FC2ブログ

良いお年をお迎えください。

 今年最後の診療(休日在宅医)を無事終えることができました。午前中はかなり混雑しましたが、午後は比較的落ち着いた外来で計155名の方が来院されました。嘔吐、下痢が少し増えつつあるかなという感じで、インフルエンザは思ったよりも多くなく峠を越しつつあるかもしれません。今年を振り返ると、新型インフルエンザの発生や、世界同時不況の様相を呈したりと、明るい話題の少ない年だったように思えます。当院に関しては、8月から、携帯やパソコンからの24時間予約システム導入を行いましたが、大きな混乱もなく、支えていただいた皆様に、心から感謝致します。 
 また、この1年、私のブログに付き合っていただき、ありがとうございました。さらに、多くの「拍手」と貴重で心温まる「コメント」もいただき、大変うれしく、また励みにもなりました。重ねてお礼申し上げます。
 来年もいろんな情報を発信していきたいと思っております。宜しくお願い致します。良いお年をお迎え下さい。
※ 新年は1月4日(月曜)からの診療になります。

今年最後の予防接種

 今日、今年最後の新型インフルエンザの予防接種を行いました。流行している現状からキャンセルも多いのではと予想していたのですが、キャンセルは非常に少なく、待合室が混雑して来院された方には大変ご迷惑をおかけしました。新型インフルエンザの予防接種は、これで延べ930名あまりに接種したことになります。あとは、希望される方ができるだけ接種できるようにと、夜間や日曜等スタッフ一同頑張った甲斐があることを祈るのみです。
 今年は、季節性インフルエンザワクチンは不足するは、新型インフルエンザワクチンは優先順位等あって思うように打てず、流行が始まってからの接種となってしまいとてもストレスのたまる冬でした。あれほど騒いだ割には、結局ワクチンは1億5千万人分あることに。輸入ワクチンの活躍する場はあるのかな?。子ども達には国産ワクチンで対応できて一安心です。しかし、ワクチンの輸入に使われた税金は1126億円。これだけあったらどんなことができただろうと考えると・・・。来年度は季節性インフルエンザワクチンのように、10月から自由に打てるようになることを切に願うとともに、足りないなんてことがおこりませんように!
 来年1月も、新型インフルエンザの2回目の予約等でかなり予約が埋まってきている状況です。来年から始まる一般成人の方は、内科での接種をお願いいたします。

定点医療機関

 今日は、今年最後の土曜日診療。児湯地域では、まだまだインフルエンザが衰えていないような印象です。当院は、高鍋保健所管内の定点医療機関の一つです。定点医療機関は、インフルエンザをはじめ、主な病気の人が何人いたか、年齢、男女別に毎日記録して1週間分をまとめて保健所に報告しなければなりません。この報告で、県内のどこでどのような病気が流行しているか、おおまかな傾向がわかる仕組みになっています。インフルエンザに関していえば、先週(12月14日~20日)ぐらいがピークかなと思っていたのですが、今週が12月では最多になりました。この冬休みで減少に向かってくれるといいのですが。また、午後7時から11時まで今年最後の救急電話当番でしたが、無事勤めを終えました。
 今後の予定です。
 12月28日(月)は、予防接種の時間も診療にあてます。午前8時半~12時半、午後2時~6時まで通常診療です。
 12月29日午前中は、新型インフルエンザワクチンの予防接種になります。午後は、病院の大掃除で診療できません。
 12月31日(木)大晦日は、休日在宅医です。診療時間は午前9時~12時。午後2時~5時までになっています。
 また、在宅医の日はその性格上、予約はできません。ご了承ください。

