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予防接種週間

 3月1日からの1週間は、予防接種週間です。保護者をはじめとした地域住民の予防接種に対する関心を高め,予防接種率の向上を図る目的で設定されました。特に,諸外国から麻しんの輸出国と批判されている現状を強く認識して,接種率を上げることで,麻しん根絶を目指すとなっています。3月はじめを実施時期としたのは、入園,入学前で保護者の予防接種への関心を惹起する時期であり,また,接種漏れを見直すよい時期であるという理由からだそうです。
 さて、県内各市町村のデータが出ました。下記表(児湯5町のMRⅡ、Ⅲ、Ⅳ期の接種率)をみれば、この一月でいかに接種率を上げるかとても大切だということが実感できます。高校3年生相当世代の接種率が意外とよく、当然高い接種率が期待できると思っていた年長さんでのMR接種率が低いことに驚かされます。特に新富町は、3割台です。Ⅱ期の全国平均が67.3%ですので、いかに児湯5町の接種率が低いかわかります。まわりの園のお友達に是非声掛けしてくださいm(_ _)m。
MR児湯(2009)縮
 *赤文字は5町比較で最低を示しています。

からだの一日

 今日から、当院では肺炎球菌ワクチン(プレベナー)の接種が始まりました。今日だけで5人の方が接種されました。三種混合と同時接種された方も2名。重篤な感染症にかかるリスクを減らすため、Hib同様、普及することを期待したいと思います。また、公費負担を是非実現してほしいものです(子ども手当の一部でも予防接種体制の充実にあててもらえると有意義なのにと思います)。
 さて、今日紹介する本は『からだの一日(あなたの24時間を医学・科学で輪切りにする)』 ジェニファー・アッカーマン著 鍛原多恵子 訳 早川書房 本体 2,200円 です。人体に対する新しい治験を織り込みながら、朝起きてから眠るまでの身体の働きを物語風に紹介してくれます。朝型、夜型、五感について、食欲について(太る人、そうでない人の違い)、歩行を含め、運動することの大切さ、昼寝の効用、腸内の第二の脳、消化吸収の妙、腸内細菌の話等、人体はまさに小宇宙。探検のしがいがありますよ。
 下記の本が待合の本棚に仲間入りしました。楽しんでください。
 『おっぱい おっぱい』 わかやま けん 作 童心社
 『いただきます あそび』 きむら ゆういち 作 偕成社
 『アンパンマンとかぜこんこん』 やなせ たかし 原作 フレーベル館
 『ぴょこたんのまちがいえさがし 一ねんせい』 このみ ひかる 作・絵 あかね書房

宮崎のMR(麻しん・風しん)接種率

ほんとう2月は逃げるように過ぎていくようで、もうすぐ3月ですね。この時期になると厚生労働省からはしかの接種率の中間報告が発表されます。さて、宮崎はどうかとみてみると、宮崎のⅡ期はなんと全国で44位 (58.6%)、最後から4番目というなんとも情けない結果でした。13歳が対象のⅢ期は、24位(68.2%)、18歳対象のⅣ期が20位(64.2%)とⅢ、Ⅳ期はⅡ期よりはいいのですが、流行防止のために必要な95%以上の接種率には遠く及ばない状況です。2008年度の最終的な接種率は、全国平均で13歳が85.1%、18歳が77.3%。95%を達成したのは13歳でわずか3県だけで、18歳ではゼロという惨憺たるものでした。麻しん輸出国という不名誉な呼称返上には、かなりの対策が必要なように思えます。Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ期ともあと一月が公費負担でできる最後の期間となります。新型インフルエンザも落ち着き、季節性インフルエンザも流行していない今、予防接種にはとてもいい時期だと思います。まだ接種されていない人は、是非忘れないよう早めに接種してください。ちなみに、3月1日~1週間は子ども予防接種週間です。MR以外にも、まだやっていない予防接種がないかどうか確認してくださいね。

今日は何の日?

