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残暑

 一昨日、昨日は8月最後の土曜、日曜日。口蹄疫の終息宣言の後だけあって、土曜日は祭りが開催されたところも多かったようですね。昨日午前中市内の方の書店に出かけましたが、消毒槽も取り払われ渋滞するところもなく普通に車が流れていました。また、午後高鍋の町営テニスコートに出かけましたが、駐車場に止めきれないくらいの車で一杯。体育館でスポーツ大会が行われていたようです。久しぶりのにぎわい。やっと通常の風景が見られるようになりました。今まで当たり前の風景がいかに貴重だったか実感できた一日でした。それにしても残暑が厳しいですね。コートに立っているだけで汗がダラダラ。日差しが強いときは、ゲームへの集中力が途切れ、とにかくつい早く終わって水分と日陰がほしいと思ってしまいます。日差しが強く気温も高い日に、我々のような年齢のものが屋外でのスポーツに興じるのは少し無謀かななんて思いながらのひとときでした。
 ほとんどの子どもたちはもう2学期が始まっているようです。実質夏休みがちょっと短くなって、残念に思っている子どもも多いかな。まだまだ熱中症に対する注意も必要です。気をつけて勉強、スポーツに精を出してくださいね。

インフルエンザ

 口蹄疫の終息宣言が出され何はともあれ一段落といった感じですね。新型インフルエンザの方では、WHOが新型インフルエンザのパンデミックの終息宣言を出したことを受け、厚労省も今年度末を目処に感染症法上の『新型』インフルエンザの指定を外し、『季節性』と同様の対応とする方針を決めました。今年度末が実際いつになるかという問題はありますが、今年は昨年度のようにインフルエンザと診断されて、これは『新型』ですか、『季節性』ですかと気に病む必要はなくなります。一昨年までのように、『インフルエンザのA型』か『B型』かということになります。また、登園、登校基準も『解熱後2日』ということでよさそうです。こうなると、今年のインフルエンザの予防接種も従来通りでよかったような気がするのですが(実際そういう意見も多かったようで、今年の65歳未満の予防接種費用も変更の可能性が出てきたようです。はっきりしたらまたお知らせしますね)。
 いろんな意味でインフルエンザには毎年振り回されます。タミフルが発売されたときは、子供用のタミフルドライシロップが不足して手に入りにくくなったかと思うと、異常行動が問題になって年齢によってタミフルが使えなくなったり、迅速診断用の検査キットやインフルエンザワクチンが不足したりと次から次にいろんな問題が発生。そして昨年度の新型インフルエンザ騒動。予防接種が新型と季節性の2種類になり、新型の方では接種の優先順位や開始日までが指定されたりして、結局接種時期を逸してしまって、大量に余ってしまいました。結果としては、800億を超す税金の無駄使いというなんとも割り切れない結果に。今年は特別なことが起きないことを切に祈りたい気持ちです。

ビタミンK2シロップ

 新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症のガイドラインが今年改訂され日本小児科学会誌8月号に発表されました。今までは、出血症予防のために出生後と生後7日と1ヶ月にK2シロップを飲んでいましたが、1ヶ月健診の時点で、母乳栄養児の場合は、その後生後3ヶ月まで毎週1回K2シロップを経口投与するというように、K2シロップを飲む回数が増えました。最近は助産院での出産も増えているようですが、☆助産師の介助のもと、助産院や自宅で娩出された新生児についても、本ガイドラインに準じたビタミンK2シロップの予防投与が遵守されなければならないとなりました。*ただし、このガイドラインはビタミンKの個別包装製剤が承認されてから適用される予定で、それまでは今まで通り3回でとのことです。これから出産予定のある方は覚えておいてくださいね。*早産児および合併症を持つ正期産児への予防投与は別に定められています。
 ※山口県で昨年10月、助産師にビタミンK2の代わりにホメオパシー療法の特殊な錠剤を投与された乳児がビタミンK欠乏性出血症で死亡するという事件がありました。8月24日、日本学術会議の金沢一郎会長は「ホメオパシーの治療効果は科学的に明確に否定されている」との談話を発表しています。