福祉の差

 今日は、クリスマスイブ。多くの子ども達がプレゼントを楽しみに床につくのかな。小さい頃、サンタを見たさにがまんにがまんして寝たふりをして、両親がプレゼントを枕元に置くのを確かめたことがあったなぁなんて思い出します。
 さて、みやざき中央新聞(おすすめの新聞です)の記事で知ったのですが、イギリスではディスクレシア(失読症、難読症、識字障害、読字障害等学習障害の一種)かどうかわかると、その子どもにあった教育をするシステムがあるとのこと。新聞記事の藤堂栄子さんは、ヒロ日記というブログを立ち上げています。そこに、『息子がイギリスで初めてディスレクシアですと言われたときに、日本でいろいろ調べたりすると非常に落ち込むのですが、イギリスですと‘How interesting!良かったね!道理でブライトだと思ったわ’といわれるのです。外国人だからといって大学に入る時に、配慮されることはないけれど、ディスレクシアであることが判れば、時間の配分は長くなるし、スペルミスは考慮されるし、言葉で表現できなければ、絵や言葉以外の方法で表現することが許されているなどとということから、とても明るい未来が広がる言葉だったのです。』と書いておられます。ネットで調べてみてもイギリスには一つの学校に最低一人はディスレクシアのサポートをできる教員がいるとのこと。こんな事実を知ると、子ども手当がどうだこうだという議論は、以前の定額給付金と同じで根本的な解決と言うより目先の人気取り。お金をばらまいて、どこかで増税してつじつまを合わせるようなことをしても何もよくならない。子どもたちがその持っている能力を遺憾なく発揮できるように教育、福祉を充実させることに貴重な税金を使うことを考えることが、政治家の仕事ではないかと思うこの頃です。

体力検査

今日は冬至。ゆず湯に入ると風邪を引かないといわれているようですが、今日はゆずの需要が増えるかな?さて、一年でもっとも昼が短い日。ということは当然、明日からは昼が少しずつ長くなってきます。子ども達にとっては外で遊べる時間が増えます。昨日の新聞にも、子どもには外遊びえをと保護者が自主的に活動しているという記事が載っていましたね。宮崎の子ども達は、都会に比べると外遊びしている子どもが多いのかな。先日、文科省が行った全国体力テストで、本県の子ども達は小5男子が九州で1位、全国でも6位、女子は九州2位、中学男女はともに九州トップで、スポーツ好きな子どもも多いとのこと。なんといっても身体が資本です。子どものうちに大いに鍛えておいてほしいものです。ただ、視力の全国調査では、視力が0・3に満たない小学生の割合が、2008年度より0・2ポイント増えて7・3%に上り、過去最多となったそうです。背景には、幼児期からのテレビゲーム、パソコンの影響があるとみられています。そういう意味でも外で遊ぶ子供が増えてほしいものですが、子どもがのびのび遊べる場所の提供も大人が考えていかないといけないようです。自分たちが小学生の頃は、朝の授業が始まる前にみんなで集まって校庭で遊び、チャイムが鳴って慌てて教室に入っていたことを思い出します。放課後は、放課後で遊んでいましたが、最近校庭で遊ぶ子どもを見る機会はめっきり減ったような。塾やクラブで忙しいのかなぁ。

高鍋大師

 今日は、朝まだ手がかじかむような気温の中、お色直しをした高鍋大師を見に持田古墳群のある高台を目指しました。朝早く誰一人いない高台から太陽を反射して輝く日向灘と小丸川、そして我が家の方を望みすがすがしい気持ちになりました
 小学校の遠足以来久々に訪れた高鍋大師は、35年ぶりにお色直しをして表情豊かに変わらぬまま立っていました。高鍋大師入り口近くの古墳のそばにたたずむ石像とサザンカのスナップを一枚。
 DSC01253_convert_20091220165328.jpg
 この他にも観音像やスサノオノミコト、水戸黄門などユニークな石像が700体あまり。岩岡保吉氏が80歳を越えての作品もあり、びっくりします。
 そのあと、第3日曜は家庭の日というわけでもないのですが、父母を連れて墓参り。父母にとっては、墓参りをしないと年を越せないようで、お花を取り替えて気持ちがすっきりしたようです。今年も残すところ10日あまり、皆様もまさに師走の忙しさでしょうか?