平成22年2月22日。見事なまでに2が続く今日は何の日でしょう?22をふーふと読ませて夫婦の日、22日は毎月夫婦の日だそうです。語呂合わせはよくありますが、22をよーく見てください。何かに見えませんか?見えてきた人はすごい。ヒント、2の下の直線を曲線にして、想像をふくらませてください。そう、白鳥に見えてきませんか。白鳥を英語でスワン。22でスワンスワン吸わん、吸わん。そう、今日は禁煙の日のスタート日です。今日から毎月22日を禁煙の日にしようと、12の医科・歯科学会でつくる禁煙推進学術ネットワークが、ロゴも作りました。
kinennohi_banner.jpg


 2羽の白鳥は、喫煙者と家族、同僚、医者などの協力者が、ともに禁煙に取り組む姿をイメージしたそうです。喫煙者が減って、喫煙する人はもちろん、副煙流での健康被害が減るといいですね。

編集長退任

 先日、4年間勤めた宮崎県小児科医会医会誌編集長としての最後の仕事をなんとか終え、昨日無事に次期編集長への引き継ぎが終わりました。ホッとしています。編集長というとどんなことを想像されますか?編集長というと格好いいのですが、編集長といっても編集部員がいるわけではありません。出版関係者が、原稿をもらうまで先生のそばを動かないなんて話がありますが、一番の苦労はやはり締め切りまでに原稿がもらえるかどうかでした。また、大変だったのは『テープ起こし』でした。『テープ起こし』とは講演会や会議、インタビュー等、テープやボイスレコーダーなどに録音された音声を文書化することです これもこの任に着いてから初めて経験しました。小児科医会では、年1回総会があり、そこで1年のまとめと来期の活動方針等を決め、研修の一環として全国から講師の先生を招いて特別講演を行います。その総会の様子(約30~60分)と、特別講演(一人約1時間で二人分)をボイスレコーダーに録音して、後日それを聴きながら活字に変換していくのです。録音時間は3時間ちょっとなのですが、これを聞きながらワープロソフトで文章化していく作業は結構時間がかかります。聴いたときはそれなりに理解していたと思い込んでいるのですが、話し言葉を文章化するとき、なんとおっしゃっているのかわからない言葉が多いことに驚かされます。結構わかったつもりになって聞き流していることが多いのですね。また、話すときはできるだけ聞き取りやすい言葉を選択する大切さにも気づかされました。できあがった原稿を出版社の方に渡して、最後の段階が校正です。本の体裁をなしてきた原稿に、誤字、脱字等がないかをみるのです。これが結構あるんですね。もうないだろうと思って出した原稿が、第2稿として戻ってくるのですが、ここで最初の訂正がなされているかみて、それと同時に見逃しているところがないかみてみると、またまた変更箇所がみつかったりして。子ども達の大好きな“間違い探し”のようなものですが、第3稿目でまだ見つかることがあります。いかに、思い込みで読んでいるか痛感させられます。当院でもいろんな場面で、ダブル、トリプルチェックを取り入れていますが、その大切さがよくわかります。

肺炎球菌ワクチン(プレベナー)接種開始日

 プレベナーの接種を2月26日(金)から開始したいと思います。
前回(2月5日)も記しましたが、接種スケジュールは以下の4パターン(今回は図式化してみました)です。
対象年齢:生後2カ月以上9歳以下。
    1回目の接種開始年齢
          ↓

  img021.jpg
  接種料金 9,500円/回
 * プレベナーは、通常のワクチンと同様皮下注射で、
保存剤のチメロサール(水銀化合物)は含まれていません。
 ※ 65歳以上に接種が勧められている肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)とは、異なります。
☆携帯からでは図が見づらいようです。接種スケジュールに関しては2月5日のブログを参照してください。
  また、院内にパンフレットを用意しています。

