護団(同弁護団への問い合わせは、あさひ法律事務所?0985-65-8800)が結成されたと報じられています。また、アレルギー情報センター(http://www.allergy.gp.jp/allergy/flour/index.html)の「小麦アレルギーに関する情報センターWebサイト」に情報が掲載されています。*びっっくりしたのは、まさか80半ばの我が母が使っていたなんて思ってもいなかったので、尋ねもしなかったのですが、何かの折に「茶のしずく石鹸」が話題になった時、母が使ったことがあり、調子が悪くなったのでやめたということを最近になって知ったことです。美に対する追求に年齢は関係ない!?

インフルエンザの発生

 昨年末から児湯地域でもインフルエンザの発生があったようです。昨日の土曜には、年末にインフルエンザにかかったという家族が来院。そして、ついに当院でも今シーズン初のインフルエンザAを確認しました。現時点で県内で一番インフルエンザの発生が多いのは、ダントツ延岡。ついで日南。いよいよインフルエンザ流行の兆しです。高鍋保健所管内で多いのは、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)。定点当たり県内で一番報告が多く、流行警報開始基準値を超えています。おたふくかぜでこわい合併症は、難聴。以前いわれていたよりも高率で生じるといわれています。ご注意下さい。耳の聞こえの具体的なチェック法は、耳のそばで指をこする音が聞こえるかどうかを確認することです。おたふくかぜ発症後2週間はチェックしてください。まだかかっていない人は、予防接種を受けられることをお勧めします。

乗り初め

 今日が寒の入りということですが、昨日はとても寒かったですね。その昨日は、孫の自転車乗り初めでした。かなり以前から自転車がほしいとおねだりされていましたが、待つことも大事と宮崎に来るまでお預けと約束。昨日午後、クリスマスプレゼントとお年玉をかねてということで子供用自転車をプレゼントしました。親はブルーの自転車を勧めたのですが、本人は「白のこれがいい」の一点張り。大人目線からすると泥よけが金属なのですぐ錆びそうなのでちょっと心配ですが、子どもはそんなことおかまいなし。輝いて見えたのかな。うちの駐車場で豆ライダー登場とばかりにごきげんに乗り回していました。*私愛用のヘルメットをかぶらせてみました。
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仕事始め

 いよいよ仕事始め。民族大移動で病気の質も変わったかなと思っていましたが、ふたを開けてみると昨年後半同様、嘔吐下痢が多数を占めました。水痘もダラダラと続いています。インフルエンザがそろそろ出てくるかなと予想しましたが、今日の診察ではゼロ。午前中こそ混雑しましたが、例年になく落ち着いた仕事始めでした。我々の仕事が落ち着いているのはとてもいいこと。いつになく良い新年のスタートです。
 プライベートでは、まだ長男、次男と孫の男3人組が我が家にいて、もう少しにぎやかな日々が続きそうです。

トレッキング

 もう3日。早いものですね。相変わらず、休みになると本を読んでいるか、身体を動かしています。長男夫婦が所用で出かけたので、今日は孫を連れて海岸からちょっとした山までトレッキング。いつもは『抱っこ、抱っこ』と甘える孫も今日はよほど楽しかったのか、かなりの距離を歩いてくれました。海岸では寄せては引く波の所を濡れないようにキャーキャー言いながら行ったり来たり。山登りではうっそうとしげる木々の間を楽しそうに歩き、滝壺の所ではピチャピチャするのがうれしかったのかまだ冷たい水に足を入れてじゃぶじゃぶ。自然の中で楽しそうに遊ぶ孫をみて、もともと子どもはこんな環境が好きなんだなとつくづく思いました。時には子どもとお弁当を持ってトレッキングしてみませんか。
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いよいよ明日から診療開始。気持ち新たにスタートです。

小笠原

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 大晦日恒例の年越しソバ、一昨年は食べる前に眠ってしまいましたが、今回は食べることが出来ました。ただ、除夜の鐘を聞く前に眠ってしまったのはいつもの通りなので年越しソバといっていいのかどうか。この休みの間、孫と遊びながら本を読んでいます。今年最初に紹介する本は『人生教習所』 垣根 涼介 著(中央公論社)です。東京から遥か千キロ南 船で25時間かかる島、小笠原。恥ずかしながら、この本を読むまでは「海がきれいな世界遺産に指定された島」ぐらいの知識しかありませんでした。「人間再生セミナー 小笠原塾」に全国から書類選考された、年齢も経歴もかなり違う男女が集い試験を受けます。最初の試験に合格しないと、次のステージに進めず、不合格になると本土に返されてしまいます。『人生教習所』と題しているだけあって試験の内容もユニークでおもしろいのですが、後半の小笠原の人達自身が講師となって語る物語も読み応えがあります。この小説で使われている Have a nice life! 年の初めにふさわしい言葉ですね。