1回に

 暖冬から急に真冬の寒さ、結構こたえますね。全国的には、減ってきている新型インフルエンザですが、高鍋保健所管内ではまだ増えている印象があります。人混みを避け、快食、快眠、快便の3Kで乗り切ってください。
 さて、ご存じの方も多いと思いますが、新型インフルエンザの予防接種も、季節性インフルエンザと同様、接種時に13歳に達している場合は1回接種となりました。これで、子どもは国産のワクチンで接種できる見通しが立ったようです。一安心。
 また、昨日、今年度に限り、インフルエンザによって 下記 宮崎県立 1)五ヶ瀬中等教育学校(前期課程)、2)宮崎西高等学校附属中学校、 3)都城泉ヶ丘高等学校付属中学校の入学試験(1月16日実施予定)を受けることができなかった場合、医療機関の診断書があれば、追試験を実施することになったという連絡がありました。受験生にとっては有り難いことだと思いますが、なぜ今年の新型インフルエンザだけに?と何となくすっきりしない気持ちも。なにはともあれ、受験まであと一月を切っています。体調を整えてベストの態勢で臨んでほしいものです。
 ※厚生労働省と日本小児科学会は16日、新型インフルエンザで自宅療養の際に注意すべき症状10項目を公表しました。
 1)手足を突っ張る、がくがくする、目が上を向くなどけいれんの症状がある。
 2)ぼんやりしていて視線が合わない、呼びかけに答えない、眠ってばかりいるなど、意識障害の症状がある。
 3)意味不明なことを言う、走り回るなど、いつもと違う異常な言動がある。
 4)顔色が悪い(土気色、青白い)。唇が紫色をしている(チアノーゼ)。
 5)呼吸が速く(1分間に60回以上)、息苦しそうにしている。
 6)ゼーゼーする、肩で呼吸する、全身を使って呼吸をするという症状がある。
 7)「呼吸が苦しい」、「胸が痛い」と訴える。
 8)水分が取れず、半日以上おしっこが出ていない。
 9)嘔吐や下痢が頻回にみられる。
10)元気がなく、ぐったりしている。の10項目ですが、インフルエンザでよく言われているのは3)ですが、この10項目はインフルエンザに限らず注意すべき症状ですね。

インフルエンザ雑感

 昨日診療終了間際に、インフルエンザでけいれん、昏睡状態との連絡で救急車が来ました。。夕方のちょうど混雑している時間帯で、待ち時間が長くなりご迷惑をおかけしました。新型インフルエンザでけいれん、昏睡状態なんて言われると親御さんもかなり心配されることと思います。受け入れる方も、脳症でないことを願いながらの診察です。
 さて、いつもインフルエンザの季節になると思うのですが、医師も親も、園や学校の先生もインフルエンザの検査に振り回されているように感じます。子どもは『鼻ホジホジはいやだ』と叫び、鼻を手で覆ったり、中には私の前に座るなり、鼻の穴に2本自分の指を突っ込んで綿棒を入れられるのを拒んだ子どもも(笑)。『おかあさん、これはインフルエンザに間違いないと思うよ。検査しなくてもいいのでは』とお母さん方に話すも、『園の先生(あるいは学校の先生)に検査結果を伝えないといけないから』と答えられる方のなんと多いことでしょう。診断結果ではなく、検査結果というところが悲しい(T_T)。補助のはずの検査が、いつの間にか主役。葵の御紋(古すぎる?)よろしく、この検査が目に入らぬかーなんて、検査なしではインフルエンザの診療ができない!?迅速検査でAとかBとかわかるけど、それで治療が変わるわけでもなし。タミフル、リレンザと治療の選択肢は増えるも、インフルエンザに関しては迅速検査のなかった昔(そう遠くない昔ですが)も悪くはなかったななんて思うことも。
 昨日は、今月2度目の急病センター当直でした。診察室に入るとカルテボックスはいっぱい。多くはインフルエンザを心配というか検査を希望されての来院。幸い、重篤な子どもがいなくてよかった。当直の翌日は、体温調節がうまくいかなくなり、今日の午前中は珍しく長袖で診察。また、当直翌日は風邪でもないのに少し鼻声気味になる傾向が。当直アレルギー性鼻炎?かな。明日は、再び急病センター待機。明後日は、19時半から宮崎市で勉強会。今週を乗り切れば、対外的には少し楽になるかなぁ。