バレンタインデー

 昨日から冬期オリンピックが始まり、今日はバレンタインデー。早くも昨日チョコをもらった男の子もいたかな?男の子にとっても女の子にとってもドキドキのバレンタインデーだと思いますが、バレンタインデーの前後は、アトピー性皮膚炎などアレルギー症状のある子どもは要注意です。甘いものを食べないお父さんがもらったチョコが子どもに渡り、半端ではない量のチョコレートを食べて症状を悪化させることがあります。チョコレートに含まれる物質(レクチン、エンドキシン等)が、ヒスタミンの遊離を促進させる作用があるからといわれています。ヒスタミンは、血管を拡張させ、むくみ、じんましん、発赤、気管支収縮などのアレルギー反応を引き起こすことがあります。鮮度の悪いサバなどにも多く含まれ悪さをするのはご存じの方も多いのでは・・・なんて野暮なことをいっているのは、もらえない男のひがみ(^_^;)。
 今日は曇ってあいにくの天気ですが、延岡では西日本マラソン、その他の地域でも春季キャンプ、梅祭りとイベントが目白押しのようです。いつもの日曜に比して車が多いかもしれません。お出かけの際は気をつけて。

国民読書年

 春一番が吹いた11日は、建国記念日でしたが、今年が国民読書年ということをご存じでしたか?「国民読書年に関する決議」が、平成20年(2008年)6月6日に衆参両院全会一致で採択されたとのこと。この国会決議では「文字・活字文化振興法」の制定・施行5周年にあたる2010年を「国民読書年」に制定し、政官民協力のもとで国を挙げてあらゆる努力を重ねることとなってるそうです。たいそうな決議ですね。読んでおもしろい、時間を忘れるくらい夢中になれる、知的興味がくすぐられるなどが実感できると、自然に本に手が伸びると思うのですが・・・。そういう決議をしないといけないほど、活字離れがすすんでいるという裏返しかな。
 今回紹介する本は『46年目の光(視力を取り戻した男の奇跡の人生)』 ロバート・カーソン著 池村 千秋 訳 NTT出版 本体1,900円。 3歳で、事故のために失明し、46歳で幹細胞移植という治療を受けることを決断し、視力を取り戻した男性、マイク・メイの実話に基づいた物語。見るということはどういうことか、網膜に投影される2次元画像を3次元の空間世界に翻訳する過程はどうなっているのかを知る科学読み物としてもとてもおもしろい本です。小さい頃の経験がいかに大切かも教えてくれます。 もう一つ、この本の醍醐味とも言えるのは、失明後、著者がどのような生き方を選択して今の彼があるのか、まさにチャレンジド“困難を乗り越える、挑戦という使命や課題、チャンスを与えられた人たち”としての彼の生き様です。分厚い本でしたが、夢中になって読みました。最後に彼の4箇条を紹介します。1.冒険する。2.好奇心を大切にする。3.転んだり、道に迷ったりすることを恐れない。4.道はかならず開ける。
 天気の悪かった昨日、誰もいない近くの公園でちょっと晴れ間がのぞいたときに撮影した梅の花です。
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☆2月14日(日)は、午前8時30分から10時まで臨時診療いたします。お困りの方は23-4423に電話のうえ、ご来院ください。

ギャンブル依存症

 宮崎県でも横領事件の報道が先日ありましたが、そのとき私が思い出したのは、私の好きな作家の一人である帚木蓬生氏のインタビュー記事でした。帚木氏は、現在福岡で精神科を開業されていますが、現在もっとも力を入れているのがギャンブル依存症だそうです。全世界のギャンブルのマシン数が250万台。さて、日本ではパチンコとスロットが何台あると思いますか?なんと、全世界のギャンブルマシン台数の2倍の500万台あるそうです。これをギャンブルではなく、遊技と見なしているのが日本の大問題だと氏は訴えます。人口あたりでパチンコ台数が全国1は鹿児島県。2位はここ宮崎だそうです。また、パチンコ産業と国民医療費が約30兆円で同規模!というのも初めて知りました。病的ギャンブリングの2大特徴は、借金を重ねることと嘘つきになることだそうで、こんな方が周りにいたら、その人は病気です。その人の意志の問題で済ませられるレベルではないということです。理解のある精神科医の診察を受けるようアドバイスしてくださいね。
 ☆2月11日(木)は、午前8時30分から10時まで臨時診療いたします。お困りの方は23-4423に電話のうえ、ご来院ください。