准看護学校の講義

 8月23日(月)から准看護学校の小児科学の講義が始まりました。1時間半の講義が7単位+テスト1回。今年も卒業したばかりの若者からお子さんのいらっしゃる方まで、21名(うち男性は3人で昨年の1/3、ちょっと寂しい)が准看護師を目指して勉学に励んでいます。午後1時から2時半まで原則毎週火曜日が私の担当です。その関係で、9月一杯火曜日の予防接種が一部制限されご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
 今年の1年生は、エアコンが故障している猛暑のなか、冷房なしで昼から夕方まで講義が続いていました。教える方も教わる方も大変な夏です。でも考えてみると、私が学生の頃は小学校から高校まで冷房はありませんでした。もちろん家にあるのは、扇風機のみ。人間一度快適なものになれると、それがないとかなり大変なように思ってしまう傾向がありますね。
 今日24日は昨日に次いで2回目の講義。どうせエアコンが効いてないなかで講義するのなら行き帰りだけは気持ちのいい風を受けようと自転車をこいでいったら、なんと今日エアコンの修理が終わりましたと。教室に入るとひんやり、講義を終えて出たとたんに暑ーい。病院に帰ってきた時は汗びっしょり。シャワーを浴びての診療再開となりました。

処暑

 まだまだ暑い日が続いていますが、今日は暦上はそろそろ暑さも落ち着いてこようかという処暑。気持ち朝夕の空気が涼しく感じられてきたような。
 9月が近づき、インフルエンザの予防接種に関する問い合わせも増えてきました。
1.今年は、季節性と新型が一緒(A香港型、B型、新型インフルエンザ)になっています。
2.13歳以上は1回の接種でOKです。
3.優先順位等はなく、10月から希望する日に接種できます。
4.実施主体が昨年度は国でしたが、今年は国から市町村(法改正後に)になる予定です。
5.接種対象者は全国民になります。
6.任意接種ではないので、昨年同様接種料金が決められています。
  1回目は、3,600円。2回目は2,550円(1回目と別の病院で接種するときは3,600円)。
7.補助の度合いは、市町村が設定(現時点では児湯5町がいくら補助するかわかりません)。
 詳細がわかったらまたお知らせします。
 当院では、9月15日(水)から予約開始。10月2日(土)から接種開始予定です。

イクメン

 昔イケメン、今イクメン!?当院のスタッフに『イクメン』っていう言葉知ってる?と尋ねたら意外と知りませんでした。先日育児を楽しむ男性(イクメン)が増えてきたという特集記事がありました。私たちから上の世代の多くは、男性は外で仕事、女性は家庭を守るというタイプが多かったようで、田舎ほどその傾向が強かったように思えます。私たちは学生結婚で蓄えが全くなかったので学生時代は二人で家庭教師のアルバイトを土、日も含め、目一杯入れていました。卒業して医師になった後も研修医時代につけで購入した専門書代(古きよき時代?)の返済、学生時代の奨学金の返済となかなか大変で、私が正職員になってからも家内はずっと仕事をしてきています。今子育て真っ最中の方もお互いに働いてらっしゃる方が多いのでは。最近の小児科にはお父さんが子どもを連れてくるケースも多くなり、共に子育てをしているんだなぁとほほえましくありますが、当の私はといえば、仕事中心でイクメンにはほど遠い感じでした。『親孝行、したいときには親はなし』なんて言葉がありますが、『子育て、したいときには子は離れ』。孫が出来て子育てをもう一度してみたいと思いましたが、後の祭り。イクメンがある意味うらやましい。子どもを育てている最中はいろいろあるかとも思いますが、お父さんも子どもとの時間を楽しんでくださいね。その分おかあさんもリフレッシュできて、子どもにもお父さんにもやさしくなれるのでは。

要保護児童対策地域協議会

 18日の午後1時半から予防接種の時間にかけて「高鍋町要保護児童対策地域協議会」が開催され、出席してきました。要保護児童とは虐待等を含め、保護を要する児童のことで、皆さんご存じのように相談件数が全国的に増えてきています。宮崎も例外ではないようです。全国的には身体的虐待が最多で次いでネグレクトという内訳ですが、宮崎では平成16年度をのぞいてここ10年間、ネグレクトが身体的虐待を上回っているのが特徴ということです。病気と一緒で、早期発見が最悪の事態を避けるのには必要です。おかしいなと思えるケースに気づかれたら市町村の方に相談してください。また、県の児童相談所も少ない人員にもかかわらず、朝9時から24時まで年中無休で『こども・ほほえみダイヤル事業』として、児童問題全般について、保護者や児童本人からの電話相談に応じています。電話 0985-28-4152。問題を深刻化しないためには、一人で問題を抱え込まずに、助けを求めることも大切です。こどものすこやかな成長をみんなで見守りたいですね。

つばさよつばさ

 この度は長いこと休診して大変ご迷惑をおかけしました。オーバーホールならぬ、体重オーバー気味になってしまった感のある私ですが、明日18日からは通常通りの診療になります。
 さて、私の妹たちも明日には宮崎を離れますが、お盆に実家に帰られた方も多かったのでしょうね。また、お盆の渋滞をさけて、これから家族で旅行される方もいらっしゃるかな。『つばさよつばさ』はJALの機内誌「SKYWARD」に連載された浅田次郎のエッセイです。読書は時空を越えた旅。涼しいところでじっくり読書というのも、疲れのたまらない知的な旅、私もこの休みの間に「積ん読」だった本をかなり消化できました。