ちいさなあなたへ

 『ちいさなあなたへ』 アリスン・マギー ぶん ビーター・レイノルズ え なかがわちひろ やく (主婦の友社 本体1,000円) 学生結婚をした私は、自分の子どもが生まれたときは医学生でした。子どもをおんぶして公園を歩きながら、試験勉強をしたことを思い出します。長男が幼稚園の頃は、静岡のこども病院で研修医生活。その頃次男も誕生。その頃は、自分の子どもと接するよりも病院にいる時間が長かったように思います。父親失格のような生活でしたが、そんな長男にも子どもが誕生。今1歳半で歩けるようになり、その様子が、インターネット経由で送ってきます。じじばかですが、画面の中の孫の様子に思わず笑みがこぼれます。我が子が小さい時は私自身が医師として早く一人前になろうとしている時期で、自分の子どもをかわいがる余裕がなかったように思います。しかし、子どもが育つのは早いもので(自分が年を取るのも早いということですが)、三人の子どもが家を離れてしまった今、ぽかっと心に穴があいたような寂しさを感じる時があります。少し心にも余裕ができ子どもの育ちも理解できた今、やり直せるものなら子育てをやり直したいと思うこともあります。外来でも孫をかわいがるおじいちゃん、おばあちゃんをよくみかけますが、その気持ちが最近よくわかります。この絵本は、この世に生を受けた者への愛しさ、子どもを思う親の気持ち、親から子ども、孫への命のリレーのような何世代も営まれている生への畏敬のようなものを感じさせてくれます。ピーター・レイノルズの絵のタッチもいいですね。クリスマスプレゼントにいいかもしれません。

前倒し

 県は、新型インフルエンザワクチンの接種について1歳未満児などの保護者と小学校4~6年生、中学生と高校3年生も受験に配慮して前倒しして28日から始めると発表しました。ほとんどの医療機関にとって今年最後の診療日、通常の診療で混み合う日によりによって開始宣言。いつもの如く、新聞で内容を知ってびっくり。それから慌てて対策を講じなければなりません。どうにかならないものかとつくづく思います。
 当院では、通常診療で混雑が予想される12月28日と1月4日は、診療に専念すると先月のうちに決めていました。やむを得ず、12月29日午前中を上記対象者の予防接種にあてたいと思います。希望される方は、早めにご予約ください。※この日はできるだけ多くの人の接種を行いたいのと薬の棚卸しのため、薬の処方はできませんのでご了承ください。
 尚、今年当院は31日が休日在宅医になっております。
 ☆高校1,2年生は1月8日からとなっています。当院では1月8日夜6時半から臨時の予防接種をすることで対応したいと思います。その予約も受け付け開始しました。問い合わせが多いのですが、使用ワクチンは国産のものです。それにしても、いつまでこの混乱は続くのかなぁ。まだ、季節性インフルエンザが流行していないのがせめてもの救いです。
☆12月13日(日)の午前9時から10時30分まで、臨時診療致します。23-4423にお電話の上ご来院下さい。

半ドン

 昨日の午後は、新富町の1歳半健診にでかけました。受付のすぐ近くが診察室になっているのですが、以前はその前でボランティアの女性の方々が、診察の終わった子どもたちに素朴な手作りおやつをレシピとともに渡されていました。時々私もそのおこぼれをいただいていたのですが、最近見かけなくなりました。よい活動だなと感心していたので、ちょっぴり残念。
 夜は、川南で行われた『第1回宮崎障害児(者)医療療育研究会』に顔を出してきました。国立病院機構宮崎病院が主体となって行われた会ですが、医療関係者ばかりでなく、保育士の方など、子どもに関わる多くの職種の方が参加されて空いている席がないくらいに盛況でした。遠くは日向から来られた方もありました。宮崎病院の取り組みや、川南町の発達支援の話を聞いて、いよいよ特別講演というところで、残念ながら児湯医師会の理事会に出席せねばならず、その場を後にしました。雨の降る寒い夜にこれだけ多くの人がこの研究会に参加されたことを心強く感じ、この研究会のさらなる発展を願いながら理事会へ。
 今月の理事会では、准看護学校入学試験の報告がありました。ここ数年の不況もあってか、例年になく志願者が増えているようです。議題の一つには、新型インフルエンザの件がありました。ワクチンがどれだけ入ってくるか直前までわからない現状で、希望者の申し込みは受けないといけない現場での困惑ぶりは、どこの医療機関も同じようで電話対応だけでもかなり業務に支障を来しているようでした。多くの子どもに早く接種でき、かつ小児科医の負担を減らすべく、宮崎市が実施することにした集団接種に関して、児湯地域でもできないか話し合われたのですが、今からいろんなことを詰めていくには、遅きに失した感があります。もともとワクチンの配布方法とその時期自体が、一番の元凶かな。