やせられない

 先々週の土曜日朝、突然歯がボロボロに。最初は、ご飯に砂でも混じっていたかなと思っていたのですが、歯磨きの際の出血でちょっと変だな?その日の昼食でもご飯を噛んだときにジャリッ。これは何か変と思って鏡を見たら、学生時代に居眠り運転の車に衝突され、ハンドルで顔を打った際に歯が歯肉にくい込んだままになっていたのですが、その歯が土手が崩れるようにボロッ、ボロッと欠けていっていたのです。それで、先週近くの歯医者さんに(先週、私の不在の時間がありご迷惑をおかけしました)。医者のくせに歯医者さんは、大の苦手。口の中に何か入れられるだけでも身体に力が入り、カチンコチンに。それが、もう抜かないとだめといわれ、その場で抜歯しますと。今日は治療方針の説明ぐらいで、次からが本格的な治療かなと思っていたので内心ビクビク。抜こうとするとボロボロになり、しっかり抜歯するのが大変だったようで、抜歯できて縫合が終わったのが、帰院予定時間ギリギリ。止血のガーゼを噛みながら帰院。まだ口周囲には麻酔がかかっていてうまくしゃべれるかなと思いましたが、何とか外来を終えることができました。解熱鎮痛剤にアレルギーがあって、痛み止めが使えません。どうなることかと心配しましたが、なんとか乗り切ることができました。今週は、抜糸ですが、昼休み時間で終わりそうなのでホッとしています。悪くなって初めて、ありがたみがわかりますね。たった1本歯がなくなっただけで、勝手の悪いこと。少し食欲が落ちてやせるかなと期待しましたが、片方の歯を使ってしっかり食べている自分に我ながらあきれています。当面やせられそうにありません。

肺炎球菌ワクチン(プレベナー) 

 小児科医がHibワクチンとともに待ちに待った肺炎球菌ワクチン(プレベナー)が、いよいよ2月24日に発売となりました。肺炎球菌は小児の細菌感染症の原因として最も多いといわれています。ヒブ(インフルエンザ菌b型)ワクチンと両方接種することで、急性中耳炎のほか、副鼻腔炎、肺炎、髄膜炎、菌血症など重症の細菌感染症を予防できると期待されます。プレベナーは世界100カ国近くで発売されており、北米や欧州諸国を含む世界40数ヵ国では定期接種が行われているとのこと。台湾や韓国ではプレベナーは1回1万円だそうですが、40~60%と高い接種率だということです(日本外来小児科学会イブニングシンポジウム)。日本外来小児科学会は、だれもが無料で受けられる定期接種に肺炎球菌ワクチンを加えるよう国に要望していますが、実現するかどうかはっきりしない状況では、自己防衛とし集団生活が始まる前に受けておいた方がよいように思えます。というのも、日本小児感染症学会の武内一医師らの「集団生活を始めた乳幼児の半数が4月の入園時点でいずれの菌も保有していなかったのに、わずか1~2カ月後にほぼすべての園児がインフルエンザ菌や肺炎球菌を保菌していた。」という研究があるからです。保育園に通い始めた頃、子どもがよく病気がちになるという経験をされた保護者の方は多いのでは。
 昨年の日本外来小児科学会イブニングシンポジウムの表題はおもしろいものでした。それは、『ヒブワクチンは桃太郎、肺炎球菌ワクチンは金太郎、二人そろって24時間・年中無休であなたの子どもを守ります』というものでした。また、感染症を予防することで、子どもを病院に連れて行く親の負担も、親が仕事を休む社会的損失も少なくなる効果もあります。
 今回実用化されたプレベナーは生後2カ月以上9歳以下が対象で、接種スケジュールは、
 標準として、
 1) 初回免疫を2カ月齢以上7カ月齢未満で開始し、27日間以上の間隔で3回接種。
   追加免疫は通常、12~15カ月齢の間に1回接種で、合計4回。三種混合と似ており、同時接種が可能です。
 この時期に接種を開始できなかった場合、
 2) 7ヵ月齢以上12ヵ月齢未満の場合:初回免疫を2回、27日以上の間隔で接種した後、
   60日間以上あけて追加接種を12ヵ月齢後に1回接種(計3回)。
 3) 12ヵ月齢以上24ヶ月齢未満:60日間以上の間隔で2回接種
 4) 24ヶ月齢以上9歳以下:1回接種 の4パターンになります。
 ちなみに、アメリカでの標準的な接種スケジュールは、生後2ヶ月(1回目)、4ヶ月(2回目)、6ヶ月(3回目)、12ヶ月~15ヶ月(4回目)というものだそうです。
 納入時期等詳細がはっきりしたら、このブログでご連絡します。それから予約を受け付けたいと思います。もう少しお待ちください。
*2月7日(日)は、休日在宅医です。午前9時~12時、午後2時~5時までです。在宅医の際は予約はできません。ご了承ください。