再会

 夏休みは、帰省等で久しぶりの再会を楽しんでいらっしゃる方も多いのでは。当院でも夏休みに帰省してますと久しぶりに顔を見る方も多くなっています。患者さんの方でも、今日は当院で懐かしい顔を見たと思った方もいらっしゃるかもしれませんね。当院で働きながら准看護師の資格を取り、現在大学の看護学部で更なる資格取得に頑張っているSさんが当院を訪ねてきてくれて、夏休みの一日アルバイトをしてくれました。また、昨日は勤務医時代にみていた患者さんから「今年鹿児島の大学に入学して初めての夏休みです」とはがきが届きました。子どもの成長、発達を見るのが楽しいのと一緒で、若い人の夢に向かって成長していく姿を見るのもいいものですね。
 さて、来週から8月17日まで当院は夏休みに入ります。当ブログもしばしお休みをいただきます。オーバーホールを済ませ、新たな気持ちで、18日から再開したいと思っています。宜しくお願いいたします。

聴診器

 子どもたちが手を出したがるものの一つに聴診器があります。どんな音が聞こえるか興味津々なんでしょうね。聴診器もいろいろありますが、私が初めて購入した聴診器はコンピュータの方面で有名なヒューレット・パッカード(HP)社製の聴診器です。研修先の静岡子ども病院の先生の多くがこの聴診器を使っていたのが大きな理由です。ER救命救急室(初期)のDrもこの聴診器を使っていたように覚えています。特徴はなんといってもチェストピース(胸に当てる部分)がかなり重いということと、そこから両側に2本の太めのゴムチューブが伸びていることです。制作した人はよほど自信があったのでしょう。他の聴診器を作っている会社と違って、HPの聴診器はこのタイプのみでした。私もいろんな聴診器を使ってきましたが、HP製は確かに優れた聴診器でした。ただ、残念なことにHPが聴診器を製造しなくなり、一時手に入らなくなったのですが、このたび日本の会社が復刻版を出してくれたので、早速手に入れ今に至っています。さて、聴診器もやはり消耗品で、一番の弱点は耳にかけるところのバネ(耳管バネ)が使っているうちに金属疲労をおこし折れることです。半年から9ヶ月ぐらいが寿命でしょうか。昨日も診療中に折れて慌てました。そして、HP製のもう一つの弱点は、チェストピースが重いため、使っているうちにチューブから外れて落ちてしまうことです。聴診を終わって首にかけたとたんチェストピースがボトリと床に(^_^;)。あわてて針金で補強(そこまでするか!?)。気づかれた人はいらっしゃるかな?「弘法筆を選ばず」「やぶ医者聴診器を選ぶ」今日からチェストピース以外は新しくなった聴診器で診療開始です。

スローライフ

スローフードという言葉を見聞きすることが多くなってきたこの頃、スローライフ、そしてその楽しさを子どもたちにもわかりやすくした本に出会いました。『「ゆっくり」でいいんだよ』 辻 信一 著 ちくまプリマー新書。 本体760円です。茨木のり子さんの詩ではないですが、忙しさと引き換えに大切なものをうしなっているんではと考えさせられます。時間について、ほんとうの豊かさとは何か、大人の方にも読んでほしいと思います。そして、この夏子どもたちと野外で楽しい体験をたくさんしてほしい。大人になるにつれて忘れていたことを思い出し、きっと自分自身のリフレッシュにもなると思いますよ。
☆『わたしのあかちゃん』澤口 たまみ ぶん 津田 真穂 え かがくのとも傑作集 福音館書店 本体 900円
 8月号のすこやか通信に小山Nsが紹介してくれた本です。
 『だいすき。』 作=アンドレ・ダーハン 訳=角田 光代 学研  絵がとてもほのぼのとしていています。だいすきと言葉にはできなくても、この絵本のような思いをしたことがある方は多いのでは。現在進行形の方も結構いるかな?
 『アンパンマンのひみつ』も新たに仲間入りしました。

夏休み

 今日から8月、猛暑日や真夏日と夏真っ盛りですね。夏休みというと吉田拓郎の♪麦わら帽子はもう消えた♪で始まる『夏休み』という歌を思い出します。さて、当院では開院以来8月のお盆は休まず診療してきましたが、今年は都合により、お盆をはさんで長めの夏期休暇を取らせていただくことにしました。大変心苦しく、またご迷惑をおかけしますが宜しくお願いいたします。