インフル特措法が成立

新型インフルエンザの予防接種をされる人が増えるにつれ、副作用の問い合わせが増えてきています。厚生労働省が12月4日に副作用報告を公表していますが、その要旨は、1)接種開始からの推定接種者は最大602万人で、現時点までの報告に基づく副反応報告頻度は、推定接種者数の0.02%、うち重篤症例は0.003%と計算され、報告の内容は概ね前回(11月26日発表)と同様であったということです。2)11月13日より基礎疾患をもつ高齢者での死亡が報告されており、これまでに53例(報告頻度は0.0009%)となっているということです。
 また、30日に新型インフルエンザワクチンの副作用被害が生じた場合の補償に関する特別措置法が成立しました。特措法は、『ワクチン接種によって副作用など健康被害が生じた場合に、医療費や障害年金、遺族一時金を給付することを規定。金額は、予防接種法の2類疾病(高齢者等の季節性インフルエンザ)の定期接種に準じる。また、輸入ワクチンによる副作用被害が出た場合、海外メーカー側の訴訟費用や損害賠償金を政府が肩代わりする。健康被害の救済措置は法施行前の予防接種についてもさかのぼって適用する』というものです。個人的には、巨額の経費を計上してワクチンを輸入して、それが活躍する場があるのかな?という疑問と、行き当たりばったりで血税を使うのではなく、しっかりとした予防接種行政を切に望みます。今後、子宮頚癌ワクチン、子どもの肺炎球菌ワクチン(大人用の肺炎球菌ワクチンはすでに導入されており、補助を出している自治体もあります)が市販されます。Hibワクチンも含め、これらの定期接種化を国は主導すべきではと考えています。
*12/9のコメントに関してですが、新型インフルエンザの予防接種の副反応で、熱がでる子が特別多いという印象はありません。今までの感触ですと、季節性インフルエンザワクチンとそんなに変わらないと思います。接種することで、もしインフルエンザにかかったとしても軽い症状ですむのでしょうか?という質問ですが、重症化を防ぐといううたい文句で接種が開始されたいきさつがあるので、それを期待しての接種だと思います。ただ、始まったばかりなのでこれからの検証を待たないと結論は出ないでしょう。接種して免疫ができるまでの日数は、約2週間くらいだと思います。

13年目

 今日で、開院して13年目に突入。新型インフルエンザの流行や、新型インフルエンザの予防接種の開始に伴う混乱の中、すっかり忘れていましたが、昨日、初代看護婦長が、かわいいケーキを持って
2009_1206_121437-CIMG0011_convert_20091206124514.jpg

お祝いに訪ねてきてくれ思い出した次第です。有り難いことだと思います。
 当初は、受付一人(+兼業していた家内)、看護婦二人でのスタートでした。いろいろ初めてのことが多くて、また、予想以上の来院があり、いっぱい、いっぱいで頑張っていたことを思い出します。半年ぐらいして、ようやく受け付けが二人体制に。現在受付5名、看護婦3+αとスタッフは3倍になりましたが、なんと来院してくれている子どもたちの数は、スタートしてから毎年ほぼ同じ数で推移しています。。当初がいかに大変で、患者さんたちにずいぶん迷惑もかけただろうな(待ち時間が長いとおしかりを受けたことを思い出します)と思うとともに、スタッフが増えた分だけの付加価値を、当院を信頼して来てくださってる方々に与えているだろうかと自問しているところです。気持ちを新たに、頑張っていきたいと思います。お気づきのことがあったら、遠慮なくおっしゃってください。今日は久しぶりにいい天気。外のちょっとひんやりした空気の中、今の時期には珍しい合歓の花が咲いているのを見つけました。
2009_1206_104706-CIMG0004_convert_20091206124209.jpg