子育て支援対策委員会

 昨日はは節分。豆まきをした家庭は、多かったのかな?我が家も子ども達が小さい頃は、必ずしていたものです。そして、鬼の面をかぶって逃げる役はいつも私。子ども達が大きくなると、日頃のうっぷんを晴らしているのか、こころなしか思い切り豆を投げてたような。子ども達が巣立った今となっては、いい思い出です。年の数ほど豆を食べるのもきついのでちょうどいいのかな!?ただ、小児科のさがとして、豆の誤嚥には気をつけてほしいとこの時期になると思います。というのも、実際、節分の翌日、豆を気管支に詰めてしまった子どもを診たことがありますので。
さて、昨夜木城町福祉保健センターで児湯5町の子育て支援対策委員会が開催されました。メンバーは、各町の行政担当と保健師、栄養士、保健所担当者、医師会代表、歯科医師会代表等から構成されます。各町が取り組もうということに、病児、病後児保育(こちらの方が早くに実現しそうな印象)、延長保育、放課後児童クラブの充実等があるとの報告がありました。また、高鍋からは、NPO法人による子育て支援ルーム『きらきら』の開設が報告されました。0歳児から未就学児までを500円/時間で一時預かりするとのこと(本日付宮日新聞にも記事が掲載されています)。子育て中の母親同士の交流にも一役買いそうですね。私もHibワクチンや、肺炎球菌ワクチン、子宮頚癌予防ワクチンの助成をお願いしてきました。子どもを取り巻く環境が少しでもよりよい方向に動くといいですね。

誤飲事故

 早いものでもう2月ですね。さて、子どもの誤飲の33%はタバコで30年連続最多!であることが、厚労省の調査でわかりました。タバコに次いで多かったのは、「医薬品・医薬部外品」で18%、「玩具」7.8%、「プラスチック製品」5.2%となっています。何でも口に入れる子どもの習性を理解し、くれぐれも注意してくださいね。また、同日のニュースで、厚生労働省は、喫煙のルールについて今年度中に都道府県に通知することを検討しているとの報道が。というのも公共の施設では喫煙コーナーの設置などに取り組むよう求めていますが、喫煙コーナーの煙が禁煙の場所に流れ出すなど、受動喫煙を防ぐ対策が不十分だとして、官公庁やデパートそれに学校など不特定多数の人が利用する屋内の公共施設は、原則としてすべて禁煙にするよう都道府県に求めることにしたようです。さらに、屋外であっても子どもの利用が想定される公園や通学路などでは、受動喫煙を防ぐための配慮を呼びかけるということです。タバコの害を啓蒙している小児科医としては、当然のことで、あまりにも対応が遅いとの感がぬぐえません。それでも何もしないよりはまだましかな。この10年間で男性の喫煙率は約50%から36.8%まで下がったようですが、一方、女性の喫煙率は9.1%で、20歳代が14.3%、30歳代が18.0%と若年層で高い値を示しています。男性に比べ、平成元年より9~12%の間を上下しながら漸増しているとのこと(厚生労働省国民健康栄養調査)。次の世代を担う子どもを宿す女性。なんといっても、細胞のエネルギー生産所であるミトコンドリアは女性由来。人類すべて母親のミトコンドリアを受け継ぎます。身体をいたわってほしいものです。
*「生まれたときから、男性は女性に頭が上がらない!?」・・・独り言です。