先日の話

 12月3日夕方7時から高鍋町の保健医療懇話会に出席。子供から大人までの保健医療に関して、年1回行われる医療者と町の保健担当者との意見交換会です。予防接種でいえば、高校生のMR(麻疹、風疹)の摂取率が低いこと、1歳6ヶ月健診の際の調査で10時以降まで起きている子供たちの率および、昨年までは減ってきていたほ乳瓶、おしゃぶりを使用している率が増加傾向に転じたことが判明しました。大人では、胃がん、大腸がん、子宮がん、乳がん検診いずれも受診率が昨年より低下していることが問題になりました。検診率を上げるために、来年度は自己負担の見直し等が行われる予定です。小児科からは、Hibワクチンと、今月から来年初頭に認可される子宮頸がん予防ワクチンと子どもの肺炎球菌ワクチンに対する助成をお願いしてきました。財政の厳しい折、希望はかなうかな?
 その後、宮崎市の急病センターの当直へ。今回の特徴は、熱が出た、インフルエンザかどうかが心配という受診が大半だったこと。せっかく大変な思いをしてこられても、熱が出たばかりで検査もできずに明日の受診を促すという繰り返し。検査したのはわずかに二人。なかにはまだ熱はないけど周りではやっているからとか、インフルエンザと診断され、熱は下がっているけど、頭が痛いといっている、インフルエンザ脳症ではないかといった過剰な不安からの受診もあり、本当の意味での救急受診は、仮性クループの子どもと熱性けいれんで救急車で運ばれた二人ぐらいでしたが、ほとんど眠れない当直でした。今月はもう1回当直があります。その時までに新型インフルエンザが下火になっていてくれ、季節性インフルエンザも出ていなければいいなと思いながら、予防接種に励む12月になりそうです。

緊急連絡(新型インフルエンザワクチン)

*1歳から就学前の子どもたちの1回目は12月4日から開始できます(昨日までに申し込まれた方は全員接種できます)。予約がまだの方は、ご連絡ください。
(1) 小学校低学年(1~3年生)の1回目の新型インフルエンザの申し込みを受け付けます。接種開始は18日からになります。急ですが、12月9日までに申し込みをお願いいたします。翌日県の方に届けなければなりません。これ以後の申し込みは来年の接種になる可能性が大きくなりますのでご注意ください!
(2) 基礎疾患を有する方{1歳から高校生相当の年齢(平成3年4月2日以降に誕生)の方で12月3日以前に1回目のワクチン接種を受けた方}の2回目も予約を行っています。お急ぎください。

中間報告

 1)インフルエンザの推定患者数:年齢構成で最多は10~14歳、ついで5~9歳、15~19歳、0~4歳の順。宮崎でも中学校から小学校、園へと広がっている印象がありますがこのデータからもそれが伺えます。
 2)インフルエンザ脳症の患者数は7月以降、28都道府県で計132人。4ヶ月で季節性インフルエンザの場合の2倍以上という結果。大多数は15歳未満で、最も多かったのは7歳(22人)。1~3歳に多い季節性インフルエンザの脳症に比べて年齢が高い傾向。発熱から意識障害までの期間も発熱当日から翌日までが多く、早期に症状が出るようです。(感染研のデータから)
 3)季節性インフルエンザに比較すると、嘔吐、下痢を伴うケースが多い。
 3)迅速診断検査キットの陽性率が季節性に比べ低い(特に発熱当日)。
以上のことから、熱発して新型インフルエンザを心配した場合、水分補給をしっかりして、呼吸状態や意識障害がない場合には慌てて受診する必要はない(特に検査を希望される場合は、少なくとも半日くらいはおいて。※インフルエンザの診断に迅速検査は必須ではありません)。逆に熱発して「呼びかけへの反応が鈍い、普段と異なった意味不明のことを言うなどの症状がある場合は、脳症の恐れがあるので早急に受診」というスタンスを勧めます。